やる気があるが結果に結びつかない [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
「学習時間に比例して結果が出るのは英語」、「時間をかけて勉強しても結果に結びつかないのが数学」かもしれませんが、どちらも基礎基本を大切にして、覚えるところは覚えます。
しかし、やり方は覚えてはいけません。
やり方はその都度自分で考えていくもので、自分で考えて試行錯誤するからこそ身に付きます。
どうしてそうなるのかが分からなければ、いくら時間をかけても身に付かないからです。
やり方を全て覚える勉強は、苦しいだけで伸びは止まります。
わかる喜びがあると、それがやる気に結びつき、学力の伸びにつながります。
理解した上で、繰り返しトレーニングを積むことだと思います。
特に英語は読み書きを繰り返すことです。
数学を指導していて中1,2年生の塾生で、良い方向に向かっている子が何人もいます。
多いパターンは、今まで答えを出そうという意識が強く、やり方を覚えて解こうとして伸びなかったが、「わかった!」と言う経験をすることで、やり方を覚えて解いていないことに気づき変わっていきます。
そうすると楽しくなってきて、やる気が出ています。英語も「わかった」となれば、後は数学より時間をかけて繰り返し勉強をすることです。
しかし、やり方は覚えてはいけません。
やり方はその都度自分で考えていくもので、自分で考えて試行錯誤するからこそ身に付きます。
どうしてそうなるのかが分からなければ、いくら時間をかけても身に付かないからです。
やり方を全て覚える勉強は、苦しいだけで伸びは止まります。
わかる喜びがあると、それがやる気に結びつき、学力の伸びにつながります。
理解した上で、繰り返しトレーニングを積むことだと思います。
特に英語は読み書きを繰り返すことです。
数学を指導していて中1,2年生の塾生で、良い方向に向かっている子が何人もいます。
多いパターンは、今まで答えを出そうという意識が強く、やり方を覚えて解こうとして伸びなかったが、「わかった!」と言う経験をすることで、やり方を覚えて解いていないことに気づき変わっていきます。
そうすると楽しくなってきて、やる気が出ています。英語も「わかった」となれば、後は数学より時間をかけて繰り返し勉強をすることです。
2024-04-05 01:00
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家庭学習をしない。やらせるとやらされている感が強い [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
これは保護者様の共通の悩みで有り、親としては、勉強をしている姿を見ていないと不安になりますよね。
ただ、四六時中勉強をすることは無理ですから、やることを決めてやれれば良いと思います。
家庭学習をしない理由は、大きく分けて2つかと思われます。1つ目は何をやったらいいかわからない。
2つ目はやる気がない。
1つ目の何をやたら良いかわからないについてですが、定期テスト前に問題集の課題を学校が出しますので、学校の授業の復習として進めることはできます。
課題を提出するための勉強は試験勉強ではありませんから、普段からやっておきたいところです。英語の教科書の予習はしたいですね。
単語と熟語の学習と、和訳が出来ると良いでしょう。
理科社会は復習で構わないので、別にノートを用意してノートまとめをすると良いでしょう。
2つ目のやる気がないは困りものです。
宿題を出しても、やる気のない子はただやるだけとなってしまい、意味の無い宿題となります。
やる気を出すきっかけは、目標を持つこと。
そして、達成感を味合うことだと思います。
達成できなかったとしても、頑張ったことを認めてあげると良いでしょう。
「がんばったね」の一言かけてください。
ご褒美や罰でやらせるのは、外発的動機であり、本当のやる気ではありませんから長続きしません。
ただ、四六時中勉強をすることは無理ですから、やることを決めてやれれば良いと思います。
家庭学習をしない理由は、大きく分けて2つかと思われます。1つ目は何をやったらいいかわからない。
2つ目はやる気がない。
1つ目の何をやたら良いかわからないについてですが、定期テスト前に問題集の課題を学校が出しますので、学校の授業の復習として進めることはできます。
課題を提出するための勉強は試験勉強ではありませんから、普段からやっておきたいところです。英語の教科書の予習はしたいですね。
単語と熟語の学習と、和訳が出来ると良いでしょう。
理科社会は復習で構わないので、別にノートを用意してノートまとめをすると良いでしょう。
2つ目のやる気がないは困りものです。
宿題を出しても、やる気のない子はただやるだけとなってしまい、意味の無い宿題となります。
やる気を出すきっかけは、目標を持つこと。
そして、達成感を味合うことだと思います。
達成できなかったとしても、頑張ったことを認めてあげると良いでしょう。
「がんばったね」の一言かけてください。
ご褒美や罰でやらせるのは、外発的動機であり、本当のやる気ではありませんから長続きしません。
2024-03-29 01:00
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入試で緊張してしまう② [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
入試前にやるべきことは・・・
●生活のリズムは普段通りに
生活のリズムを今までと変えることは、「もうすぐ本番だ」と言う意識を高め、緊張をあおります。
学校に普通に通い、同じリズムで授業も受けることです。
勿論、受験校が別の地域とか、体調が悪いとか、感染症が流行っているなどの理由ならば別だと思います。
●本番数週間前に慌てて勉強をしない
緊張をあおることを避けるために、受験に必要のない教科の授業でも受けて、授業中も一生懸命にやることです。
入試の出題範囲は3年間学習だったりします。
その範囲の学習を慌ててやったとして、それでどれだけ得点力が付くでしょうか。
そこで、解らないところが見つかって出来るようになること、たまたまやったところが出題されるということはありますが、一番大切なのは今の実力を維持して発揮することです。
実力を発揮できた上で、たまたま出題されて出来れば最高ですが、まずは出来る問題を解けることが大切です。
私の経験上、過剰な体調管理や、試験前に慌てること、入試に関係がないことをやらなくなる子は、良い結果につながらないこと多いと感じています。
某都立から、北海道の国立大H大学に合格した塾生は、入試前にいつものようにゲームをしていたと言っていました。
これはリラックスし過ぎかもしれませんが、実力を発揮できたから合格したはずです。
●勉強は何をやるか
自学自習ならば、新しい問題はやらない方が良いでしょう。
新しい問題集を買い求めて解き始めることは絶対にやってはいけません。
やった問題が解ければよいのですが、解けない問題があり、わからないと不安になるからです。
どうしても、わからない問題があったら誰かに教わってクリアすることで不安を拭い去ってください。
従って、今までやった問題を解き直すことがお勧めです。
やったことがある問題だから、時間をかけずに多く解くことが出来るからです。
例えば過去問ですかね。
●確実に解く練習
入試では出来ない問題は出来ません。
本番で、出来ない問題に時間をかけることは避けなければなりません。
もし、出来ない問題を解かないと合格できないとしたら、厳しいですが今から志望校を変更すべきです。
出来る問題を確実にゲットすること、そして出来ない問題を、勇気をもってやらないことで合格点が取れるはずです。
難易度の高い問題は実力をつけますが、本番ではそれが出来たから合格できるわけではありません。
合格点を取った人が合格できるのです。
例えば、数学の過去問で絶対に出来る問題だけ、絶対に間違えないで特練習をすると良いでしょう。
その上で、難易度の高い問題にも目標点に合わせて取り組むことでする
とは言え、いぶき学院でも今までのリズム通りではなく、受験生への指導日と時間が多くなり、直前まで勉強させるのです。
それは、緊張を高めないように我々が見守り、出来る問題を出来るようにすること、実力を発揮できるようにしたいからです。
そして、「直前にやったことが出た!」も狙っているからです。
書いていることと、やっていることが違うかもしれませんが、塾生の様子(心情)を考えて動いていきたいです。
●生活のリズムは普段通りに
生活のリズムを今までと変えることは、「もうすぐ本番だ」と言う意識を高め、緊張をあおります。
学校に普通に通い、同じリズムで授業も受けることです。
勿論、受験校が別の地域とか、体調が悪いとか、感染症が流行っているなどの理由ならば別だと思います。
●本番数週間前に慌てて勉強をしない
緊張をあおることを避けるために、受験に必要のない教科の授業でも受けて、授業中も一生懸命にやることです。
入試の出題範囲は3年間学習だったりします。
その範囲の学習を慌ててやったとして、それでどれだけ得点力が付くでしょうか。
そこで、解らないところが見つかって出来るようになること、たまたまやったところが出題されるということはありますが、一番大切なのは今の実力を維持して発揮することです。
実力を発揮できた上で、たまたま出題されて出来れば最高ですが、まずは出来る問題を解けることが大切です。
私の経験上、過剰な体調管理や、試験前に慌てること、入試に関係がないことをやらなくなる子は、良い結果につながらないこと多いと感じています。
某都立から、北海道の国立大H大学に合格した塾生は、入試前にいつものようにゲームをしていたと言っていました。
これはリラックスし過ぎかもしれませんが、実力を発揮できたから合格したはずです。
●勉強は何をやるか
自学自習ならば、新しい問題はやらない方が良いでしょう。
新しい問題集を買い求めて解き始めることは絶対にやってはいけません。
やった問題が解ければよいのですが、解けない問題があり、わからないと不安になるからです。
どうしても、わからない問題があったら誰かに教わってクリアすることで不安を拭い去ってください。
従って、今までやった問題を解き直すことがお勧めです。
やったことがある問題だから、時間をかけずに多く解くことが出来るからです。
例えば過去問ですかね。
●確実に解く練習
入試では出来ない問題は出来ません。
本番で、出来ない問題に時間をかけることは避けなければなりません。
もし、出来ない問題を解かないと合格できないとしたら、厳しいですが今から志望校を変更すべきです。
出来る問題を確実にゲットすること、そして出来ない問題を、勇気をもってやらないことで合格点が取れるはずです。
難易度の高い問題は実力をつけますが、本番ではそれが出来たから合格できるわけではありません。
合格点を取った人が合格できるのです。
例えば、数学の過去問で絶対に出来る問題だけ、絶対に間違えないで特練習をすると良いでしょう。
その上で、難易度の高い問題にも目標点に合わせて取り組むことでする
とは言え、いぶき学院でも今までのリズム通りではなく、受験生への指導日と時間が多くなり、直前まで勉強させるのです。
それは、緊張を高めないように我々が見守り、出来る問題を出来るようにすること、実力を発揮できるようにしたいからです。
そして、「直前にやったことが出た!」も狙っているからです。
書いていることと、やっていることが違うかもしれませんが、塾生の様子(心情)を考えて動いていきたいです。
2024-02-02 03:31
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「わからなくなると、ノートをめくり前を見る」は赤信号! [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
