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やる気は見る力から [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 人はやる気になるために見る力が必要です。

 見る力は3つあり、①深く見る力、②広く見る力、③遠くを見る力、です。


 ここで言う深く見る力とは、今やっていること、今やろうとしていることに対しての見る力で、自分自身のこだわりが反映されます。

 興味があるとか、楽しいとか気持ちが反映される部分です。小さい子供たちの行動はこの力によるものが殆どかもしれません。

 「楽しいからやる」、「嫌だからやらない」という類のものです。大人になっても当然持っているもので、これがやる気の基本となると思います。


 2つ目の広く見る力は、「人の迷惑になるからやらない」、「人の為になるからやる」など、その場の状況や雰囲気を見る力です。

 空気を読む力?かもしれません。ここで、気をつけなければいけないことは、広く見る力による行動は「人に迷惑をかけると、自分が悪く見られるから(叱られるから)」とか、「人の為にやると、自分が良く思われるから(褒められるから)」ではないということです。

 あくまでも他人に気遣う気持ちが原動力です。


 3つ目の遠くを見る力ですが、これは一番難しいと思いますが一番大切な力です。

 今頑張っていることが先々何につながるのかが見えないでいると、行動に一貫性が無くフラフラした日々を送ることになります。行動にぶれが生じて目的を達成することが出来ません。

 いや、このケースでは目的そのものが無いのですから達成しようが無いかもしれません。

 ぶれない人は常に目的を持って行動します。楽しく過ごすという目的、人の為と言う目的、そして夢を実現しようという目的です。


 人は自分が実現したい夢を叶えて、なりたい自分になることが出来ると私は信じています。

 その為には、遠い遠い遠い先を見て、そこで叶えたい夢を実現するために今何をするのかを考えると良いでしょう。

 だからこそ、常に目的(なぜ)と理由(どうして)と考えることが大切だと思います。


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都立高校合格発表“言ってはいけない言葉” [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 都立高校合格発表の日。

 朝から合格の連絡が入っています。

 合否に関わらず受験生たちは、その結果を受け止めて前に進むことになります。

 受験は通過点であり、高校進学は未来の夢の実現のための手段です。

 結果はどうあれ、頑張ったことは本人の中に残りますし、精一杯やったことは本人の糧となり、これから訪れる困難に打ち勝てる力を与えてくれます。

 我々は、大原則である『進学する学校が、本人にとって一番いい学校』で有ることを忘れてはいけません。

 これは、他のことも同じです。

 『今、自分が置かれている場が、自分にとって一番いい場』なのです。

 そこで、学び、成長していくことで未来があります。

 我々は、合否が出た受験生に言えることは「これだけ頑張ったのだから、どこへ行っても(何が起きても)頑張れるよ」という子ではないでしょうか。

 後悔や言訳は成長の敵です。

 高校受験の結果で人生が決定するわけではありません。

 高校受験の結果で将来の幸せが遠のくわけではありません。

 この経験を活かせるかどうか大切です。

 発表後の子に言ってはいけない言葉は、

 「だから言ったじゃない」

 不合格だった子に「初めから○○高校にしとけばよかったんだよ」

 合格した子に「○○高校でも受かっていたね」


 もう一度確認します。

 結果を受け入れて前に進むことで人は成長します。

 100回の困難に立ち向かい、うまくいくのは1回も無いかもしれません。

 それでも挫けず前進することで、必ずうまくいく時が来ます。

 その、少しの喜びのために私たちは、今を精一杯生きているのです。

 『進学する学校が、本人にとって一番いい学校』なのです。


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成長は一生続く 其の1「小中学生は公式を覚えるな!」 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 数学や理科の公式は便利なもので、それを覚えて数字を当てはめると答えが出てしまう魔法のようなものです。

