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メモ魔になろう! [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 忘れられないことってありますよね。

 1度きり、1瞬のことであったとしても脳裏に焼き付いている光景や言葉はありませんか?

 私はいくつもあります。

 勉強は覚えようと思っていても忘れてしまうのに、覚えようと思っていないのに忘れないことがあるのです。


 私は学者ではありませんから、人間の記憶のしくみとして説明はできませんが、学力が伸び悩む子供たちを見ていて気付くことがあります。

 それは、ノートを見て問題を解く、例題をみてその通りにやる、教えてもらいその通りにやる、授業中は写すことを大切にしている・・・

 学びが全く頭に残っていないので、常に何かに頼って目の前の問題を解いているだけです。


 スマホを持っていると、つい写真を撮ってしまい目の前の素晴らしい風景を脳裏にその場で焼き付けず、あとで写真を見て「そう言えばこんなところに行ったよなぁ」と感慨にふけてしまいます。

 その時の感動をよみがえらせる写真ではなく、その時の記録を残す写真となっていることが多くなったと思います。


 メモを取ると忘れてしまい、メモを見ないと思い出せず決して身に付きません。

 ただ、その時の一瞬のひらめきや、大切だと思ったことを忘れないように、メモを取ることは良いと思います。

 それは、メモが学ぶ(自分を高める)ための手段となるからです。

 そして、メモをチラ見して覚えたり、メモを基に原稿を起こしたりすることで頭に刻み込まれると思います。

 ただ単に、問題を解くための手順をメモしておいて、それを見てその通りに解くこととは異なります。

 気が付いたことはメモを取り、それをもう一度見てまとめ直すことは人間成長につながります。


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学習塾の講師の学び

 学習塾は一般の企業の就業時間と4時間から5時間ずれています。

 一般の企業が9時~17時勤務なら、学習塾は13時~21時とか14時~22時となるわけです。

その反面、午前中が空いているので、そこを利用して会議や研修などを行うことが出来ました。

 私も午前中を利用して、多くの研修会に参加したり、私立学校の説明会に参加したり、区立小中学校の学校解放時に出かけたりしていました。

 今も、学習塾団体の会議は午前中に多くあります。

 学習塾は午前中をうまく利用して成り立っていたとも言えるでしょう。

 学習塾の授業は夕方からなので、授業前は時間が空いているのではないかと、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、授業以外の仕事が多くあります。

 もちろん、授業に関して準備やテスト作成と採点、講習等の案内の作成、保護者会や個人面談のご案内と準備から実施。

 個人面談は50人を1人で行うと40時間程度かかります。

 なんといっても時間がかかるのは、個別指導の時間割作成。

 その他、教材やテストの発注と実施、通信の作成、家庭との連絡、当塾のような個人塾ですと、経理も自分でやることになります。

 それらを、職員に分担したとしても授業前に行うことは山積です。

 そこで、午前中を有効活用することでゆとりが生まれるのです。

 ところが、働き方改革!

 私は経営者ですので、午前中に会議や研修、そして面談も行いますが、職員には「午前中から出てきて働け!」と言うわけにはいきません。

 代休を与えるとかが出来ればいいのですが、そのために授業を休ませるわけにもいきません。

 そうなると、就業時間中に研修を行うことになります。

 それが正しいのですが、14時から研修を2時間行うと16時となり、17時からの授業準備が充分に出来ないかもしれません。

 研修を1時間としても、空き時間は2時間です。

 その2時間で、授業準備と日々の業務をこなすことはほぼ不可能です。

 職員に任せることには限りがあり、その他の業務は私がやるしかないというのが現状です。

 午前中を使えないと講師の学びが不足していくと危惧しています。

 そして、中小個人塾の塾長は益々大変になるのです。

 働き方改革で仕事が増えてしまうのです。(愚痴になってしまい申し訳ありません)

 学習塾の講師(職員)の学びを確保してけるようにしたいです。

 なぜなら、子供たちの人間的成長を我々は担っているからです。

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やる気があるが結果に結びつかない [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 「学習時間に比例して結果が出るのは英語」、「時間をかけて勉強しても結果に結びつかないのが数学」かもしれませんが、どちらも基礎基本を大切にして、覚えるところは覚えます。

 しかし、やり方は覚えてはいけません。

 やり方はその都度自分で考えていくもので、自分で考えて試行錯誤するからこそ身に付きます。

 どうしてそうなるのかが分からなければ、いくら時間をかけても身に付かないからです。

 やり方を全て覚える勉強は、苦しいだけで伸びは止まります。

 わかる喜びがあると、それがやる気に結びつき、学力の伸びにつながります。

 理解した上で、繰り返しトレーニングを積むことだと思います。

 特に英語は読み書きを繰り返すことです。

 数学を指導していて中1,2年生の塾生で、良い方向に向かっている子が何人もいます。

 多いパターンは、今まで答えを出そうという意識が強く、やり方を覚えて解こうとして伸びなかったが、「わかった!」と言う経験をすることで、やり方を覚えて解いていないことに気づき変わっていきます。

 そうすると楽しくなってきて、やる気が出ています。英語も「わかった」となれば、後は数学より時間をかけて繰り返し勉強をすることです。

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