学力が伸びない子にはいくつかの特徴があります。
「わからなくなると、ノートの前の方を見始める」もその一つです。
どうやって解くのかわからなくなると、ノートをめくって前にやったことを見て同じようにして解こうとする子がいます。
試験ではノートはありませんから、解らなくても、ノートを観ずに考える癖をつけたいところです。
「何もわからないからノートを見ている」と言う子もいると思いますが、少なくとも授業中は、先生がヒントを出したり、解るように指導してくれたりするはずですから、見ないで考えることです。
ノートを観ようとする子は、答えを出そうとする子に多いです。
その問題を解決しようとする子です。
問題を解いて正解を得ることでは学力がつかないのに、答えを出そうとするのです。
学力を身につけるためには正解はいりません。
ノートを見たり、誰から教わったり、例題や解答を見たりして答えを出しても、理解していることとは別だからです。
たとえ正解が出なくても、問題に書いてあることを整理して解る努力が大切であり、問題を読む得過程が学力をつけてくれるのです。
一人で勉強するときも、まずは問題文を読み解くことに時間をかけると良いと思います。
そして、読み解いたとしても問題が解けない場合、解説を読んだり誰かに聞いたりして、「そう考えればいいんだ」、「なるほど」となれば学力がつくはずです。
「わからなくなると、ノートの前の方を見始める」もその一つです。
どうやって解くのかわからなくなると、ノートをめくって前にやったことを見て同じようにして解こうとする子がいます。
試験ではノートはありませんから、解らなくても、ノートを観ずに考える癖をつけたいところです。
「何もわからないからノートを見ている」と言う子もいると思いますが、少なくとも授業中は、先生がヒントを出したり、解るように指導してくれたりするはずですから、見ないで考えることです。
ノートを観ようとする子は、答えを出そうとする子に多いです。
その問題を解決しようとする子です。
問題を解いて正解を得ることでは学力がつかないのに、答えを出そうとするのです。
学力を身につけるためには正解はいりません。
ノートを見たり、誰から教わったり、例題や解答を見たりして答えを出しても、理解していることとは別だからです。
たとえ正解が出なくても、問題に書いてあることを整理して解る努力が大切であり、問題を読む得過程が学力をつけてくれるのです。
一人で勉強するときも、まずは問題文を読み解くことに時間をかけると良いと思います。
そして、読み解いたとしても問題が解けない場合、解説を読んだり誰かに聞いたりして、「そう考えればいいんだ」、「なるほど」となれば学力がつくはずです。
2023-12-29 01:00
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教えてもできるようにならない! [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
「この問題、解らないから教えて」と聞いてくる子に対して、「これはね、こうすればできるよ」と教えてもできるようにはなりません。
それが、算数や数学の文章問題ならなおさらです。
問題を解くためには2つのことが必要です。
まず、問題の理解です。問題の内容を正確に把握することが必要です。
2つ目は、そこから何が判るかを考えることです。
易しい問題とは、問題文の意味が簡単に解り、すぐに解答を得ることが出来る問題のことです。
難しい問題は、問題文を読み取ることが困難で、読み取ることが出来たとしても、そこから判ることを考えられない問題です。
その2つを子に教えてしまうと、何の勉強にもなりません。
「この問題文の意味は〇〇ということだよ。だから、〇〇すればできるよ」では、子の学力を伸ばす部分である、問題の意味を考えることと、そこから判ることを考えることを親が肩代わりすることになります。
納得していないのに、解答を得ることが出来ると「解った」と言う子は、教えてもできるようになりません。
その場合は、問題の意味を考えることに時間をかけ、解らなければヒントを少し与えて見ます。そして自分で説明をさせて、次にそこから解ることを考えさせます。
出てこないようならば、こちらから質問をしていきます。
問題の意味と、そこから判ることを考えるくせを、つけていくことです。
ところが、一方的に教えても伸びる子がいます。
それは、教えてもらったことを解釈し、自分の言葉(考え)で理解することが出来る子です。
そのような子は、観察力と洞察力がある子です。好奇心が旺盛で、いつでも「なぜ」と考える子であるならば、教えもらっても納得するまで「解った」とは言いません。
このようになれば、自然に学びが身に付き、学力はどんどん伸びていくでしょう。
それが、算数や数学の文章問題ならなおさらです。
問題を解くためには2つのことが必要です。
まず、問題の理解です。問題の内容を正確に把握することが必要です。
2つ目は、そこから何が判るかを考えることです。
易しい問題とは、問題文の意味が簡単に解り、すぐに解答を得ることが出来る問題のことです。
難しい問題は、問題文を読み取ることが困難で、読み取ることが出来たとしても、そこから判ることを考えられない問題です。
その2つを子に教えてしまうと、何の勉強にもなりません。
「この問題文の意味は〇〇ということだよ。だから、〇〇すればできるよ」では、子の学力を伸ばす部分である、問題の意味を考えることと、そこから判ることを考えることを親が肩代わりすることになります。
納得していないのに、解答を得ることが出来ると「解った」と言う子は、教えてもできるようになりません。
その場合は、問題の意味を考えることに時間をかけ、解らなければヒントを少し与えて見ます。そして自分で説明をさせて、次にそこから解ることを考えさせます。
出てこないようならば、こちらから質問をしていきます。
問題の意味と、そこから判ることを考えるくせを、つけていくことです。
ところが、一方的に教えても伸びる子がいます。
それは、教えてもらったことを解釈し、自分の言葉(考え)で理解することが出来る子です。
そのような子は、観察力と洞察力がある子です。好奇心が旺盛で、いつでも「なぜ」と考える子であるならば、教えもらっても納得するまで「解った」とは言いません。
このようになれば、自然に学びが身に付き、学力はどんどん伸びていくでしょう。
2023-12-22 01:00
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「勉強しなさい」に良い事無し! [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
「勉強しなさい」
言われた子はたして、やる気になるでしょうか?
今から勉強をしようとしている子がいたとします。
その子に向かって「勉強しなさい」と言ったらどうなるでしょうか?
何かをやろうとしているところに、「やりなさい」と言われた人は、やるのを止めてしまいます。
食事を作ろうとしている時に、「早く作れよ」といわれたら?
言われた方は腹が立ち、やろうとしていた事をやらなくなってしまいます。
「勉強しなさい」もやる気をなくさせる効果があります。
「うるせえな!」と子に言われ、「やってるよ」、「今からやろうとしてたんだよ」、「あっちに行ってろよ」と喧嘩になったり、「勉強なんかしない!」と発展したりします。
「勉強しなさい」と言われて、勉強をすることが親の手柄になることを子は知っています。
折角自分から勉強をしようとしたにも関わらず、親は「勉強をしなさいと言ったからこの子は勉強をした」となるからです。
親は、「勉強しなさい」と言ってもやらないと、自分に原因があるにも関わらず、「この子はしょうがない子ね」と子供のせいにするかもしれません。
勉強に対してやる気がある子に「勉強しなさい」は完全に逆効果です。
子供のやる気をなくさせる魔法の言葉は、「勉強しなさい」なのです。
「勉強しなさい」と言わないと、全く勉強をしないから言うという人もいるでしょう。
「勉強しなさい」と言って勉強を始めると、「私が、勉強しなさいと言い続けているから勉強をしている。
なんて素晴らしい親だろう」と自己満足するかもしれません。
しかし、人に言われて嫌々やることであるならば、実が入るものでしょうか?
本人が納得し、本当にやる気になったのなら問題ありませんが、嫌々やらされている感があるのなら、ただ時間を潰しているだけです。
そして、子が勉強どんなにしても、親は満足しないかもしれません。
「LINEに返信している時間があるなら勉強しなさい」等、勉強以外の事をやっていることが許せなくなるかもしれません。
子は親にずっと監視されていること、重箱の隅を楊枝でほじくるが如く、「そんなことをやる暇があったら、勉強しなさい」では疲れてしまいます。
それは、子だけではありません。
監視して「勉強しなさい」と言い続ける親も同じです。
「勉強しなさい」には良いことは有りません。
確かに、黙っていると何もやらないことで親は不安になり、「勉強しなさい」と言ってしまう気持ちは分かります。
それでも、「勉強しなさい」は言ってはいけないのです。
では、どうしたらいいでしょうか?
やらない原因、やれない原因を子に聞いてみることです。
本人が勉強をしていると思っているのに、「勉強をしていない」と言うのは避けたましょう。
原因を聞いた後、「勉強をしないと後で困るぞ」、「良い大学に行けないぞ」は良くありません。
「勉強の調子はどう」、「なかなか思う様に勉強がはかどらないようだね」、「解らないことはないか」、「勉強は楽しいか」、「困っていることは無い?」・・・
全く勉強をしていないことが明確な場合は、その理由を聞いてみることです。
「どうした」、「勉強をしないのはどうして」、「勉強は嫌い?」・・・
「好きなことはあるか」、「やりたいことはあるか」、「夢はあるか」・・・
「お父さんは応援してるぞ、困ったことがあったら言ってくれよ」
試験の後、話を聞くことも良いです。
決して叱らず、決して褒めずに、「どう思う?」とか、優しく「満足してる?」、「思った点数ではないのかな?」
そして、「次はどうしたい」、「そのためにどうすればいい」と聞いてみて、「そうすることにしたんだね」と自分で決めさせて、「また話を聞かせてね」と次の機会を約束します。
どうしても心配ならば、アイメッセージで、「お前があまりにも勉強をしないと、お母さん心配なの。志望校に合格できないのではないかと思って」、「お父さんはお前が勉強しないと不安になるんだよ」とかかもしれませんが、これらは、子に「余計なお世話だ」と言われると、話がこじれます。
そこで、父が「お母さんが、勉強しなさいってうるさいよなぁ。でも、あなたのことを心配して言っていることは分るよな。でも、どうして勉強しないんだ?」と、うるさいという気持ちに共感するところから、打開することも出来るかもしれません。
アイメッセージがうまく行かない理由は、問題を抱えているのが親ではなくて子だからです。
勉強をしないという事は、子のあくまでも問題なのです。
だから、「勉強しなさい」と言うと、「私自身の問題に、親が口出しして欲しくない」と言うことです。
従って、親は黙って見守ることしかできないのです。
きっかけは、外部にあるかと思います。
※宣伝ぽくなってしまうかもしれませんが、例えば、いぶき学院では2月に新中1対象に、3月に新中3対象に『高校入試説明会』を開催します。そこでは一切「勉強しなさい」とは言いませんが、出席した子は明らかに変化が見られます。外部生参加OKです。「勉強しなさい」についてもご相談承ります。
言われた子はたして、やる気になるでしょうか?
