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「やればできる」はやれない子? [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 自分で「やればできる」と言う子がいます。

 では、どうしてやらないのでしょうか?

 やらない理由の1つとして考えられるのは、やって結果が伴わないことを恐れているケースがあります。

 頑張ったのに上手くいかなかった場合、「やればできる」と言っていた自分を否定することになるからです。

 頑張ってダメだった自分を受け入れることが出来ないのです。だから、やらないのです。


 このような子は、言い訳が多く、出来ない理由を作る傾向があります。

 「もっと出来ない子がいる」、「平均点は超えている」とか、教科に限定して「数学は平均より上」と言うこともあります。

 やっていないのに「理科は苦手だから」、「暗記は苦手だから」と言う時もあります。
先生や親のせいにすることもあります。

 勉強だけではありません。

 友達関係でも、嫌われそうになると嫌われることが怖いので、自分から嫌う形をとることもあります。

 臆病で何事からも逃げてしまいます。

 それを察せられるのが怖いので、表面上は元気に振舞うかもしれません。


 この場合の対処法として次のようなことが考えられます。
 ① 結果で叱ったり褒めたりすることをしない。
 ② 頑張ったことを認めてあげる。
 ③ 目的を考えさせ、表面上の結果は価値のないものであることを認識させる。
 ④ 諦めないことの大切さを考えさせる。
 ⑤ 学校行事や部活動など集団行動で、頑張る経験をさせる。


 いずれにせよ、全力で取り組めない、挑戦しない人生にならないように、周りの関わり方が重要になると思います。



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