 従って、いつかとけてしまうかもしれません。

 魔法がとけると、いくら頑張っても、どんなに時間をかけで勉強をしても、数学や理科の点数が伸びなくなり成績が上がらなくなります。

 そして、どんどん解らなくなっていくのです。

 魔法がとけるまでの時間は人によって違います。

 小学生でとける人、中学生でとける人、高校生でとける人・・・受験前にとけると志望校合格に大きな打撃となります。

 中には、そのまま大人になってしまう人もいます。

 公式の魔法にかかったまま社会人になってしまうと、いくら頑張っても結果が出なかったり、出たとしても一時的だったりすることになります。

 「どうしてこんなに一生懸命にやっているのに、誰も認めてくれないんだ」と自暴自棄になるかもしれません。

 「上司のせいだ、会社に問題があるんだ、国が悪いんだ」と、自分に原因があることに気づかず、周りのせいにするかもしれません。


 たかが公式を覚えて問題を解いているだけで大げさだと思われるかもしれませんが、子供のころに身についたモノの考え方は簡単に変わりません。

 大人になっても公式を覚えてその場限りの正解を求める癖は治るものではありません。

 さらに、自分の子供に「公式を覚えればできる」と伝えてしまうと負の循環です。

 「公式を覚えていれば簡単にできる」と考えないでください。

 「公式を覚えなさい」と子供達に言わないでください。

 周りを見てください。

 成績トップの子が公式を覚えまくっていますか?

 公式を覚えて100点を取り続けられますか?


 覚えたものは必ず忘れるものです。

 忘れない一番のコツは、覚えないことです。


 「勉強ができる子は覚えていなくてもできるけど、できない子は覚えないとできない」としたら、覚えて解いている限り絶対に勉強はできるようになりません。

 勉強がこれからも続くようならば、決して公式を覚えて問題を解くことは避けなければなりません。

 その時だけできればよく、その先はどうなってもいいのなら、公式を覚えて丸を少し増やしてください。

 小中学生は、勉強ができるようになりたいのなら、公式を覚えないことです。


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ずっと遠くを見て(2)「すそ野を広げる」 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 中学2年生は、精神的に大人となっていく年代であり、勉強の意義や勉強をする理由、そして学ぶことの大切さと学び方を伝えていきます。

 問題の解決方法についても指導していくことで、全ての勉強以外の問題解決にも役立てるようになります。(大人になった時のことを考えています。いぶき学院は一生涯成長できる人間なってらいたいと考えているからです。)

 中学3年生では、高校入試の仕組みや自分に合った高校を選ぶことについて伝えます。

 ここでも決して「勉強しなさい」とは一切言いません。

 説明会や個人面談、授業や日々の会話の中で子供たちに寄り添っていきます。

 常に目的と理由を考える癖をつけ、その時に応じた目標を持たせているのです。

 そうすると、自分から目標をもって勉強をしていく子が増えていくことになります。

 それが結果、つまり最高成績と最高学力につながるのです。


 中1,2年生の時に、学校の試験で得点を取らせるための指導を目的としてしまうと、教わらないとできない子になってしまいます。

 考えることよりもテクニックや解法(公式)の暗記の学習となるからです。

 中学1,2年生の時に、学校の試験の出来不出来で褒めたり叱ったりしていると、どんな手段でもいいから得点を取ろうとする子になってしまいます。

 喜ばせることや叱られないことが、最大の目的となってしまい、その場の結果だけを意識するようになってしまいます。

 誰でも大人になって「子供の時の結果より、社会に出た時の結果が大切」であることに気付きます。

 どんなに学力が高くても、言われたことしかやれない(言われないとやらない)人がいると思います。

 それは彼らが悪いのではありません。

 むしろ一生懸命に生きてきた人、頑張って努力してきた人かもしれません。

 1つのことを知ることで、誰も解らないことを解き明かす人間、1つの学びから多くの事を創造できる人間になれれば良いのですが、結果を急ぐあまり考えるよりも暗記に頼るようになってしまうのです。


 ただ、親としては学校の試験の点数や成績が気になるのは当然の事であり、悪いと不安になるのも当たり前です。

 出来るならば、いつも満点で、オール5でいて欲しいと願うはずです。

 しかし、そうなったとしても、いつ成績が下がるのかと心配は尽きないでしょう。


 私は、遠い遠い先を見て、現在この時に大切なことは何かを見極めることであると思います。

 今の結果は将来の結果につながるとは限りません。

 今の結果に執着することが子供の可能性を奪うことにもなります。

 「結果に囚われず、褒めず、叱らず」を私はしていきたいです。

 目的を常に持つこと、
 目標を設定して、それを達成するためにどうしたらいいか考えて実行すること、
 実行した結果を受け入れて次にからどうすればいいか考えて、一歩前に出ることが出来る子を育てたいです。

 「どうして」と「なぜ」を意識して、そのことから新ししいことを想像できる力を育みたいです。

 今の結果を気にしすぎると、子供の可能性を奪ってしまうことになるかもしれません。

 遠い先を見て、今は結果よりも人間的なすそ野を広げること、すそ野が広がれば自ずと高く積み上がり、今までと違った景色が見られるはずです。



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ずっと遠くを見て(1) 「楽しくなければ塾ではない」 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 私は中学1,2年生については、学校の試験の得点や学校の成績(内申点)より、遠い先を見据えて基礎基本の理解を重視しています。