今から勉強をしようとしている子がいたとします。
その子に向かって「勉強しなさい」と言ったらどうなるでしょうか?
何かをやろうとしているところに、「やりなさい」と言われた人は、やるのを止めてしまいます。
食事を作ろうとしている時に、「早く作れよ」といわれたら?
言われた方は腹が立ち、やろうとしていた事をやらなくなってしまいます。
「勉強しなさい」もやる気をなくさせる効果があります。
「うるせえな!」と子に言われ、「やってるよ」、「今からやろうとしてたんだよ」、「あっちに行ってろよ」と喧嘩になったり、「勉強なんかしない!」と発展したりします。
「勉強しなさい」と言われて、勉強をすることが親の手柄になることを子は知っています。
折角自分から勉強をしようとしたにも関わらず、親は「勉強をしなさいと言ったからこの子は勉強をした」となるからです。
親は、「勉強しなさい」と言ってもやらないと、自分に原因があるにも関わらず、「この子はしょうがない子ね」と子供のせいにするかもしれません。
勉強に対してやる気がある子に「勉強しなさい」は完全に逆効果です。
子供のやる気をなくさせる魔法の言葉は、「勉強しなさい」なのです。
「勉強しなさい」と言わないと、全く勉強をしないから言うという人もいるでしょう。
「勉強しなさい」と言って勉強を始めると、「私が、勉強しなさいと言い続けているから勉強をしている。
なんて素晴らしい親だろう」と自己満足するかもしれません。
しかし、人に言われて嫌々やることであるならば、実が入るものでしょうか?
本人が納得し、本当にやる気になったのなら問題ありませんが、嫌々やらされている感があるのなら、ただ時間を潰しているだけです。
そして、子が勉強どんなにしても、親は満足しないかもしれません。
「LINEに返信している時間があるなら勉強しなさい」等、勉強以外の事をやっていることが許せなくなるかもしれません。
子は親にずっと監視されていること、重箱の隅を楊枝でほじくるが如く、「そんなことをやる暇があったら、勉強しなさい」では疲れてしまいます。
それは、子だけではありません。
監視して「勉強しなさい」と言い続ける親も同じです。
「勉強しなさい」には良いことは有りません。
確かに、黙っていると何もやらないことで親は不安になり、「勉強しなさい」と言ってしまう気持ちは分かります。
それでも、「勉強しなさい」は言ってはいけないのです。
では、どうしたらいいでしょうか?
やらない原因、やれない原因を子に聞いてみることです。
本人が勉強をしていると思っているのに、「勉強をしていない」と言うのは避けたましょう。
原因を聞いた後、「勉強をしないと後で困るぞ」、「良い大学に行けないぞ」は良くありません。
「勉強の調子はどう」、「なかなか思う様に勉強がはかどらないようだね」、「解らないことはないか」、「勉強は楽しいか」、「困っていることは無い?」・・・
全く勉強をしていないことが明確な場合は、その理由を聞いてみることです。
「どうした」、「勉強をしないのはどうして」、「勉強は嫌い?」・・・
「好きなことはあるか」、「やりたいことはあるか」、「夢はあるか」・・・
「お父さんは応援してるぞ、困ったことがあったら言ってくれよ」
試験の後、話を聞くことも良いです。
決して叱らず、決して褒めずに、「どう思う?」とか、優しく「満足してる?」、「思った点数ではないのかな?」
そして、「次はどうしたい」、「そのためにどうすればいい」と聞いてみて、「そうすることにしたんだね」と自分で決めさせて、「また話を聞かせてね」と次の機会を約束します。
どうしても心配ならば、アイメッセージで、「お前があまりにも勉強をしないと、お母さん心配なの。志望校に合格できないのではないかと思って」、「お父さんはお前が勉強しないと不安になるんだよ」とかかもしれませんが、これらは、子に「余計なお世話だ」と言われると、話がこじれます。
そこで、父が「お母さんが、勉強しなさいってうるさいよなぁ。でも、あなたのことを心配して言っていることは分るよな。でも、どうして勉強しないんだ?」と、うるさいという気持ちに共感するところから、打開することも出来るかもしれません。
アイメッセージがうまく行かない理由は、問題を抱えているのが親ではなくて子だからです。
勉強をしないという事は、子のあくまでも問題なのです。
だから、「勉強しなさい」と言うと、「私自身の問題に、親が口出しして欲しくない」と言うことです。
従って、親は黙って見守ることしかできないのです。
きっかけは、外部にあるかと思います。
※宣伝ぽくなってしまうかもしれませんが、例えば、いぶき学院では2月に新中1対象に、3月に新中3対象に『高校入試説明会』を開催します。そこでは一切「勉強しなさい」とは言いませんが、出席した子は明らかに変化が見られます。外部生参加OKです。「勉強しなさい」についてもご相談承ります。
2023-12-15 03:06
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面積って何? [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
「面積って何?」と聞いてみてください。
小学4年生の秋ごろに面積を初めて習い、1?を知ることになります。
その時は、長方形と正方形の面積を勉強します。
小学5年生で、色々な四角形と三角形の面積。
つまり、平行四辺形、三角形、ひし形、台形の面積を勉強します。
そして円の面積は小学6年生で勉強します。
小学5年生以上の子に「面積って何?」と聞いてみると、色々な事を言うと思います。
「長方形の面積は?」と聞いて、「縦かける横」と答える子がいたら、「どうして」と聞きます。
答えられなかったり、「公式だから」と答えたりしたら、「横かける縦ではダメ?」と聞いてみてください。
そこで、考え込んだり、「ダメ」と答えたりするようならば危険信号です。
解らなくても答えが出ればいいと、思っているかもしれないからです。
答えが出ればいいという子は、見ることと、考えることに重きを置かず、やり方を暗記する方向へ向かいます。
やり方を暗記する子は、「勉強して忘れる」を繰り返します。
さらに、「やったことがないから解らない」と、初見の問題を解くことどころか、解こうともしなくなります。
試験前は、「ここは出る」とか「ここは出ない」となります。
それは、やった問題、つまりやり方を暗記した問題しか解けないからです。
勉強ができる子は、やり方を覚えませんから、やり方を忘れることはありません。
だから、初見の問題でも解くことが出来るのです。
テストで、「□に当てはまる言葉を書きなさい。長方形の面積=□×□」という問題があった時、その問題で得点が取れなくても、「面積は広さのことで、1辺が1㎝の正方形の面積を1?と言い、それが何個あるかで面積が求められる」と解っている方が大切であることは言うまでもありません。
「縦×横」と公式を覚えて、面積を計算して得点を取ることが出来たとしても、意味が解ってなければ何にもなりません。
テストの点数と理解度は異なります。
従って、点数が良くても、数年後にできなくなる子もいます。
逆に、点数が悪くても、少しずつ頭角を現してくる子もいるのです。
小学3,4年生のころまでには、見て考える癖をつけたいところです。
やり方を覚える勉強法になってしまうと、そこから抜け出すのに何年もかかる子もいます。
試験の点数にこだわり過ぎたり、結果で叱ったり、親が「覚えればできる」と言っていると悪い方向に進むことが多くあります。
大げさかもしれませんが、人生を左右するかもしれません。
私は中学2年生くらいまでは試験の点数を重視しません。
理解しているかを重視しています。
しかし、当然のことですが親は結果が悪いと不安なります。
見て考える癖がついているのか、今の勉強について理解しているのかは、判りにくいものです。
ぜひ相談してください。
こんなことを言うと、まずいかもしれませんが、学習塾(先生)によっては、やり方を教えるだけの授業をしているところもあります。
「面積って何?」と聞いてみてください。
「広さ!」
「長方形の面積は?」
「縦×横」
「どうして」
「1?が何個あるかが面積だから(1?が何個あるか分るから)、例えば縦に2個、横に3個の場合は、2×3で6個あるから6?」
小学4年生の秋ごろに面積を初めて習い、1?を知ることになります。
その時は、長方形と正方形の面積を勉強します。
小学5年生で、色々な四角形と三角形の面積。
つまり、平行四辺形、三角形、ひし形、台形の面積を勉強します。
そして円の面積は小学6年生で勉強します。
小学5年生以上の子に「面積って何?」と聞いてみると、色々な事を言うと思います。
