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10年前、そして10年 [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 10年前の2013年に体調を崩し、本気で長く生きられないと思っていました。

 そこで、自分の思いや今までの体験のブログを書き、10年後の2023年の誕生日(5月21日)に発表されるように予約を入れたのです。

 2013年の私は、10年間生き続けることを目標としました。

 そして、お陰様で10年間生き続けることができました。

 従いまして、本来発表するはずのブログの発表はないはずだったのですが、私がうっかりして昨日発表してしまいました。

 慌てて、10年後の2033年5月21日に予約をし直しました。

 見られた方は、一旦内容を忘れていただければと思います。

 この2013年から2023年の10年間も生きてきて、少しは人の役に立てたと思っておりますし、子供たちや保護者様、そして学習塾や私学の先生方の笑顔を見ることができました。

 決して健康な状況ではありませんが、まだまだやれること、やらなければいけないことが沢山あります。

 1人でも多くの人の役に立ちたいです。

 勉強を通して、子供たちに生き方を考えて欲しいです。

 そして、一生涯成長できる人間になるとともに、人の役に立ってもらいたいと思います。

 さらに、子供たちへの教育を通して、我々学習塾や学校を始めとする教育機関が社会に貢献できるように変わっていかねばなりません。

 教育がこのままでは駄目であることに気付いている人が、多くいることを知っていますが、気づいていない人がほとんどです。

 しかも、気づいていない人の中には、「自分が良ければいい」というようなことをしている人もいます。

 そう思っていなくてもしているのです。

 その人たちが、子供たちを指導することに危機感を持っています。

 子供たちもそうなってしまうかもしれないからです。

 あと、10年また生き抜き、10年後の景色を少し変えたい。


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「何をしたいの?」、「困っていることは何?」話を聞いてあげよう [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 コロナ明けのゴールデンウイーク。

 3年ぶりに旅行に出かけました。

 旅行は楽しいのですが、見知らぬ土地では不安も多いものです。

 困ったときはスマホで検索もしますが、ホテルの人に聞いたり、お店の人に聞いたり、地元の人に聞いたりと最後は人に頼ることになります。

 今回の旅行でも何人もの人にお世話になり大変感謝しています。

 ただ、こちらが困っていることを察してもらえないケースがあり、「困っているのはそこではない」と思うことも・・・。

 極めつけだったのは、某店で飲食をした時のことです。

 飲食が終わったのが22時位でしたが、地方都市でしかも中心から離れた場所であったため、ホテルに帰れなくなってしまいました。

 その店に行く時はホテルにタクシーを呼んでもらい、それで出向いたので、帰りもタクシーを呼んでもらおうと思っていました。

 行きに乗ったタクシーの運転手さんも「電話をもらえれば5分で行きます」とおっしゃっていたので、油断をしていたことは間違いありません。

 帰りにタクシーを呼んでもらおうと、お店の人に頼んだところ、お店の人が言うには「今から呼んでも30分以上かかるので、ここから歩いて10分程行ったところにコンビニがあり、その辺りだと交通量が多いからつかまえやすい。その方が早いし、皆さんそうしてますよ」との事。

 言われたとおりに人通りなく、車もほとんど通らない薄暗い道を、ホテルと反対方向に歩いて行きました。

 もし、このままタクシーがつかまえられなければ、そこから約1時間歩いてホテルに帰ることになります。

 私はスマホでタクシー会社を検索して、片っ端から電話をかけましたが、全て「運転手がいない」という返事でした。

 楽しい旅行、美味しい食事が全て、このことにより嫌な旅行になってしまいます。

 我々は、ただホテルに帰りたいだけで、楽しい旅行と言う想い出をつくるためには、歩いて1時間は絶対に避けねばなりません。

 地元の人が多いお店で、旅行客であることが歴然な客に対しての接し方としてはいかがなものかと思いました。

 凄くおいしい店で、郷土料理を満喫することができましたが、おそらくその店には2度と行かないと思います。


 さて、それを自分自身に置き換えて考えてみると、私も子供たちに同じことをやっているかもしれないと思ってしまいます。

 そうなってはいけない、一人一人に寄り添い、何に困っていて、どうしたいのかを受け止め、その上で我々ができる事を提案していきたいし、一緒に問題点を共有して、一緒に考えかいけつしていくんだ。