 なぜなら、大切なのは中学3年生の成績(内申点)と受験時の学力だからです。

 中学年3年生の成績が受験に関わり、入試本番の時の学力(得点力)で合否が決まります。

 いぶき学院の塾生は、中学3年時の成績が最高となるケースがほとんどで、塾生の平均偏差値も入試直前の中学3年生の12月か1月が、開塾以来最高になっています。


 最後は本人のやる気が大きなカギとなりますが、我々ができることは、やる気を出させる仕組みにより、やる気を出させるきっかけをつくることしかできません。


 中学1年生で、辛い勉強を継続していく、やる気のある子がどのくらいいるでしょうか?

 中学1年生は、楽しさの中で知らず知らずのうちに基礎基本を叩きこむようにしています。

 目の前の試験の得点を取ることではなく、中学3年生の最後に最高の仕上がりにするために、今後復習をしないで済むように、これからの学習につながる大切な内容を確実に植え付けるよう努めています。

 いぶき学院の授業は「楽しい」と言う子が多くいます。楽しい授業をすることで子供たちを授業に参加させ、自分で考える癖をつけたいからです。

 「楽しい」と子供たちが言うと、遊んでいるのではないかと良く誤解されますが、自分たちが授業に参加して、自分たちで授業をつくっていくので楽しいのです。

 苦しく辛い授業で、教え込み、それを覚える学習をいぶき学院は目指していません。

 楽しい授業で、自分で考え解決していく学習を目指しています。

 その単元の説明をして例題の解き方を教える授業や、問題をやらせて解説する授業、公式を教えてそれを使って解かせる授業、黒板に沢山板書をして説明する授業が、果たして学力がつく授業と言えるのでしょうか?

 究極の授業は「教えない授業」と考えており、それが出来れば子供たちは無限の学びが手に入れられるはずです。AIが自分で学び高めていくようにです。

 楽しくて、考える力がつく授業で一生涯成長できる子になってもらえるよう頑張ります。


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いい受験でした! [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 過去に、同じ学校を受けて合格した者と不合格となった者がいます。

 自己採点の結果ではその差は僅か1点です。

 1点差で合否が分かれてしまう。それが受験なのです。


 だから、最後まで諦めないこと、油断をしないことが大切であることは言うまでもありません。

 それは、受験が自分との戦いでありながら相手がいるからです。

 「わからない、どうしよう、もうだめだ」となっても、諦めずに次の1問、最後の1問までやり切ることで何が起こるか分かりません。

 「こんなにできなければ受からないだろう」と諦めず、最後までベストを尽くすことで幸運が舞い込むかもしれません。

 つまり、自分の得点が低くても相手がもっと低ければ合格できるからです。

 絶対に最後まで諦めないで、1問を大切にすることが受験で合格するためには大切なことなのです。


 話は変わりますが、1点差で合否が分かれた2人の良し悪しはあるのでしょうか?

 合格した人が良くて、不合格となった人がダメではありませんよね。

 実は、1点差で不合格となった塾生に合格発表のすぐ後に「お前にとって今回の受験はどうだった?」ときいたところ、

「いい受験でした!」

「やり切ったか?」
「やり切りました!」

 不合格して、「いい受験だった」と言えること、すごいですよね。

 今までにないほど勉強をして、成績を上げて偏差値を上げて挑んだ受験。

 結果の如何に関わらず、大きなものを手にしたような気がします。


「頑張った者にだけご褒美がもらえる。そのご褒美はこれからの人生にとって大切なもの。すでにこの数カ月で、こんなに人として成長したじゃないか」



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ベース際速すぎ [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 プロ野球福岡ソフトバンクホークス所属の周東佑京選手はとにかく速い。足の速さだけではなく盗塁の技術も高い。

 あくまでも私の意見ですが、特に目を引くのはベース際の速さです。

 次の塁(ベース)を盗む盗塁は、ボールが届きタッチされる前にベースにたどり着けばセーフとなり成功です。

 ポイントはベースにたどり着けばセーフというところです。

 ところが、周東選手はたどり着くという感じではなく、もっと先にベースがありそれに向けてスライディングをしているように見えるのです。だからベースにギリギリ届く、つまりベースにタッチする時にスピードが落ちず、むしろ一番速いスピードでタッチしているように見えます。