「長方形の面積は?」と聞いて、「縦かける横」と答える子がいたら、「どうして」と聞きます。
答えられなかったり、「公式だから」と答えたりしたら、「横かける縦ではダメ?」と聞いてみてください。
そこで、考え込んだり、「ダメ」と答えたりするようならば危険信号です。
解らなくても答えが出ればいいと、思っているかもしれないからです。
答えが出ればいいという子は、見ることと、考えることに重きを置かず、やり方を暗記する方向へ向かいます。
やり方を暗記する子は、「勉強して忘れる」を繰り返します。
さらに、「やったことがないから解らない」と、初見の問題を解くことどころか、解こうともしなくなります。
試験前は、「ここは出る」とか「ここは出ない」となります。
それは、やった問題、つまりやり方を暗記した問題しか解けないからです。
勉強ができる子は、やり方を覚えませんから、やり方を忘れることはありません。
だから、初見の問題でも解くことが出来るのです。
テストで、「□に当てはまる言葉を書きなさい。長方形の面積=□×□」という問題があった時、その問題で得点が取れなくても、「面積は広さのことで、1辺が1㎝の正方形の面積を1?と言い、それが何個あるかで面積が求められる」と解っている方が大切であることは言うまでもありません。
「縦×横」と公式を覚えて、面積を計算して得点を取ることが出来たとしても、意味が解ってなければ何にもなりません。
テストの点数と理解度は異なります。
従って、点数が良くても、数年後にできなくなる子もいます。
逆に、点数が悪くても、少しずつ頭角を現してくる子もいるのです。
小学3,4年生のころまでには、見て考える癖をつけたいところです。
やり方を覚える勉強法になってしまうと、そこから抜け出すのに何年もかかる子もいます。
試験の点数にこだわり過ぎたり、結果で叱ったり、親が「覚えればできる」と言っていると悪い方向に進むことが多くあります。
大げさかもしれませんが、人生を左右するかもしれません。
私は中学2年生くらいまでは試験の点数を重視しません。
理解しているかを重視しています。
しかし、当然のことですが親は結果が悪いと不安なります。
見て考える癖がついているのか、今の勉強について理解しているのかは、判りにくいものです。
ぜひ相談してください。
こんなことを言うと、まずいかもしれませんが、学習塾(先生)によっては、やり方を教えるだけの授業をしているところもあります。
「面積って何?」と聞いてみてください。
「広さ!」
「長方形の面積は?」
「縦×横」
「どうして」
「1?が何個あるかが面積だから(1?が何個あるか分るから)、例えば縦に2個、横に3個の場合は、2×3で6個あるから6?」
2023-10-13 02:54
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授業に集中できない [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
授業に集中できない理由は色々あります。
ここでは、集中できる力があるのに集中しないケースを考えてみます。
◆やる気がない
勉強の目的を持つ…将来なりたいもの、やりたいこと、叶えたい夢があればと考えますが、実際のところ小中学生でそこまで考える子は多くはないでしょう。「宇宙飛行士になりたいから勉強する」とかが該当します。
勉強の目標を持つ…志望校合格(合格したい・不合格になりたくない)、試験の得点や学校の成績の目標を持つことが出来れば、やる気になるでしょう。これにより、やる気を持つケースは少なくないと思います。
興味を持つ…目的も目標があれば勉強をする理由が明確となりますが、それらがないとしても、自分の興味があれば一生懸命取り組むものです。しかし、国語、数学(算数)、理科、社会、英語の教科の勉強に興味を持つことが出来るのかは分かりません。
「なぜ」、「なに」を身につける…本来、勉強は身の回りの「なに」という好奇心、「なぜ」という疑問から、自然に学んでいくものです。それらは全ての勉強にも当てはまるものです。いつも「なに」と「なぜ」大切にしていくことが一番効果かと考えます。
◆やる気がある
「大丈夫、解っている」と思わない…私は、これについて「大丈夫」、「問題ない」、「解っている」などと思うと、話を聞けなくなる。それらは自信を持つために使用する言葉であるにも関わらず、話を聞かない理由として使用すると、それ以上の成長は望めなくなります。
理由が大切と考える…理由を考え理解することで、学びは身に付き、それを利用して新たな問題を解決していくことが出来ます。ところが、目の前の答えが出ればいいという考えが身についていると、「理由はどうでもいいから、やり方を教えて!」となってしまいます。そうなると、勉強の本質である「どうして」の時は話を聞く気になりません。「この問題はこうやる」の時だけ話を聞こうとします。
最近、やる気があるのに授業に集中しない子が、少なくないことに気づきました。
それらの子に共通しているのは、やり方を覚えて問題を解き、それを繰り返すことです。
従って、次々と覚えては忘れを繰り返すのです。
そうなってしまう原因として、答えを出すことへの執着が強いことがあります。
答えを出すためには、理由がわからなくても、解く過程が滅茶苦茶でも構わないのです。
学力が伸びることや、人間力をつけることは、理由と過程に影響されると私は考えています。
一生懸命、長時間勉強しても結果に結びつかないのは、そのためである可能性が高いと思います。
興味関心を引く授業、楽しく参加できる授業を心掛け、「なぜ」、「なに」を引き出し、理由と過程を重視して「どうして」と考えさせらせるよう、未熟な自分自身の授業力を高めていきたいです。
ここでは、集中できる力があるのに集中しないケースを考えてみます。
◆やる気がない
勉強の目的を持つ…将来なりたいもの、やりたいこと、叶えたい夢があればと考えますが、実際のところ小中学生でそこまで考える子は多くはないでしょう。「宇宙飛行士になりたいから勉強する」とかが該当します。
勉強の目標を持つ…志望校合格(合格したい・不合格になりたくない)、試験の得点や学校の成績の目標を持つことが出来れば、やる気になるでしょう。これにより、やる気を持つケースは少なくないと思います。
興味を持つ…目的も目標があれば勉強をする理由が明確となりますが、それらがないとしても、自分の興味があれば一生懸命取り組むものです。しかし、国語、数学(算数)、理科、社会、英語の教科の勉強に興味を持つことが出来るのかは分かりません。
「なぜ」、「なに」を身につける…本来、勉強は身の回りの「なに」という好奇心、「なぜ」という疑問から、自然に学んでいくものです。それらは全ての勉強にも当てはまるものです。いつも「なに」と「なぜ」大切にしていくことが一番効果かと考えます。
◆やる気がある
「大丈夫、解っている」と思わない…私は、これについて「大丈夫」、「問題ない」、「解っている」などと思うと、話を聞けなくなる。それらは自信を持つために使用する言葉であるにも関わらず、話を聞かない理由として使用すると、それ以上の成長は望めなくなります。
理由が大切と考える…理由を考え理解することで、学びは身に付き、それを利用して新たな問題を解決していくことが出来ます。ところが、目の前の答えが出ればいいという考えが身についていると、「理由はどうでもいいから、やり方を教えて!」となってしまいます。そうなると、勉強の本質である「どうして」の時は話を聞く気になりません。「この問題はこうやる」の時だけ話を聞こうとします。
最近、やる気があるのに授業に集中しない子が、少なくないことに気づきました。
それらの子に共通しているのは、やり方を覚えて問題を解き、それを繰り返すことです。
従って、次々と覚えては忘れを繰り返すのです。
そうなってしまう原因として、答えを出すことへの執着が強いことがあります。
答えを出すためには、理由がわからなくても、解く過程が滅茶苦茶でも構わないのです。
学力が伸びることや、人間力をつけることは、理由と過程に影響されると私は考えています。
一生懸命、長時間勉強しても結果に結びつかないのは、そのためである可能性が高いと思います。
興味関心を引く授業、楽しく参加できる授業を心掛け、「なぜ」、「なに」を引き出し、理由と過程を重視して「どうして」と考えさせらせるよう、未熟な自分自身の授業力を高めていきたいです。
2023-10-06 01:00
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有名校を受験させることを強要する学習塾 [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
受験は何のためでしょうか?
