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入試で緊張してしまう② [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 入試前にやるべきことは・・・

 ●生活のリズムは普段通りに
 生活のリズムを今までと変えることは、「もうすぐ本番だ」と言う意識を高め、緊張をあおります。
 学校に普通に通い、同じリズムで授業も受けることです。
 勿論、受験校が別の地域とか、体調が悪いとか、感染症が流行っているなどの理由ならば別だと思います。

 ●本番数週間前に慌てて勉強をしない
緊張をあおることを避けるために、受験に必要のない教科の授業でも受けて、授業中も一生懸命にやることです。
 入試の出題範囲は3年間学習だったりします。
 その範囲の学習を慌ててやったとして、それでどれだけ得点力が付くでしょうか。
 そこで、解らないところが見つかって出来るようになること、たまたまやったところが出題されるということはありますが、一番大切なのは今の実力を維持して発揮することです。
 実力を発揮できた上で、たまたま出題されて出来れば最高ですが、まずは出来る問題を解けることが大切です。
 私の経験上、過剰な体調管理や、試験前に慌てること、入試に関係がないことをやらなくなる子は、良い結果につながらないこと多いと感じています。
 某都立から、北海道の国立大H大学に合格した塾生は、入試前にいつものようにゲームをしていたと言っていました。
 これはリラックスし過ぎかもしれませんが、実力を発揮できたから合格したはずです。

 ●勉強は何をやるか
 自学自習ならば、新しい問題はやらない方が良いでしょう。
 新しい問題集を買い求めて解き始めることは絶対にやってはいけません。
 やった問題が解ければよいのですが、解けない問題があり、わからないと不安になるからです。
 どうしても、わからない問題があったら誰かに教わってクリアすることで不安を拭い去ってください。
 従って、今までやった問題を解き直すことがお勧めです。
 やったことがある問題だから、時間をかけずに多く解くことが出来るからです。
 例えば過去問ですかね。

 ●確実に解く練習
 入試では出来ない問題は出来ません。
 本番で、出来ない問題に時間をかけることは避けなければなりません。
 もし、出来ない問題を解かないと合格できないとしたら、厳しいですが今から志望校を変更すべきです。
 出来る問題を確実にゲットすること、そして出来ない問題を、勇気をもってやらないことで合格点が取れるはずです。
 難易度の高い問題は実力をつけますが、本番ではそれが出来たから合格できるわけではありません。
 合格点を取った人が合格できるのです。
 例えば、数学の過去問で絶対に出来る問題だけ、絶対に間違えないで特練習をすると良いでしょう。
 その上で、難易度の高い問題にも目標点に合わせて取り組むことでする


 とは言え、いぶき学院でも今までのリズム通りではなく、受験生への指導日と時間が多くなり、直前まで勉強させるのです。

 それは、緊張を高めないように我々が見守り、出来る問題を出来るようにすること、実力を発揮できるようにしたいからです。

 そして、「直前にやったことが出た!」も狙っているからです。

 書いていることと、やっていることが違うかもしれませんが、塾生の様子(心情)を考えて動いていきたいです。


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