 ゴールはたどり着くものではなく、突き抜けるものということです。

 100点を目指す人は120点を目標にして、失敗しても100点という状況をつくる勉強をしたいものです。

 そして、志望校合格を目指す人は合格点を突き抜ける勉強をしたいものです。

 それは、確実に合格するためだけではなく、合格した後のためになるからです。

 たどり着けばいい、その場が何とかなればいい、答えが合っていればいい、合格できればいい、結果が良ければいい・・・に次は有りません。

 本当の勝負はゴールをした後にあると思います。


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未来に大きな絵を描く [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 夢とは何でしょう?私は「夢は必ず叶う」といつも言っています。しかし「せっかく夢が叶ったのに・・・」という夢は本当の夢ではないと思うのです。夢は叶うのに、叶ったのは夢ではないというのはつじつまが合いません。

 例えば「オリンピックに出たい」という夢を持ちその夢を叶えるべく日々努力をする。そして、オリンピック出場という夢が叶ったとします。夢が叶ってしまったのです。夢が叶うと人はどうなるのでしょう。そのオリンピックの試合はどうなるのでしょう。オリンピックが終わった後どうなるのでしょう。

 それを通過点と考えて、金メダルを目指す。終了後はその競技の普及のために働くとか、世界中の子供たちに夢を与える活動をするとか、その先にあるものが本当の夢ではないかと思うのです。

 プロスポーツ選手になれたとか、有名大学に合格したとか、一流企業に就職したというこことは夢ではありますが、本当の夢は先にあるのです。本当の夢が持てるなら、今の失敗や苦労はどうにでもなることです。先にある本当の夢を持てるなら、今の成功や楽しさが次につながります。一旦夢が叶った後が大変であるし大切なのです。夢が叶った時、人は本当の夢に向けてのスタートラインに立つのではないでしょうか。そのためにも、未来に大きな絵を描きたいですね。


「できる限り頑張る」と「やり遂げる」 その2 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

毎日の勉強でも、「できるだけ頑張ろう」、「進めるだけ進もう」では最後まで終わらなかったり、目標をクリアできなくなることがあります。

「今日はこれをやろう」、「今日はここまでやろう」と決めて、それを実現するためにどうしたらいいかを考えて実行することで、目標が達成できると思います。

「今日は頑張ったからここまででいいや」では目標は達成できません。

目標達成のためには、計画が必要です。そして計画を立てるには、必ず「目的」から入ります。そして「目標」を数字で決めます。それで計画が立てられるのです。

私の授業には目的があり、最終目標達成のため、1回1回目標があります。それをクリアできるように頑張るのではなく。絶対にクリアするのです。
しかし、結果が出ない事の方が多くあります。それは目標の設定やそのためのプロセスに問題があるときが多いです。ですから、今までの失敗を活かして、授業を組み立て直して次の授業に臨みます。
「できるだけ頑張ろう」と思ったことはありませんし、「仕方がない」と思ったことはありません。「必ず達成しよう」と思い、終わったことは「次に向けて具体的にどこを改善すればいいか」を考えます。

オリンピックの400mリレー
「できるだけ頑張ろう」、「ベストを尽くそう」に続く言葉は、「そしてメダルを取ろう」です。目標があります。だから問題がないのです。
問題なのは、目的がなく無計画で目標がない場合です。

子どもたちを見ていると、たくさんの可能性を秘めています。可能性の無い子は1人もいません。

しかし、目的意識を持っている子は殆どいません。ただ、勉強しているだけ。そして今日も「ここまでやったからいいや」と言って勉強を止めてしまうのです。本当にもったいないことです。

「夢は必ず叶う」ということを知れば、人生は変わります。そして、その子たちが将来の日本を明るくしてくれます。

我々の目的は、子供たちが「夢は必ず叶う」という気持ちを持てるようにすることです。これからも日々試行錯誤をして子供達と接していきます。


やっぱりスポーツは最高「リオオリンピック~卓球女子3位決定戦編~」 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

これも、感動した試合だった。私は大学時代卓球をやっていたので、バドミントンよりは多少は分かっているつもりである。1本1本の攻防、作戦や心理的なところが見えてきて試合の中に入り込んで応援していた。やはり卓球は格闘技であることを実感した。自分の強みをぶつけたり、相手の弱点を責めたり、それを巧みに織り交ぜ、裏をかき戦う。その中で、石川選手の大胆さには驚いた。あの場面でフォアにサービスを出すのかとか、驚くほど大胆なゲームは運び、そしてその中に見せる繊細なゲームプラン。彼女は凄く気持ちの強い人間であると感じたし、やはりそれだけ猛練習をしてきた自信があると感じられた。