少なくとも学習塾のためではないですよね。
私立中受験で、本当は受験を考えていなかったのに、学習塾に勧められて受験を決める。
これは、私立中を受験するきっかけであり本人にとって良いことになることはあります。
しかし、本人のためではなく、学習塾が自分の都合で勧めることはあります。
行きたい学校があったが、1つ上のランクの学校を学習塾に勧められて受験をする。
これも、大人になって「良かった」と思うかもしれません。
しかし、本人のためではなく、学習塾が合格実績を得るために勧めることはあります。
本命の学校以外に、練習ということで多くの学校を受けることを学習塾に勧められる。
これは、実際に役立つことはありますが、学習塾の都合も見え隠れします。
第一志望に合格しているのに、他の学校も受けることを学習塾が進めることがありますが、これは論外。
完全に学習塾の都合ですよね。
「受験料を払うから(合格実績になる)他校も受験して欲しい」と言う学習塾があったとしたら言語道断。
すぐに学習塾をやめていただきたいところです。
学習塾の都合で有名校受験を勧めた場合。
合格となると、少なくとも有名校に合格者を出したわけですから、その学習塾の合格実績として残り、それによって塾生を募集できるかもしれません。
しかし、本人の立場で受験を考えた場合、本当に良かったかどうかは別です。
勿論、うれしい気持ちになる子はいますし、その後の人生が良いものとなる子はいることは間違いありません。
上位校を受験したことで不合格となる子もいます。
合格するための勉強(詰め込み型・丸暗記型・テクニック型)の為に、合格後伸び悩む子もいます。
その中には退学していく子もいるのは事実です。
学習塾の都合での受験はあってはならないと、私は考えています。
本人に寄り添い、本人の未来の為に一緒に受験校を考えるのが学習塾だと思います。
少なくとも学習塾のためではないですよね。
私立中受験で、本当は受験を考えていなかったのに、学習塾に勧められて受験を決める。
これは、私立中を受験するきっかけであり本人にとって良いことになることはあります。
しかし、本人のためではなく、学習塾が自分の都合で勧めることはあります。
行きたい学校があったが、1つ上のランクの学校を学習塾に勧められて受験をする。
これも、大人になって「良かった」と思うかもしれません。
しかし、本人のためではなく、学習塾が合格実績を得るために勧めることはあります。
本命の学校以外に、練習ということで多くの学校を受けることを学習塾に勧められる。
これは、実際に役立つことはありますが、学習塾の都合も見え隠れします。
第一志望に合格しているのに、他の学校も受けることを学習塾が進めることがありますが、これは論外。
完全に学習塾の都合ですよね。
「受験料を払うから(合格実績になる)他校も受験して欲しい」と言う学習塾があったとしたら言語道断。
すぐに学習塾をやめていただきたいところです。
学習塾の都合で有名校受験を勧めた場合。
合格となると、少なくとも有名校に合格者を出したわけですから、その学習塾の合格実績として残り、それによって塾生を募集できるかもしれません。
しかし、本人の立場で受験を考えた場合、本当に良かったかどうかは別です。
勿論、うれしい気持ちになる子はいますし、その後の人生が良いものとなる子はいることは間違いありません。
上位校を受験したことで不合格となる子もいます。
合格するための勉強(詰め込み型・丸暗記型・テクニック型)の為に、合格後伸び悩む子もいます。
その中には退学していく子もいるのは事実です。
学習塾の都合での受験はあってはならないと、私は考えています。
本人に寄り添い、本人の未来の為に一緒に受験校を考えるのが学習塾だと思います。
2023-09-29 01:00
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志望校を変えるか、自分を変えるか! [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
夏休みが終わり、受験生にとってはいよいよ本番まで半年前後となりました。
この時期の、模擬テストの合否判定は大変気になるものです。
しかし、まだまだ学力が伸びる子は伸びるものです。
勉強への取り組む気持ちや、学習法、試験の受け方などで大きく変わると私は思います。
特に基礎学力が身についている子は、必ず最後に伸びてきます。
ところが、模擬テストの結果が悪いと、簡単に「志望校を変えよう」と考える受験生が出てきます。
私から見て、やるべきことをやっていないのに、志望校を変えようとは何事か、と思えるのです。
夏休み中に、高校受験生に「志望校を変えるのか、自分を変えるのか!」と檄を飛ばしました。
子供たちは、皆「自分を変えます」と、その場では当然言いました。
その後、少しはやる気に変化は見られたかと思いますが、まだまだ甘い気がしてなりません。
今後も、模擬テストの結果だけでなく、日々の学習状況や顔つき、態度などもよく見て対応していこうと思います。
子供たちの心身の成長は早く、昨日と今日、そして今日と明日は別の人間になるくらい変化します。
だからこそ、適切な接し方をしていくことが必要です。
特に受験生は、少しのことが大きな変化をもたらしますからなおさらです。
受験生には、一生懸命頑張って欲しいです。
その上で、志望校を変更するのは仕方がなく、むしろ頑張った子であるならば、勇気ある決断と言えるでしょう。
しかし、努力をせずに志望校を簡単に変えて欲しくありません。
何でも簡単にあきらめる人間になりかねないからです。
頑張ることの大切さを知って欲しいからです。
未来と自分は変えられるのです。
この時期の、模擬テストの合否判定は大変気になるものです。
しかし、まだまだ学力が伸びる子は伸びるものです。
勉強への取り組む気持ちや、学習法、試験の受け方などで大きく変わると私は思います。
特に基礎学力が身についている子は、必ず最後に伸びてきます。
ところが、模擬テストの結果が悪いと、簡単に「志望校を変えよう」と考える受験生が出てきます。
私から見て、やるべきことをやっていないのに、志望校を変えようとは何事か、と思えるのです。
夏休み中に、高校受験生に「志望校を変えるのか、自分を変えるのか!」と檄を飛ばしました。
子供たちは、皆「自分を変えます」と、その場では当然言いました。
その後、少しはやる気に変化は見られたかと思いますが、まだまだ甘い気がしてなりません。
今後も、模擬テストの結果だけでなく、日々の学習状況や顔つき、態度などもよく見て対応していこうと思います。
子供たちの心身の成長は早く、昨日と今日、そして今日と明日は別の人間になるくらい変化します。
だからこそ、適切な接し方をしていくことが必要です。
特に受験生は、少しのことが大きな変化をもたらしますからなおさらです。
受験生には、一生懸命頑張って欲しいです。
その上で、志望校を変更するのは仕方がなく、むしろ頑張った子であるならば、勇気ある決断と言えるでしょう。
しかし、努力をせずに志望校を簡単に変えて欲しくありません。
何でも簡単にあきらめる人間になりかねないからです。
頑張ることの大切さを知って欲しいからです。
未来と自分は変えられるのです。
2023-09-01 01:00
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成績と偏差値は重要ではない! [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
成績や偏差値を上げるための勉強をしていませんか。
私立中学受験生が、偏差値を上げよう、合格確率を上げようと、この夏休みも猛勉強をしていることと思います。
しかし、それは何のためになるのでしょうか。
学習塾の経営者がこんな事を書くのは、おかしいかもしれませんが、本当にそう思うのです。
偏差値を上げることは、志望校に合格するためかと思いますが、合格は何のために必要なのでしょうか。
何のために私立中学を受験して、何のために私立中学に入るのでしょうか。
中高一貫であるならば、そのまま高校へ進学し、大学付属の学校ならば、そのまま大学へとなるかもしれません。
大学付属の学校でなければ、改めて大学受験をすることになります。
それでは大学へ行く目的は何でしょうか。
何のために大学へ行き、その後はどうしようと考えているのでしょうか。
殆どの小中高生は、「まだ、やりたいことは分からない」、「やりたい仕事は大学へ行ってから考える」と言います。
たとえ、就きたい仕事を決めていても、何のためか分からない人が多いと思います。
私は、志望校調査書を塾生に出してもらう際に、「叶えたい夢・願い・なりたい自分(抽象的)」という項目を最初に設け書いてもらいました。
その次に「将来やりたい事・つきたい職業(具体的)」という項目を設けました。
そうすると、「人の役に立つ人なりたい」とか「困っている人を助けたい」と書く子がいます。
今、就きたい仕事が明確でなくても構わないのです。
人の役に立つ仕事は色々あるからです。
勉強をする上で大切なことは、目的と過程だと思います。
目的を持つことで、受験終了後にも立ち止まらず前に進めるからです。
精一杯頑張ったならば、その経験が結果はどうあれ、その後人生に良い影響を与えるからです。
合格したいという気持ちは当然ですが、だからこそ、受験の目的を考えて見ることが大切かと思います。
私立中学受験生が、偏差値を上げよう、合格確率を上げようと、この夏休みも猛勉強をしていることと思います。
しかし、それは何のためになるのでしょうか。
学習塾の経営者がこんな事を書くのは、おかしいかもしれませんが、本当にそう思うのです。
偏差値を上げることは、志望校に合格するためかと思いますが、合格は何のために必要なのでしょうか。
何のために私立中学を受験して、何のために私立中学に入るのでしょうか。
中高一貫であるならば、そのまま高校へ進学し、大学付属の学校ならば、そのまま大学へとなるかもしれません。
大学付属の学校でなければ、改めて大学受験をすることになります。
それでは大学へ行く目的は何でしょうか。
何のために大学へ行き、その後はどうしようと考えているのでしょうか。
殆どの小中高生は、「まだ、やりたいことは分からない」、「やりたい仕事は大学へ行ってから考える」と言います。
たとえ、就きたい仕事を決めていても、何のためか分からない人が多いと思います。
私は、志望校調査書を塾生に出してもらう際に、「叶えたい夢・願い・なりたい自分(抽象的)」という項目を最初に設け書いてもらいました。
その次に「将来やりたい事・つきたい職業(具体的)」という項目を設けました。
そうすると、「人の役に立つ人なりたい」とか「困っている人を助けたい」と書く子がいます。
今、就きたい仕事が明確でなくても構わないのです。
人の役に立つ仕事は色々あるからです。
勉強をする上で大切なことは、目的と過程だと思います。
目的を持つことで、受験終了後にも立ち止まらず前に進めるからです。
精一杯頑張ったならば、その経験が結果はどうあれ、その後人生に良い影響を与えるからです。
合格したいという気持ちは当然ですが、だからこそ、受験の目的を考えて見ることが大切かと思います。
2023-08-18 01:00
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「できれば良い」には未来が無い [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
問題を解こうとした時に「やり方を忘れた」、「公式は何だったかな」と、やり方を考える(思い出そうとする)子がいます。
そのような子は、できれば良いと考えがちで、“どうして”よりも、“どうやって”が優先します。
そして、問題の意味が解らなくても、正解が出れば良いとなってしまうのです。
さらに、問題を解く度に「やり方は?公式は?どうやって解くのかな?」を繰り返し、「わかんない」となり「勉強は苦手」と言い訳をします。
やり方を教わったり、理解せず覚えたりする勉強は、その場しのぎの勉強であり、根本的な解決に至りません。
例えば、「100㎞の距離を2時間で進んだときの速さを求めなさい」という問題で、「速さの求め方は、距離÷時間だから…」と考えるより、「速さの意味は、1時間に進んだ距離だから…」と考えると、やり方も公式も不要です。
答えを出すこと、つまり「できれば良い」を目的とすると、「やり方は?公式は?どうやって解くのかな?」を繰り返し、これからも苦手のままとなりますが、速さの意味(1時間に進んだ距離を時速と言う)が解れば、速さの問題が得意となるかもしれません。
目の前の問題ができれば良いでは、本当にできるようにはなりません。
勉強に限らず、その場しのぎは根本的な解決にならず、後々まで問題を残します。
その場しのぎと言うのは、先々の目的(の設定)が無いのに結果を出そうとすることです。
子供たちは何のために合格をしようとしているのでしょうか。
合格それ自体が目的ではないはずです。
合格は目的を叶えるための手段であるはずです。
従って、「合格すれば良い」には未来がありません。
我々は未来につながる勉強、そして受験になるように子供たちに寄り添っていこうと思います。