 因みに、その晩は真っ暗闇を1時間歩いてホテルに0時過ぎに着く・・・、という最悪の事態は避けられました。

 偶然、路地から空車のタクシーが出てきたのです。

 車が1台も通っていない道に出てきたのです。

 運転手不足は深刻なようで、コロナで一旦減った運転手が戻っていないようでした。

 まずは、楽しい旅行で終わることになって良かったです。


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問題を解決するには問題点を見つける [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 「問題が解けない」時に考えることは、何が解らないのかを明確にすることです。

 塾生に何が解らないか聞くと、「全部」と言う子がいますが、こちらとしてもそれではお手上げです。

 問題点が明確にならないと対処しようがありません。

 「全部」と言われても、その中で解らないところ、解らなくなったところがあるはずです。

 そこで、「これは解る?」と少しずつ確認をしていきながら、解らなくなっているところを突き止めます。

 突き止められたら既に解決できたと同然です。
 
 それらの手順はお医者さんや整体師の方と同じだと思います。

 全てにおいて、何が問題なのかを突き止めることから始まりますし、それが明確になれば対処法はたくさんあり、その中で適切な方法で解決を図ればいいのです。

 お子様が「解らない」となった時にやってはいけないことは、代わりにやってあげる事です。
 
 「全部解らない」ということでも、1から教えるのではなく、何が解らないのか、何で困っているのかを一緒に考えてあげることです。

 困っている子の代わりにやってあげたり、教えてその通りにやらせることは避けるべきです。
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経験を積む [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 ゴールデンウィークでお休みをいただいておりますが、仕事をしていないと刺激が少なく脳があまり働いていない気がします。

 刺激が少ないと益々頭が衰えていくように思えてしまいます。


 歳を取ってくると、記憶も処理スピードも落ちてきて若い人たちにはかないません。

 最近パソコンを新しくしたのですが、それと似ている気がします。

 購入したときは、メモリーとCPUが優れていても年月が過ぎると新しいPCに入れ替えます。

 人も歳を取ってくると同様に、若い人にとって替わられてしまいます。


 優秀な若い人たちに負けないためには、彼らに無いものを持っていなければなりません。

 彼らに無いものというと、お金、地位、名誉もあるかもしれません。

 持っているお金で、若い人を雇うことができます。

 会社の中で地位が上位ならば、若い人に命令できます。

 名誉がある人ならば、若い人から崇められるかもしれません。


 しかし、お金、地位、名誉がある人は沢山いるわけではありませんし、それが一番大切とは思えません。

 記憶力も考える力もある人たちに負けないために必要なのは、人間力だと思います。

 人間力とは、経験から得た生きるための能力(知恵)だと思います。

 人に感謝すること、「ありがとう」、「ごめんなさい」、「こんにちは(挨拶)」を言えること。

 人と協力できること、「お互い様」として助け合えること。

 人の相談を聞くことができること、人に自分の相談事を話せること。

 困っている人を助けることができること。


 勉強はそのためにしているのだと思います。

 勉強をすることで知識を増やし、物事の考え方や見方を学びます。

 しかし、大切なのは全ての生活の中で、何のために(目的)と、何故どうして(理由)を考える癖をつけることです。

 それらが結びついて、人間力に活かされるのです。


 受験勉強をして有名校に合格しても、本当の目的である人間力の習得に結びつかなければ、卒業後の長い人生は果たして有意義なものとなるのでしょうか。

 そして、我々は日々の生活の中でいろいろな経験を積み、人間力を上昇させていくのです。


 経験は積むのであって、単に経験するのではありません。

 経験から考えて得たものがあるから積み上げられるのです。

 おじいちゃんやおばあちゃんの言葉が、妙に頭に残るのも経験を積んだ人の言葉からだと思います。




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