伊藤選手の第4ゲームとても15歳と思えない堂々としたプレー。フォアのバックスイングの無いスマッシュ?には驚いた。彼は新しい卓球を創っていく人間である。

そして、最優秀選手は福原選手だ。結果は第1ゲームを落としはしたが、彼女のチームにおける存在価値は極めて高く、強い責任感と気遣い。伊藤選手が活躍できたのは彼女がいたからだ、伊藤選手の試合で、まるで祈るような拍手の応援が印象的だった。

チームワークの重要性を学んだ。


やっぱりスポーツは最高「リオオリンピック~バドミントン女子ダブルス編~ [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

私が一番感動したのは、バドミントン女子ダブルスかもしれない。3セット16対19で負けていたところから5ポイント連取で逆転金メダル。もうだめかと思うところで、これも最後まであきらめず、自分たちを信じて1本1本集中してポイントを積み重ねた。

相手のペアは試合巧者で試合運びが非常にうまいと感じた。私はバドミントンの専門家でも何でもないので、詳しいことはわからないが、スポーツ大好き人間として観戦していた上での感想である。間違いなく、高橋、松友ペアの方が強いと感じた。だから絶体絶命の状況でも、相手に惑わされず自分たちのバドミントンができれば勝てると確信していた。テレビの前で立ち上がり一人興奮して応援していた。

実力のある者が、自分を見失わずに戦えば必ず結果がついてくるものである。

「出来る限り頑張る」と「やり遂げる」 その1 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

「出来る限り頑張る」や「行けるところまで行く」は
「やり遂げる」や「やり抜く」、「最善を尽くす」とは違うと思います。

「できるだけ頑張る」には目標が無いかもしれませんが、
「やり遂げる」には明確な目標があるからです。

子供達を見ていると
「できるだけ頑張る」子が多くいるような気がします。

「できるだけ頑張る」子のほとんどは目標がなく、あったとしても「できるだけ頑張ったから仕方がない」で終わります。本気で目標を達成しようとしていたのかどうかわかりません。

目標を持って「できるだけ頑張った」子、「最善を尽くした」子は「仕方がない」とは言わないのではないかと思います。

「仕方がない」は良く言い訳を言うときに使う言葉です。別のもののせいにする時に使います。

言い訳をしない子は「悔いは無い」といいます。そして現実を受け入れます。

「仕方がない」と言う子は現実を受け入れず逃避します。

大切なのはうまくいかなかった後であることは言うまでも有りません。

ですから、「仕方がない」と逃げるのではなく、「悔いは無い」と前に進むことが重要だと思います。

9月1日にサッカー日本代表がUAEに1-2で負けました。私は審判がUAEに有利な笛を吹いていたと見えました。ビデオで見ても浅野選手のシュートはゴールラインを割っています。その他にも日本人選手に対するイエローカードの出し方やファールの取り方等、とても公平なジャッジとは思えません。それは、選手も監督も相手選手もわかっているようです。
しかし、日本サイドは「審判の判定は受け入れがたい。」と言ったり「AFCに抗議をする。」とは言っていますが、判定が覆らないことはわかっています。しかし、抗議をしないと今後も公平に戦えない可能性があるので妥当な考え判断だと思います。
そして、「結果を受け入れ修正して次に向けで準備をする。」と皆口々に言います。
「仕方がない」から忘れようとは誰も言いません。「悔いは無い」から受け入れようと皆言います。
これが日本代表になるような一流選手だと思います。

勉強でもスポーツでも「仕方がない」では自分は変わっていけません。

目標を決めてやり遂げる。その結果はどうあれ受け止めて次に進む。成功しても失敗しても人間は成長できると思います。


やっぱりスポーツは最高「リオオリンピック~女子レスリング編~」 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

女子レスリングは6階級中4階級で金メダルを取った。吉田選手は恥じることのない立派な銀メダルを獲得した。だれが何と言おうと彼女は凄い。スペシャルな人間であることは、今回の結果がどうあれ間違いのないことである。