そのような子は、できれば良いと考えがちで、“どうして”よりも、“どうやって”が優先します。
そして、問題の意味が解らなくても、正解が出れば良いとなってしまうのです。
さらに、問題を解く度に「やり方は?公式は?どうやって解くのかな?」を繰り返し、「わかんない」となり「勉強は苦手」と言い訳をします。
やり方を教わったり、理解せず覚えたりする勉強は、その場しのぎの勉強であり、根本的な解決に至りません。
例えば、「100㎞の距離を2時間で進んだときの速さを求めなさい」という問題で、「速さの求め方は、距離÷時間だから…」と考えるより、「速さの意味は、1時間に進んだ距離だから…」と考えると、やり方も公式も不要です。
答えを出すこと、つまり「できれば良い」を目的とすると、「やり方は?公式は?どうやって解くのかな?」を繰り返し、これからも苦手のままとなりますが、速さの意味(1時間に進んだ距離を時速と言う)が解れば、速さの問題が得意となるかもしれません。
目の前の問題ができれば良いでは、本当にできるようにはなりません。
勉強に限らず、その場しのぎは根本的な解決にならず、後々まで問題を残します。
その場しのぎと言うのは、先々の目的(の設定)が無いのに結果を出そうとすることです。
子供たちは何のために合格をしようとしているのでしょうか。
合格それ自体が目的ではないはずです。
合格は目的を叶えるための手段であるはずです。
従って、「合格すれば良い」には未来がありません。
我々は未来につながる勉強、そして受験になるように子供たちに寄り添っていこうと思います。
2023-08-11 01:00
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途中式は学力を高める [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
「数学(算数)が苦手な子は、途中式を書かない」、「途中式を書かない子は、数学(算数)が苦手」なことは間違いありません。
授業では途中式を書かせるようにしています。得意な子は書けるのですが、やはり苦手な子は書かないです。
私が考える書かない理由は次の3つです。
①授業中に話を聞いていないため言われたとおりにできない。
②得意な子が直ぐ答えを言えるのを真似して途中式を省く。
③途中式の書き方がわからない。
そこで、授業で話を聞かせる工夫をしたり、何度も言ったりしました。
できる子の真似をしてはいけない、途中式は1か所だけ簡単にして、あとは上から下に写すだけと話します。
すると、できる子は途中式が益々良い感じとなり、さらにできるようになるのですが、苦手な子はそれでも途中式を書けないのです。
と言うことは、途中式を書かない理由は別にあるということです。
実は途中式を書かないのではなく、書けないのです。
途中式を書くためには、元の式の意味を理解していなければ書くことはできません。
「この式はこういう意味だからこうなる」と解からないと書くことができません。
従って、途中式を書ける子は意味を理解する練習となり、どんどん勉強ができるようになっていきます。
意味が解っていないのに、話を聞かせて書き方を教えても改善されません。
たかが計算かもしれませんが、数学の試験は「計算力で決まる」のです。
計算は意味を考え途中式をかけるようにしていくと上達します。
そして、それらは文章題や図形の問題につながるのです。
授業では途中式を書かせるようにしています。得意な子は書けるのですが、やはり苦手な子は書かないです。
私が考える書かない理由は次の3つです。
①授業中に話を聞いていないため言われたとおりにできない。
②得意な子が直ぐ答えを言えるのを真似して途中式を省く。
③途中式の書き方がわからない。
そこで、授業で話を聞かせる工夫をしたり、何度も言ったりしました。
できる子の真似をしてはいけない、途中式は1か所だけ簡単にして、あとは上から下に写すだけと話します。
すると、できる子は途中式が益々良い感じとなり、さらにできるようになるのですが、苦手な子はそれでも途中式を書けないのです。
と言うことは、途中式を書かない理由は別にあるということです。
実は途中式を書かないのではなく、書けないのです。
途中式を書くためには、元の式の意味を理解していなければ書くことはできません。
「この式はこういう意味だからこうなる」と解からないと書くことができません。
従って、途中式を書ける子は意味を理解する練習となり、どんどん勉強ができるようになっていきます。
意味が解っていないのに、話を聞かせて書き方を教えても改善されません。
たかが計算かもしれませんが、数学の試験は「計算力で決まる」のです。
計算は意味を考え途中式をかけるようにしていくと上達します。
そして、それらは文章題や図形の問題につながるのです。
2023-07-14 01:00
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できない事ではなく、できる事から始める [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
人は、できることが沢山あるのに、できない事が気になってしまい、落ち込んでしまうことがあります。
自分自身も、長所が沢山あるのに、自分の嫌なところばかり気になって、自己嫌悪になることもあります。
できる事、できている事、成し遂げた事、これらは実際の成功体験で、疑いもない事実です。
そして、自分の良いところに目を向ければ、気持ちが好転していくはずです。
子供に対しても、点数の悪い教科が気になってしまい、良い得点を取っている教科もあるのに、悪い教科について、つい一言、言ってしまいます。
しかし、良いところを見てあげれば、満更でもないことは少なくないはずです。
学校の定期試験の試験勉強でも、学校でやった難しい問題が気になってしまい、それをできるようにしようと勉強をする子がいます。
その事自体は間違っていないのですが、それをする前提は、他の問題ができていることです。
100点目標の子が、ほとんど全ての問題ができる中、その難しい問題だけできないということならば、その問題に取り組むことは正しい事と思います。
しかし、70点目標の子が、難しい問題を試験前にやる必要は無いと思います。
たとえ、先生が絶対に出すと言っていたとしても、できない問題をできるようにするためには、多くの時間を割くことになります。
それよりも、自分のできる問題を、確実にできるようにすることが、目標点を超えることに直結します。
難しい問題の勉強をしていたために、簡単な問題も落としてしまうならば、簡単な問題は絶対にできるようにすることの方が良いです。
自分ができる問題、簡単な問題は、基本ですから、その後の学習にもつながっていきます。
難しい問題は、応用や発展となりますので、そこができないから後で困るということを、気にする必要は無いのです。
できない問題より、自分のできる事をコツコツと学習する事で、得点力がついていきます。
そして、いつかは今までできなかった問題が、できるようになるのです。
自分自身も、長所が沢山あるのに、自分の嫌なところばかり気になって、自己嫌悪になることもあります。
できる事、できている事、成し遂げた事、これらは実際の成功体験で、疑いもない事実です。
そして、自分の良いところに目を向ければ、気持ちが好転していくはずです。
子供に対しても、点数の悪い教科が気になってしまい、良い得点を取っている教科もあるのに、悪い教科について、つい一言、言ってしまいます。
しかし、良いところを見てあげれば、満更でもないことは少なくないはずです。
学校の定期試験の試験勉強でも、学校でやった難しい問題が気になってしまい、それをできるようにしようと勉強をする子がいます。
その事自体は間違っていないのですが、それをする前提は、他の問題ができていることです。
100点目標の子が、ほとんど全ての問題ができる中、その難しい問題だけできないということならば、その問題に取り組むことは正しい事と思います。
しかし、70点目標の子が、難しい問題を試験前にやる必要は無いと思います。
たとえ、先生が絶対に出すと言っていたとしても、できない問題をできるようにするためには、多くの時間を割くことになります。
それよりも、自分のできる問題を、確実にできるようにすることが、目標点を超えることに直結します。
難しい問題の勉強をしていたために、簡単な問題も落としてしまうならば、簡単な問題は絶対にできるようにすることの方が良いです。
自分ができる問題、簡単な問題は、基本ですから、その後の学習にもつながっていきます。
難しい問題は、応用や発展となりますので、そこができないから後で困るということを、気にする必要は無いのです。
できない問題より、自分のできる事をコツコツと学習する事で、得点力がついていきます。
そして、いつかは今までできなかった問題が、できるようになるのです。
2023-06-09 01:00
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習得するな、修得せよ [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
勉強ができる人とはどんな人でしょうか?
たくさん勉強をしなくても解いてしまう人。
見たことがない問題でも解いてしまう人。
皆ができない問題でも解いてしまう人。
逆に、勉強で困っている人は・・・
勉強に時間をかけているのに問題が解けない人。
初めても問題は解けない人。
一度やったことがある問題でも、時間が経つと忘れてしまい解けない人。
数字が違うと解けない人。
問題文が少し変わると解けない人。
皆が解けている問題でも、苦労する人。
と言うことは、勉強で困っている人は、勉強ができる人になればいいので、『習得』することを止めて、『修得』すれば良いのです。
『習得』は、教わって(習って)、覚えるという意味合いがあります。
『修得』は、他人を観察して考えて、会得するという意味合いがあります。
職人さんが、仕事を会得するために、師匠がやっていることを見て、目的と理由を考え自分のものにしていくことがあります。
師匠も弟子を一人前にするために、何も教えずにいることがあります。
例えば、分数の足し算で1/3+1/2
自分のお子さんができない時に、どのように指導しますか?
やってはいけないことは、やり方を教えること。
「分母を最小公倍数にして足せばいい」は良くありません。
まず子供ができない理由を考えます。
解らない理由として主なことは、①分数の意味が解らないこと、②同じ分母の分数の足し算が解らないこと、③分母が違っていても、同じ大きさの分数があることが解らないこと、④分母が異なる分数はそのままでは足せないことが解らないこと、などです。
解らない可能性として一番高いのは、①分数の意味が解っていないことを、充分理解していないことです。
そこから通分して足し算することを修得させるには、目的(分母が異なる分数をまとめる)を明確にして、理由(問題点=このままでは足せない、どうしたら足せるのか)を考えさせることです。
ポイントは教えないことです。
どんなに言いたくても、「分母を同じにすればいい」とか、「分母と分子に同じ数字をかければいい」とか、「分母を同じにして分子を足せばいい」と言わないことです。
凄く危険なのは、「分母の数字をかければいい」です。
これは、1/4+1/6の場合、「分母の4と6をかけて、分母を24にすればいい。そして1/4の分子に6、1/6の分子に4をかける」というものです。
これでは、やり方を教えて覚えさせる『習得』です。
とにかく、教えないで考えさせて、自分自身で通分を会得せるのです。
とにかく結果を急がないことです。
良い結果をつくろうとしないことです。
時間がかかるような気がするかもしれませんが、教わらないで考えることをしていくと、必ず勉強ができるようになり、楽に早く解けるようになります。
と言うことで、私も言いたいのを我慢して辛抱の日々です。
「ここで教えてしまっては、これから解らなくなる」
「自分で気づけば一生ものだ!」と言い聞かせて、授業をしています。
たくさん勉強をしなくても解いてしまう人。
見たことがない問題でも解いてしまう人。
皆ができない問題でも解いてしまう人。
逆に、勉強で困っている人は・・・
勉強に時間をかけているのに問題が解けない人。
初めても問題は解けない人。
一度やったことがある問題でも、時間が経つと忘れてしまい解けない人。
数字が違うと解けない人。
問題文が少し変わると解けない人。
皆が解けている問題でも、苦労する人。
と言うことは、勉強で困っている人は、勉強ができる人になればいいので、『習得』することを止めて、『修得』すれば良いのです。
『習得』は、教わって(習って)、覚えるという意味合いがあります。
『修得』は、他人を観察して考えて、会得するという意味合いがあります。
職人さんが、仕事を会得するために、師匠がやっていることを見て、目的と理由を考え自分のものにしていくことがあります。
師匠も弟子を一人前にするために、何も教えずにいることがあります。
例えば、分数の足し算で1/3+1/2
自分のお子さんができない時に、どのように指導しますか?
