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活かす失敗 ≪結果と原因は別≫ [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

前にも書いたのですが・・・数学や算数の計算で「間違った式をすぐに消さない!」ことが大切です。
間違った式は消しゴムでリセットして初めからやり直す。でもまた間違う。そこでまた消して・・・。何度やっても間違うのは、間違った原因がわからないからです。

機械が故障したとき、故障の原因がわからないのに直すことはできません。数学も同じです。間違った理由がわからないから直せない。直せないということは学力もつかないことになるのです。

「失敗は忘れろ」、「失敗は気にするな」という話はよく聞きますが、失敗した理由、「どうして失敗したのか」を見極め、「どうすれば同じ失敗をしないで済むのか」を考えないで、「忘れる」や「気にしない」では折角失敗したのにもったいないとしか言いようがありません。

誰だって好きで失敗しているわけではありません。失敗してうれしい人は普通いないでしょう。ですから、嫌なできればしたくない失敗をしたのに、そこから何も学ばずに忘れ去ってしまっては何のための失敗なのかわかりません。失敗は成功のためにするのですから。

「失敗を忘れられない」、「失敗を忘れたい」と辛い思いをしている人がいます。「失敗を忘れられずに辛い」と思うことについてですが、失敗したという結果と失敗をした原因を切り離して考えると楽になるかもしれません。失敗したという結果は忘れるのではなく受け入れてしまえば良いかなと思います。

結果を受け入れるためには、その原因から学ばなければなりません。原因から逃げていては結果を受け入れることはできないと思うのです。

そしてもう一つ、失敗から学ぶためにはベストを尽くすことです。その時のその人にとってのベストを尽くすことです。そうすれば悔いはありませんし、ベストを尽くした結果から学ぶこともできると思います。

計算を間違う。消さないで原因を見つける。どうしたら間違わないか考える。もう一度やってみる。

計算や勉強だけでなく、どんなことも同じですね。

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