さて、女子レスリングは初日の3階級で全て金メダル。しかも、最後の最後に逆転した金メダルである。こんな事があるんだと思った。「世界一練習をしているから負けない」と言っていた選手がいたが、それだけ自信があるということだ。その自信が、“最後まであきらめない”ことにつながり最後の1分での逆転勝ちに結びついたのだ。あきらめていたら、1つも金メダルは取れていなかったと思う。3人共、諦めない気持ちが夢を実現させたのだ。

どんな状況になっても最後まで諦めなければ夢は叶う事を教えてくれた。勿論その裏付けは、それまでの努力である。

やっぱりスポーツは最高「リオオリンピック~柔道編~」 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

日本柔道は金メダルを目標に全階級が戦っている。だから、銀メダルでは選手は喜ばない。したがって、勝ちにこだわる柔道をするのではないかと考える。しかし、日本柔道は勝ちにこだわらず、リードしていても責め抜き「一本」を取ること、圧倒して勝つことにこだわっているように見えた。外国人はリードすると残り時間を考えて、うまく指導を受けながらでも時間を使い勝利を目指す。男子100キロ超級の原沢久喜は結果として銀メダルとなってしまったが、強さを感じる選手だった。最後まで戦う姿勢を貫き相手を圧倒していた。今回の日本柔道は男子で全階級メダルを獲得するなど、日本柔道の強さを世界に認識できたと思う。そこには、金メダルにこだわるのではなく、柔道というスポーツの持つ本来の素晴らしさ、強い柔道とはどんなものかを目指した結果ではないか。結果にこだわり過ぎて、日本らしくない柔道をしていたら結果はついてこなかったのではないか。

結果にこだわるのではなく、今まで頑張ってきたものを出すことを重視し、自分を信じ戦い抜くことが最終的に結果に結びつく事を学んだ。

スポーツはルールの下に成り立ち、そのルールで勝ち負けが決定する。ルールをうまく利用して勝利をつかむ選手もいる。「勝ったものが強い」と言われるが、あくまでも勝つことは目標であり、本当に大切なモノはその先にあるのではないか。

今回の日本柔道は、東京オリンピックに向けて、その大切なモノを見せてくれたと思う。



活かす失敗 ≪結果と原因は別≫ [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

前にも書いたのですが・・・数学や算数の計算で「間違った式をすぐに消さない!」ことが大切です。
間違った式は消しゴムでリセットして初めからやり直す。でもまた間違う。そこでまた消して・・・。何度やっても間違うのは、間違った原因がわからないからです。

機械が故障したとき、故障の原因がわからないのに直すことはできません。数学も同じです。間違った理由がわからないから直せない。直せないということは学力もつかないことになるのです。

「失敗は忘れろ」、「失敗は気にするな」という話はよく聞きますが、失敗した理由、「どうして失敗したのか」を見極め、「どうすれば同じ失敗をしないで済むのか」を考えないで、「忘れる」や「気にしない」では折角失敗したのにもったいないとしか言いようがありません。

誰だって好きで失敗しているわけではありません。失敗してうれしい人は普通いないでしょう。ですから、嫌なできればしたくない失敗をしたのに、そこから何も学ばずに忘れ去ってしまっては何のための失敗なのかわかりません。失敗は成功のためにするのですから。

「失敗を忘れられない」、「失敗を忘れたい」と辛い思いをしている人がいます。「失敗を忘れられずに辛い」と思うことについてですが、失敗したという結果と失敗をした原因を切り離して考えると楽になるかもしれません。失敗したという結果は忘れるのではなく受け入れてしまえば良いかなと思います。

結果を受け入れるためには、その原因から学ばなければなりません。原因から逃げていては結果を受け入れることはできないと思うのです。

そしてもう一つ、失敗から学ぶためにはベストを尽くすことです。その時のその人にとってのベストを尽くすことです。そうすれば悔いはありませんし、ベストを尽くした結果から学ぶこともできると思います。

計算を間違う。消さないで原因を見つける。どうしたら間違わないか考える。もう一度やってみる。

計算や勉強だけでなく、どんなことも同じですね。

部活動と勉強の両立⑥ ~成長はバランスが大切・両立の可能性~ [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

※部活動と勉強の両立⑤ ~技術や学力だけでは幸せは訪れない~ の続き


子どもたちは年齢と共に、身体が成長する。それに伴い、学力と心(人間力)がバランスよく成長していくことが重要だ。バランスが取れないとどこかで歪が生まれてしまう。将来の幸せな人生を目指すためにバランスが大切だ。それを育むのが教育ではないだろうか。