やってはいけないことは、やり方を教えること。
「分母を最小公倍数にして足せばいい」は良くありません。
まず子供ができない理由を考えます。
解らない理由として主なことは、①分数の意味が解らないこと、②同じ分母の分数の足し算が解らないこと、③分母が違っていても、同じ大きさの分数があることが解らないこと、④分母が異なる分数はそのままでは足せないことが解らないこと、などです。
解らない可能性として一番高いのは、①分数の意味が解っていないことを、充分理解していないことです。
そこから通分して足し算することを修得させるには、目的(分母が異なる分数をまとめる)を明確にして、理由(問題点=このままでは足せない、どうしたら足せるのか)を考えさせることです。
ポイントは教えないことです。
どんなに言いたくても、「分母を同じにすればいい」とか、「分母と分子に同じ数字をかければいい」とか、「分母を同じにして分子を足せばいい」と言わないことです。
凄く危険なのは、「分母の数字をかければいい」です。
これは、1/4+1/6の場合、「分母の4と6をかけて、分母を24にすればいい。そして1/4の分子に6、1/6の分子に4をかける」というものです。
これでは、やり方を教えて覚えさせる『習得』です。
とにかく、教えないで考えさせて、自分自身で通分を会得せるのです。
とにかく結果を急がないことです。
良い結果をつくろうとしないことです。
時間がかかるような気がするかもしれませんが、教わらないで考えることをしていくと、必ず勉強ができるようになり、楽に早く解けるようになります。
と言うことで、私も言いたいのを我慢して辛抱の日々です。
「ここで教えてしまっては、これから解らなくなる」
「自分で気づけば一生ものだ!」と言い聞かせて、授業をしています。
2023-06-02 02:38
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問題を解決するには問題点を見つける [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
「問題が解けない」時に考えることは、何が解らないのかを明確にすることです。
塾生に何が解らないか聞くと、「全部」と言う子がいますが、こちらとしてもそれではお手上げです。
問題点が明確にならないと対処しようがありません。
「全部」と言われても、その中で解らないところ、解らなくなったところがあるはずです。
そこで、「これは解る?」と少しずつ確認をしていきながら、解らなくなっているところを突き止めます。
突き止められたら既に解決できたと同然です。
それらの手順はお医者さんや整体師の方と同じだと思います。
全てにおいて、何が問題なのかを突き止めることから始まりますし、それが明確になれば対処法はたくさんあり、その中で適切な方法で解決を図ればいいのです。
お子様が「解らない」となった時にやってはいけないことは、代わりにやってあげる事です。
「全部解らない」ということでも、1から教えるのではなく、何が解らないのか、何で困っているのかを一緒に考えてあげることです。
困っている子の代わりにやってあげたり、教えてその通りにやらせることは避けるべきです。
塾生に何が解らないか聞くと、「全部」と言う子がいますが、こちらとしてもそれではお手上げです。
問題点が明確にならないと対処しようがありません。
「全部」と言われても、その中で解らないところ、解らなくなったところがあるはずです。
そこで、「これは解る?」と少しずつ確認をしていきながら、解らなくなっているところを突き止めます。
突き止められたら既に解決できたと同然です。
それらの手順はお医者さんや整体師の方と同じだと思います。
全てにおいて、何が問題なのかを突き止めることから始まりますし、それが明確になれば対処法はたくさんあり、その中で適切な方法で解決を図ればいいのです。
お子様が「解らない」となった時にやってはいけないことは、代わりにやってあげる事です。
「全部解らない」ということでも、1から教えるのではなく、何が解らないのか、何で困っているのかを一緒に考えてあげることです。
困っている子の代わりにやってあげたり、教えてその通りにやらせることは避けるべきです。
2023-05-12 12:50
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勉強ができない子! [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
今まで何度も書いてきたことですし、これからも書き続けるしかないテーマです。
本当はあまり書きたくないことでもあるのですが、子供達のことを考えると書くしかないのです。
「教わるな!」
「やり方を覚えるな!」
勉強は教わるものではなく、自分で習得するものです。
では、なぜ学校や学習塾があるかと言うと、習得する機会を与える為です。
そして、効率よく学ばせるために、学んだことを明確化して次のステップに導く。
自分で考えて(教わらないで)見つけた“こたえ”を明確化すると、「なるほどそういうことだったんだ」と深く頭に刻むことができます。
その“こたえ”は自分のものとなり定着し、次のステップで利用できるようになります。
そのためには、目的と理由を常に考えること。
意味が解かるまで読み返し、見て観て視て考える。
色々な方向から考える。
色々な切り口から考える。
小さいところを見たり、全体を見たりして考える。
とにかく、教わらないで自分で考える。
大人が自分自身で習得させるためにできることは、結果で判断しない、結果で叱らない、結果を求めない、お教えない、解ってあげる、受け入れる、話を聞いてあげる。
授業中に「ここであと5秒まてば自分で気がつくかもしれない。教えてはいけない」と葛藤する日々です。
本当はあまり書きたくないことでもあるのですが、子供達のことを考えると書くしかないのです。
「教わるな!」
「やり方を覚えるな!」
勉強は教わるものではなく、自分で習得するものです。
では、なぜ学校や学習塾があるかと言うと、習得する機会を与える為です。
そして、効率よく学ばせるために、学んだことを明確化して次のステップに導く。
自分で考えて(教わらないで)見つけた“こたえ”を明確化すると、「なるほどそういうことだったんだ」と深く頭に刻むことができます。
その“こたえ”は自分のものとなり定着し、次のステップで利用できるようになります。
そのためには、目的と理由を常に考えること。
意味が解かるまで読み返し、見て観て視て考える。
色々な方向から考える。
色々な切り口から考える。
小さいところを見たり、全体を見たりして考える。
とにかく、教わらないで自分で考える。
大人が自分自身で習得させるためにできることは、結果で判断しない、結果で叱らない、結果を求めない、お教えない、解ってあげる、受け入れる、話を聞いてあげる。
授業中に「ここであと5秒まてば自分で気がつくかもしれない。教えてはいけない」と葛藤する日々です。
2023-04-28 01:00
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都立入試全員OK! [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
都立高等学校の一般入試が終了しました。全員が合格とはなりませんでしたが、ほぼ全員が今までの
模擬テストの結果と比較して最高の出来となりました。
最後の模擬テストは1月で、そこでも過去最高の偏差値を出した子が、1ヶ月後さらに学力アップして、本番で力を発揮したということです。
たった1ヶ月かもしれませんが非常に長く感じました。
毎日のように塾に来て勉強し、家庭でも勉強をして、また塾に行っての繰り返しです。
授業中も真剣に学習に取り組み、話をよく聞いてくれました 私たちも最後は、これだったらいけると、塾生たちの学力の伸びを実感していました。
そして受験前の最後の勉強会の時点で、「全員OK」という状態になりました。
学力差はありますがそれぞれの塾生が、その子なりに仕上がった状態で本番に送り出すことができました
2/19(日)は午前10時半から午後8時過ぎまで勉強しましたが、塾生も我々もやり切ったという感覚があったと思います。
中には泣きながら勉強していた子もいます。
どうしてそこまで勉強するだろうと考えると、悔いのない受験をするためにだと思います。
悔いのない受験をすることによって、結果はどうあれその結果を受け止めて次に進むことができます。
頑張って、頑張って生きていきます その中で、すべてが良い結果になるということはありません。
しかし、どんな結果になろうとも、人はその結果を受け入れて前前に進むしかありません。
乗り越えて前に進むために必要なことは、その過程で精一杯頑張ることです。
どうせ結果が出ないからとか、どうせ無理だから頑張らない では成長が伴わない上に前に進めません。
また、結果が悪かったら、今までやってきたことは無駄だという人もいますが、頑張ったことで成長できること、前に進むことができることを考えると、決して無駄ではありません。
必ず未来に活きるものです。
模擬テストの結果と比較して最高の出来となりました。
最後の模擬テストは1月で、そこでも過去最高の偏差値を出した子が、1ヶ月後さらに学力アップして、本番で力を発揮したということです。
たった1ヶ月かもしれませんが非常に長く感じました。
毎日のように塾に来て勉強し、家庭でも勉強をして、また塾に行っての繰り返しです。
授業中も真剣に学習に取り組み、話をよく聞いてくれました 私たちも最後は、これだったらいけると、塾生たちの学力の伸びを実感していました。
そして受験前の最後の勉強会の時点で、「全員OK」という状態になりました。
学力差はありますがそれぞれの塾生が、その子なりに仕上がった状態で本番に送り出すことができました
2/19(日)は午前10時半から午後8時過ぎまで勉強しましたが、塾生も我々もやり切ったという感覚があったと思います。
中には泣きながら勉強していた子もいます。
どうしてそこまで勉強するだろうと考えると、悔いのない受験をするためにだと思います。
悔いのない受験をすることによって、結果はどうあれその結果を受け止めて次に進むことができます。
頑張って、頑張って生きていきます その中で、すべてが良い結果になるということはありません。
しかし、どんな結果になろうとも、人はその結果を受け入れて前前に進むしかありません。
乗り越えて前に進むために必要なことは、その過程で精一杯頑張ることです。
どうせ結果が出ないからとか、どうせ無理だから頑張らない では成長が伴わない上に前に進めません。
また、結果が悪かったら、今までやってきたことは無駄だという人もいますが、頑張ったことで成長できること、前に進むことができることを考えると、決して無駄ではありません。
必ず未来に活きるものです。
2023-03-17 01:00
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合格できる理由 [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
「先生、模擬テストでB判定が出ているのですが合格できますか?」
「B判定ならば合格圏入っているので、合格の確率は高いと思うよ。後は精一杯頑張って入試に臨むことだね。そうすれば、たとえ結果が悪くても悔いが残らないよ。」と、言いませんでした。
このケースで、私は本人の背中を押してあげることにしました。
合格できるかどうか不安に駆られていても、志望校を変更する事を悩んでいるわけではありません。
志望校を変更しないのならば、迷わず突き進むことしかありませんし、それを一番分かっているのは本人です。
「B判定ならば充分合格できる実力だ。迷わず合格することだけ考えてガンバレ。合格するように勉強するのだから、絶対に合格できる!」
「合格できるように、出来るだけ頑張る」ではなく、「合格するように頑張るから、絶対に合格する」という意思を強く持つことが合格につながります。
結果より過程が大切であると思うからこそ、強い意志を持って臨むことが重要です。
人生の成功は、他人が無理だと思うことだったりします。
それは、他人がどう思おうと、絶対に成功するという気持ちや、絶対に成功させなければいけないという意思が成功に導きます。
出来るとか出来ないではなく、やるのかやらないのかであり、やることが良いことであれば無条件にやるしかありません。
人の為、社会の為になることならばやるしかありません。
その場合、「できる気がしない」とか「出来なかったらどうしよう」とは思いません。
「出来るようにするから、出来るのです」
合格できる理由は、“合格するようにする”からです!
