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都立高校受験 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 今年度の都立高校入試が終了(※)ました。

 2/17に土曜特講と授業で約6時間、2/18に理科社会特講を約9時間30分、2/19に入試前最後の授業を2時間行い、本番の2/21に向かいました。

 授業時間が3日間で20時間ですが、加えて宿題がありましたから、受験生たちの勉強量はかなりのものだったはずです。

 それでも、誰もいや顔一つせず、欠席もなく全員がやり遂げました。

 直前に集中的に勉強しても学力が付くわけではありませんが、得点力は上がります。

 今まで、練習とトレーニングを積んできた選手たちは、最後に試合に臨み勝利を手にするために、作戦を練り上げる必要があります。

 それが直前の学習です。

 試験の受け方、心構え、そしてこれだけやったと言う自信。

 「自信は努力から」

 自分を信じて試験を受けて欲しいと思いました。


 受験生は、いつもながら最後の1か月驚くほど成長します。

 周りの友達たちが、私立推薦合格、都立推薦合格、私立一般合格と進学校が次々と決定していき、最後に都立一般入試組が残ります。

 焦りと不安をたくさん抱え、合格への希望と願いを胸に勉強をしてきたはずです。

 15歳の人間にとって、それは大きな試練となりました。

 それを乗り切った塾生たちは、驚くほど成長していました。

 おそらく殆どの塾生は、本番の入試の得点が今までの模擬テストを凌駕しているはずです。

 成長したのは学力だけではありません。

 人として成長が見られます。


 いぶき学院は、一生涯成長できる人間の育成を目指していますが、まず志望校合格を通して一生懸命に勉強することで成長します。

 都立の一般入試は、高校入試の実質最後の入試となりますからプレッシャーがあります。

 しかし、その反面それを合否関係なく、「誰が何と言おうと私は頑張った」と乗り越えたならば、その何倍もの「人間的成長」と言うご褒美がもらえます。

 今年も素晴らしい塾生に巡り合え、指導できたことを嬉しく思います。

 彼らは私たちの誇りです。

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誰のために頑張るのか [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 小中高生は、誰のために頑張っているのでしょうか?

 お母さんのためですか、お父さんのためですか、家族のためですか。

 もし親のために頑張っているとしても、ほとんどの親は自分のために頑張る事を望んでいないと思います。

 子が自分のために頑張ることで、幸せになることを望んでいると思います。

 子が自分のために頑張ることは、親にとって嬉しいことですよね。

 誰かのために頑張ると、「私はあなたのために、こんなにも頑張っているのに・・・」という気持ちが生まれることがあります。

 例えば、親が子のために「頑張っているのに、本人は全然勉強をしない」とか、誰かの為に「頑張っても何もしてくれない」とか、「あなたの為に頑張っているのに、私のことを分ってくれない」という気持ちです。

 誰かの為に頑張ると、実際には色々と手助けをしてもらっているにも関わらず、頑張っている自分を分かってもらいたい、という気持ちが大きくなるため、「何もやってくれない。分ってくれない」となるのです。

 従って、そこには相手に対する感謝の気持ちは生まれません。

 しかし、自分の為に頑張ると相手の少しの手助けに対して、大きな感謝の気持ちが生まれるものです。

 人は自分のために頑張ることで、他人への感謝の気持ちが生まれ、他人を幸せにする事が出来ると思います。自分の為に頑張ると相手も嬉しい。

 自分の為に頑張ると感謝の気持ちが湧いてきて、自分も嬉しくなります。

 受験の合格も自分の為に頑張ったら、みんなが喜んでくれたはずです。

 そして、「お母さん、お父さん、ありがとう!」となるのです。

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地元の個人塾として27年 [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 1997年2月4日に誕生した、いぶき学院は27周年を迎えることができました。

 最初は10坪の部屋を借り、塾生2名からスタート。

 学習塾としてやっていけるまでに3年かかり、それ以後も・・・、このブログは本音のブログですが、それでも書けないようなこと(後で書きたいとは思っています)が続き、小さな喜びが支えとなり今日に至っています。

 だからこそ、子供たちに喜びの有る人生を送ってもらいたいと願います。


 本当に苦しい時には自分を信じるしかないこと、未来を信じ精一杯やることしかできないことを学びました。

 そして、本当に辛い時に支えになるのは、仲間であると思います。

 そのために一番大切なことは、学歴でも、お金でもありません。

 だからこそ、子供たちに人間力をつけさせたい。

 一生涯成長できる人間になってもらいたいと願っています。


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入試で緊張してしまう② [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 入試前にやるべきことは・・・

 ●生活のリズムは普段通りに
 生活のリズムを今までと変えることは、「もうすぐ本番だ」と言う意識を高め、緊張をあおります。
 学校に普通に通い、同じリズムで授業も受けることです。
 勿論、受験校が別の地域とか、体調が悪いとか、感染症が流行っているなどの理由ならば別だと思います。

 ●本番数週間前に慌てて勉強をしない
緊張をあおることを避けるために、受験に必要のない教科の授業でも受けて、授業中も一生懸命にやることです。
 入試の出題範囲は3年間学習だったりします。
 その範囲の学習を慌ててやったとして、それでどれだけ得点力が付くでしょうか。
 そこで、解らないところが見つかって出来るようになること、たまたまやったところが出題されるということはありますが、一番大切なのは今の実力を維持して発揮することです。
 実力を発揮できた上で、たまたま出題されて出来れば最高ですが、まずは出来る問題を解けることが大切です。
 私の経験上、過剰な体調管理や、試験前に慌てること、入試に関係がないことをやらなくなる子は、良い結果につながらないこと多いと感じています。
 某都立から、北海道の国立大H大学に合格した塾生は、入試前にいつものようにゲームをしていたと言っていました。
 これはリラックスし過ぎかもしれませんが、実力を発揮できたから合格したはずです。

 ●勉強は何をやるか
 自学自習ならば、新しい問題はやらない方が良いでしょう。
 新しい問題集を買い求めて解き始めることは絶対にやってはいけません。
 やった問題が解ければよいのですが、解けない問題があり、わからないと不安になるからです。
 どうしても、わからない問題があったら誰かに教わってクリアすることで不安を拭い去ってください。
 従って、今までやった問題を解き直すことがお勧めです。
 やったことがある問題だから、時間をかけずに多く解くことが出来るからです。
 例えば過去問ですかね。

 ●確実に解く練習
 入試では出来ない問題は出来ません。
 本番で、出来ない問題に時間をかけることは避けなければなりません。
 もし、出来ない問題を解かないと合格できないとしたら、厳しいですが今から志望校を変更すべきです。
 出来る問題を確実にゲットすること、そして出来ない問題を、勇気をもってやらないことで合格点が取れるはずです。
 難易度の高い問題は実力をつけますが、本番ではそれが出来たから合格できるわけではありません。
 合格点を取った人が合格できるのです。
 例えば、数学の過去問で絶対に出来る問題だけ、絶対に間違えないで特練習をすると良いでしょう。
 その上で、難易度の高い問題にも目標点に合わせて取り組むことでする


 とは言え、いぶき学院でも今までのリズム通りではなく、受験生への指導日と時間が多くなり、直前まで勉強させるのです。

 それは、緊張を高めないように我々が見守り、出来る問題を出来るようにすること、実力を発揮できるようにしたいからです。

 そして、「直前にやったことが出た!」も狙っているからです。

 書いていることと、やっていることが違うかもしれませんが、塾生の様子(心情)を考えて動いていきたいです。


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