心の成長は、
周りの人たちへの礼儀をつくすこと、人への感謝の気持ちを持つこと、仲間と協力することの大切さ(協調性)を知る事、努力の大切さを知る事、責任感を持つこと、自発性を持つこと、諦めない心を持つこと、目的意識を持つこと、向上心を持つこと、十分観察すること、分析をすること、決断力がある事、実行力があること、問題意識を常に持っていること、目的意識を持って行動すること、見極める力を持つこと、素直な気持ちを持っていること、自分を客観的に見る力を養うこと、そして強さと優しさを持つこと、組織としての行動を知る事、先輩と後輩のつながりの大切さを知る事、うそをつかないこと、言い訳をしないこと・・・

それらは部活動や学校行事、集団行動で多くのものを得られるのではないかと思う。学校だけではなく、家庭生活、お出かけ(旅行)、見学や遊びでも得られる。そして勉強からも得られる。

とにかく多くの経験を積むこと。色々な体験をすること。多くの価値観に出会うことが大切だ。
そして、それらから“何を感じるか”が重要である。同じ体験をしても、あまり学べない人もいるし、多くの事を学ぶ人もいる。
そのために「なぜ、どうして」と理由を考えること、「何のために」と目的を考えること、さらに、色々な視点から見たり考えたりすること。

部活動は、心の成長を得ることができるものである。だから両立できるかできないかではなく、両立できるようにやっていくのだ。

勉強も、部活動も、生徒会活動も、家族団らんも、友達たちとの遊びも、全部重要だ。

部活動と勉強は両立できるかではなく、“両立させる”のだから、両立できるはずだと思う。

「両立するには、辛い、苦しい」というならば、「両立が無理」と考えるなら、目標を下げるしかない。大会の成績目標や志望校を下げるしかない。その下げた目標で一生懸命にやる事だ。下げたくなければ弱音を吐かずにやるしかない。

“両立させる”工夫とは、いかに時間を作るかということ。
例えば、試合の移動時間。TV、ゲーム、インターネット、メールやライン、マンガ、そして一番の有効利用は、授業中に必死に学ぶこと。授業での集中力があれば、勉強にたくさんの時間は必要ない。学校や塾の授業で、先生の話を聞いて理解し、たくさん演習することだ。時間の有効活用ができれば、十分両立できるはずだ。


「部活動と勉強の両立」終了

あなたのことを本気で考えてくれている人 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

いろんな人を見ていて思うことがある。

まず、子供たち
そして、大人たち

利用されているのに気付かず、言いなりになり
本当に考えてくれている人、本当に心配している人をないがしろにしている

もう一度、
自分のことを本気で考えてくれている人を見つけましょう。
そして、その人のことを大切にしましょう。

「そんな人はいない」と思う人もいるかもしれませんが・・・必ずいます。

あなたのために、うるさいことを言う人が
あなたのために、何度も同じことを言う人が
あなたのために、怒ってくれる人が
あなたのために、笑ってくれる人が
あなたのために、泣いてくれる人が
あなたのために、話してくれる人が
あなたのために、話を聞いてくれる人が
あなたのために、黙っている人が
あなたのために、見守ってくれている人が

あなたをずっと見ている人
あなたをわかってくれている人
そんな人を見つけたら

「ありがとう」と感謝する

あなたは、これからも頑張れる
あなたは、またひとつ優しくなれる

あなたのことを本気で考えてくれている人が必ずいます

定期試験、5教科完全制覇! [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

6月上旬から7月上旬は、学校の定期考査(定期試験)の期間です。その試験でいぶき学院記録が生まれました。

某中学校に通う塾生が、中学校で5教科合計1位となりました。英語、数学、国語、理科、社会の5教科全て1位を達成!しました。(過去の記録を調べても5教科全教科1位と明確には記録が残っていませんので、新記録としたいと思います。)

あとは、自分との闘いです。どこまで学力を上げられるか勝負です。

この子の5教科の合計得点は「479点」でした。平均95.8点です。しかし、合計得点のいぶき学院記録には及びません。過去の塾生のトップは、M.Sさんの「492点」、第2位は、A.I君の「480点」です。2人とも3教科ほど100点を取っています。この2人も5教科1位だったかもしれませんが、はっきりしません。この5教科合計得点記録は、中学3年生としての記録です。比較的平均点の高い中1の最初のテストではありません。