「B判定ならば合格圏入っているので、合格の確率は高いと思うよ。後は精一杯頑張って入試に臨むことだね。そうすれば、たとえ結果が悪くても悔いが残らないよ。」と、言いませんでした。
このケースで、私は本人の背中を押してあげることにしました。
合格できるかどうか不安に駆られていても、志望校を変更する事を悩んでいるわけではありません。
志望校を変更しないのならば、迷わず突き進むことしかありませんし、それを一番分かっているのは本人です。
「B判定ならば充分合格できる実力だ。迷わず合格することだけ考えてガンバレ。合格するように勉強するのだから、絶対に合格できる!」
「合格できるように、出来るだけ頑張る」ではなく、「合格するように頑張るから、絶対に合格する」という意思を強く持つことが合格につながります。
結果より過程が大切であると思うからこそ、強い意志を持って臨むことが重要です。
人生の成功は、他人が無理だと思うことだったりします。
それは、他人がどう思おうと、絶対に成功するという気持ちや、絶対に成功させなければいけないという意思が成功に導きます。
出来るとか出来ないではなく、やるのかやらないのかであり、やることが良いことであれば無条件にやるしかありません。
人の為、社会の為になることならばやるしかありません。
その場合、「できる気がしない」とか「出来なかったらどうしよう」とは思いません。
「出来るようにするから、出来るのです」
合格できる理由は、“合格するようにする”からです!
2023-02-03 01:00
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次の文を読んで?後の問いに答えなさい [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
国語の問題で「次の文を読んで後の問いに答えなさい」と書いてあるのに、「次の文を読まない」人がいます。
問題文を読まなくても答えを出せたり、答えが偶然当たったりすることが、問題文を読まくなった原因の1つかもしれません。
算数でも文章題の問題を良く読まずに、そこに書いてある数字で式を作って正解となるのと似ています。
わり算という単元で「6mのテープを3人で分けたら1人分は何mになりますか?」という問題があると、わり算の式をとにかく作ろうと思い、大きい数を小さい数でわればいいと考えて式を作ります。
6÷3=2 答え2メートル
ところが、わり算という単元で「3mのテープを6人で分けたら1人分は何mになりますか?」という問題があると、同様にわり算の式をとにかく作ろうと思い、大きい数を小さい数でわればいいと考えて式を作ります。
6÷3=2 答え2メートル
答えが小数や分数になる問題が出てくると点数が取れなくなります。
さらに、「家から学校まで行くのに、分速80mで歩くと12分かかります。家から学校までの道のりは何mですか」と、速さや割合の単元になると、かけたり割ったりするのでどうにもなりません。
それでも、すでに問題を読まないで式を作る癖がついているので、その後も書いてある数字を適当に組み合わせて答えを出そうとし続けます。
そうなると、勉強ができるようにはなりません。
適当に式を作っているのかどうかを確かめるため、答えが合っていても「どうして」と聞いて、本当にわかっているのかどうか確かめる必要があるのです。
もし、適当にやっていたことが判明したらどうしたらいいでしょう。
「これの問題の式は、3÷6になる」と教えたら全く変わりません。
「この問題は・・・」と問題文の内容(意味)を説明してしまっては、問題文を読まなくなるので、これも全く変わりません。
ポイントは問題文を読ようになること、問題文の意味を考えるようになることですから、そこを「考えてみよう」と伝え考えさせると良いと思います。
その時に注意することは、親が誘導したりヒントを出しすぎたりしないことです。
本人に考えさせて間違っていても、その間違いを受け入れて、さらにその間違いに自分で気が付けるようにします。
「なるほど、そう考えたんだね(がんばったね)」
「そう考えると、その後はどうなるかな」、「答えを確かめてみるとどうなるかな」
それで自分で間違いに気がつくことができれば、まだ復活の余地があるでしょう。
従って、親ができることは・・・
◆結果を褒めない:答えを出そうという気持ちが強くなる、良い点数を取ればいいという気持ちが強くなる→問題を読まない・適当に答えを出す→できる問題もあるが解っていない、できなくなっていく
◆教えない:特に問題文を要約したり、問題文の意味を教えたり、式をつくってあげたりしない→問題文を読めなくなる→学力がつかない、できる問題もあるが本当は解っていない
全ての子が前述のようになるとは限りませんが、できなくなっている子、できなくなる子の原因としては少なくありません。
学習塾は沢山あり、そこにさらに沢山の講師います。
彼らも同様に、結果を褒めると、「答えが出ればいい」、「答えが出れば褒められる(叱られない)」、「できれば帰れる」と考えて、問題を読まなくなることが有ります。
講師が問題をやらせて、間違った問題の“やり方”を教える指導法であるならば、一部の子を除き学力は伸びないと考えます。
一部の子とは、常に問題を読み意味を考え、理由を考えて答えを出すことが身に付いている子です。
それらの子は自律していて、これからも成長していける人間です。
私はいぶき学院の講師に、結果で褒めたり叱ったりしないこと、教えないことを徹底していきます。
とは言うものの、それらを実行することは難しいことです。
それでも精一杯頑張って、塾生が一生涯成長できる人間になることを目指します。
問題文を読まなくても答えを出せたり、答えが偶然当たったりすることが、問題文を読まくなった原因の1つかもしれません。
算数でも文章題の問題を良く読まずに、そこに書いてある数字で式を作って正解となるのと似ています。
わり算という単元で「6mのテープを3人で分けたら1人分は何mになりますか?」という問題があると、わり算の式をとにかく作ろうと思い、大きい数を小さい数でわればいいと考えて式を作ります。
6÷3=2 答え2メートル
ところが、わり算という単元で「3mのテープを6人で分けたら1人分は何mになりますか?」という問題があると、同様にわり算の式をとにかく作ろうと思い、大きい数を小さい数でわればいいと考えて式を作ります。
6÷3=2 答え2メートル
答えが小数や分数になる問題が出てくると点数が取れなくなります。
さらに、「家から学校まで行くのに、分速80mで歩くと12分かかります。家から学校までの道のりは何mですか」と、速さや割合の単元になると、かけたり割ったりするのでどうにもなりません。
それでも、すでに問題を読まないで式を作る癖がついているので、その後も書いてある数字を適当に組み合わせて答えを出そうとし続けます。
そうなると、勉強ができるようにはなりません。
適当に式を作っているのかどうかを確かめるため、答えが合っていても「どうして」と聞いて、本当にわかっているのかどうか確かめる必要があるのです。
もし、適当にやっていたことが判明したらどうしたらいいでしょう。
「これの問題の式は、3÷6になる」と教えたら全く変わりません。
「この問題は・・・」と問題文の内容(意味)を説明してしまっては、問題文を読まなくなるので、これも全く変わりません。
ポイントは問題文を読ようになること、問題文の意味を考えるようになることですから、そこを「考えてみよう」と伝え考えさせると良いと思います。
その時に注意することは、親が誘導したりヒントを出しすぎたりしないことです。
本人に考えさせて間違っていても、その間違いを受け入れて、さらにその間違いに自分で気が付けるようにします。
「なるほど、そう考えたんだね(がんばったね)」
「そう考えると、その後はどうなるかな」、「答えを確かめてみるとどうなるかな」
それで自分で間違いに気がつくことができれば、まだ復活の余地があるでしょう。
従って、親ができることは・・・
◆結果を褒めない:答えを出そうという気持ちが強くなる、良い点数を取ればいいという気持ちが強くなる→問題を読まない・適当に答えを出す→できる問題もあるが解っていない、できなくなっていく
◆教えない:特に問題文を要約したり、問題文の意味を教えたり、式をつくってあげたりしない→問題文を読めなくなる→学力がつかない、できる問題もあるが本当は解っていない
全ての子が前述のようになるとは限りませんが、できなくなっている子、できなくなる子の原因としては少なくありません。
学習塾は沢山あり、そこにさらに沢山の講師います。
彼らも同様に、結果を褒めると、「答えが出ればいい」、「答えが出れば褒められる(叱られない)」、「できれば帰れる」と考えて、問題を読まなくなることが有ります。
講師が問題をやらせて、間違った問題の“やり方”を教える指導法であるならば、一部の子を除き学力は伸びないと考えます。
一部の子とは、常に問題を読み意味を考え、理由を考えて答えを出すことが身に付いている子です。
それらの子は自律していて、これからも成長していける人間です。
私はいぶき学院の講師に、結果で褒めたり叱ったりしないこと、教えないことを徹底していきます。
とは言うものの、それらを実行することは難しいことです。
それでも精一杯頑張って、塾生が一生涯成長できる人間になることを目指します。
2023-01-20 04:09
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