さて、「480点」を記録したA.I君ですが、彼は勉強嫌いで、いぶき学院の授業と宿題くらいしかやっていなかったらしいです。もちろん、学校の課題や提出物も出さず・・・。当然、学校の評点に「5」が並ぶと思っていたのですが「4」止まり。偏差値も70前後あったのに、これでは都立上位も厳しくなります。上位は「オール5」の子達が集まるからです。学校の成績は、提出物が重要であることは言うまでも有りません。彼はわかっていて、それをしなかった大物です。後に彼は私立高校へ入学し、生徒会長になりました。それでも勉強嫌いは続いていたようです。

「492点」の彼女は都立上位高に推薦で合格。高校でもトップクラスの成績を継続しました。数学力も有りましたが、語学力はかなりのものでした。得意分野を活かして社会で活躍して欲しいと願っています。

他にも平均95点を超えた塾生が何人かいましたが、高得点を取ったという事実から得られる自信と、学力をどのよう人間力につなげていくかではないかと思います。このような学力のある者たち、また学力以外でも「キラッ」と光るもの誰でも持っているのです。我々もそうですが、中学校、高校、大学、そして家族や地域が、それぞれの個性をどのように育てていけるかが問われていると思います。

地域が1つとなって子供たちの幸せと将来の活躍を願い育てていくことが、日本を良くしていくことだと思います。

部活動と勉強の両立⑤ ~技術や学力だけでは幸せは訪れない~ [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

※部活動と勉強の両立④ ~指導者に課せられたもう一つの役割~ の続き


指導者は、技術だけ教えるわけではない。心の教育が必ずそれに伴うはずだ。それができなければ、優勝しっぱなしではないだろうか。優勝してその後子供たちはどうなってしまうのだろうか、心の教育がされていない部活動だけ一生懸命にやってきた子たちは、この先どのように生きていくのだろうか。

プロスポーツ選手もそうだ。そのスポーツを20年30年とやってきて、引退や解雇。そのごの生活はどうなるのだろうか。

学習塾も同様だ、勉強させてテクニックや合格の極意を身に付けさせて、合格!でも入学した後、どれだけの子供たちが止めずに頑張っていけるのだろうか。不釣り合いな学校や合わない学校へ、ただ有名校と言うだけで入学してダメになってしまっては身もふたもない。

かなり前の事だが、東大生が講師を希望して応募してきたが、不採用とした。理由は簡単である。勉強はできるが子供たちを育てることはできないと思ったからだ。医学部の学生だったので、今頃医師になっているかもしれないが、学力と心のバランスが取れていないと判断した。

「我々は勉強だけできればいい」という考えは捨てなければいけない。学力と共に人間力を高めていく指導をしていかねば、子供たちの幸せはないと私は考えている。

ある意味、いぶき学院は勉強部という部活動であり、私はその顧問であり監督だと思う。志望校合格という目標に向けて指導する。成績が上がるほど、学力が伸びるほど、大切になってくるのはそれに伴う人間的成長だ。

ただ頭が良いだけで、人としての基本行動ができていなければ、社会に出てから人のために働けない。多くの人に「ありがとう」と言われ、社会の役に立つ人間になれない。人は他人の役に立つことで、自分自身の存在価値を見出す。人は苦しい時に助けられ、人のありがたみを知り感謝する。だから人のために自分も頑張れる。

嘘つきと成長 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

嘘も方便という諺もある通り、嘘も時と場合によっては良かったりするものです。
しかし、嘘はやっぱりいけないと思う。

なぜ、嘘をつくことはいけないのでしょうか。

「他人を傷つける」
「信頼を失う」
羊飼いの少年のように「信用されなくなる」
と、色々あるとは思いますが・・・、

私は、嘘をつくことが悪いことということではなく
嘘をつかないように普段から行動すること、
嘘をつく必要が無いような生き方が、自己成長に繋がると考えています。

嘘をつきたくなる、嘘をついてしまうのは、
嘘をつかなければいられない事情があるからです。
ですから、嘘をつかないで済むように生活していれば、
必然的に嘘をつかなくなるのです。

嘘をつく必要が無い生き方は、自分に誠実に生きることで、やましいことが無い生き方です。
法に違反すること、人に迷惑がかかること、他人に嫌な思いをさせることをしない生き方ができれば、嘘をつく必要はありません。

嘘をつくことは、相手は騙せても自分を騙すことはできません。
嘘をつき続けると、嘘とわかっている自分の感覚を麻痺させて、
嘘をつかないと生きていけないようになってしまいます。

だから、嘘は絶対についてはいけないのです。

嘘をつかないようにするのではなく、
嘘をつかないで済む生き方をしてみませんか。


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