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頑張ると良いことが一杯ある [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 パリオリンピックが開幕、夏の甲子園も開幕し感動の毎日です。

 スポーツ好きの私にとっては夢みたいな期間で、できれば毎年オリンピックがあれば嬉しいと思ってしまいます。

 しかし、オリンピックは4年に1度であり、選手たちが次のオリンピックを目指すには、4年間頑張ることになります。

 4年後の身体能力は明らかに今とは異なりますから、アスリートにとって4年間は年齢との戦いでもあり、10代の選手にとっては、次はさらにレベルアップと考えられますが、選手によってはどうしても4年後となると体力の衰えが問題となります。

 いずれにせよ、次のオリンピックまで4年間と考えると、ここで結果を残したい、金メダルを取りたいとなります。

 甲子園の高校野球も春と夏はあるにせよ、球児にとっては一生に1度の晴れ舞台で、特に夏の甲子園は負ければ終わりの試合が続きます。

 オリンピック、次は4年後であり、出場できるかどうかわからない。

 夏の甲子園は負ければ終わりで、一生に1度だけ。

 やり直しがきかない試合だからこそ、我々が知らないところで、我々が想像すらできない試練に耐え選手たちは本番を迎えます。

 だからこそ、見るものが感動する試合となるのだと思います。


 多くの選手たちが精一杯努力しても、優勝できるのは1人(1チーム)だけで、しかも微妙な判定に泣かされたり、きわどい判定の末に負けてしまったりする事もあります。

 どんなに強い選手(チーム)でも絶対に優勝できる保証はありません。

 試合結果は目指していたものにならないことが、殆どではないでしょうか。

 でも、頑張れば結果はさて置き、自分自身の成長につながることは間違いありません。

 我々も見ていて、感動したり、勇気づけられたりしますし、多くの学びを得ることも出来ます。

 これもアスリート達のおかげである思います。

 そして、その上に良い結果がついてくれば、なおさら嬉しいです。結果は誰も分かりません。

 だからこそ頑張れるのだと思います。そして頑張ると、自己成長に結びつくのです。

 そう考えると、結果はおまけみたいなものかもしれません。どんなことでも精一杯頑張る。

 そして、結果を受け入れ成長する。その繰り返しが人を成長させることは間違いありません。

 結果を求めず、結果を恐れず、やり直しがきかない人生に勝負を挑み続けていきたいものです。

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なぜ勉強をするのか [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 いぶき学院では毎月、講師全員で情報交換と研修などを行うスタッフミーティングしています。

 今でこそ半数くらいはオンラインでの参加となりましたが、コロナ以前は授業が無くても、22:00に全員がいぶき学院に集まり実施していました。

 さて、5月もこのミーティングを行ったのですが、私から「なぜ勉強をするのか」と言うテーマを設けて先生たちに聞いてみました。

 自分自身の勉強をする理由や、塾生に聞かれたときにどう答えるかと言うことも含めてです。

 概ね、「自分のやりたい(目指している)ことを達成するため、次のステップに進むために今勉強をする」、「コミュニケーションを取るために知識不足だと困る」などの話が出ました。

 中には「勉強をしようと思ったことが無く、自分の好きな事をやってきた」と言う先生もいました。

 その先生は、暗記型の勉強ではなく思考型の勉強をしてきたので、「やり方を忘れる」ということは有りません。

 理解して勉強を進めていたので応用力が身に付いています。学校の勉強は解かるため、「なぜ勉強をするのか」という発想が無いということです。

 実際に勉強が順調な子は「なぜ勉強をするのか」と考えない気がします。

 もともと勉強は、新しい知識や知恵が身に付くので楽しいはずです。

 それが、正解を得る事や良い点数を取る事、そして、勉強をする事を目的としてしまうので辛くなるのではないでしょうか。

 我々もインターネット上で得られる新しい情報(画像・映像も)を読んでいるのは楽しいものです。その楽しさには「正解を求めよう」とか「良い点数を取るぞ」は有りません。私が今週の授業で一番沢山言った言葉は「答えを出そうとするな」です。

 ちなみに、私は勉強をすることで人生の景色が変わると思っていて、解っているのと解かっていないのとでは、同じものを見ても、見え方が異なります。

 勉強をして他の人と別の景色が見えるようになったら、見えない人を助けて上げられれば良いと考えています。

 私の専門(得意)分野は学習指導(授業法)やイベント開催(人を繋ぎ協力して行事を開催する)、そして人の教育(自律・一生涯成長できる人間の育成・人や社会のためになる人間の育成)です。

 自分の得意分野を活かして、子供達に幸せ人なってもらいたいと考えています。


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メモ魔になろう! [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 忘れられないことってありますよね。

 1度きり、1瞬のことであったとしても脳裏に焼き付いている光景や言葉はありませんか?

 私はいくつもあります。

 勉強は覚えようと思っていても忘れてしまうのに、覚えようと思っていないのに忘れないことがあるのです。


 私は学者ではありませんから、人間の記憶のしくみとして説明はできませんが、学力が伸び悩む子供たちを見ていて気付くことがあります。

 それは、ノートを見て問題を解く、例題をみてその通りにやる、教えてもらいその通りにやる、授業中は写すことを大切にしている・・・

 学びが全く頭に残っていないので、常に何かに頼って目の前の問題を解いているだけです。


 スマホを持っていると、つい写真を撮ってしまい目の前の素晴らしい風景を脳裏にその場で焼き付けず、あとで写真を見て「そう言えばこんなところに行ったよなぁ」と感慨にふけてしまいます。

 その時の感動をよみがえらせる写真ではなく、その時の記録を残す写真となっていることが多くなったと思います。


 メモを取ると忘れてしまい、メモを見ないと思い出せず決して身に付きません。

 ただ、その時の一瞬のひらめきや、大切だと思ったことを忘れないように、メモを取ることは良いと思います。

 それは、メモが学ぶ(自分を高める)ための手段となるからです。

 そして、メモをチラ見して覚えたり、メモを基に原稿を起こしたりすることで頭に刻み込まれると思います。

 ただ単に、問題を解くための手順をメモしておいて、それを見てその通りに解くこととは異なります。

 気が付いたことはメモを取り、それをもう一度見てまとめ直すことは人間成長につながります。


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都立高校受験 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 今年度の都立高校入試が終了(※)ました。

 2/17に土曜特講と授業で約6時間、2/18に理科社会特講を約9時間30分、2/19に入試前最後の授業を2時間行い、本番の2/21に向かいました。

 授業時間が3日間で20時間ですが、加えて宿題がありましたから、受験生たちの勉強量はかなりのものだったはずです。

 それでも、誰もいや顔一つせず、欠席もなく全員がやり遂げました。

 直前に集中的に勉強しても学力が付くわけではありませんが、得点力は上がります。

 今まで、練習とトレーニングを積んできた選手たちは、最後に試合に臨み勝利を手にするために、作戦を練り上げる必要があります。

 それが直前の学習です。

 試験の受け方、心構え、そしてこれだけやったと言う自信。

 「自信は努力から」

 自分を信じて試験を受けて欲しいと思いました。


 受験生は、いつもながら最後の1か月驚くほど成長します。

 周りの友達たちが、私立推薦合格、都立推薦合格、私立一般合格と進学校が次々と決定していき、最後に都立一般入試組が残ります。

 焦りと不安をたくさん抱え、合格への希望と願いを胸に勉強をしてきたはずです。

 15歳の人間にとって、それは大きな試練となりました。

 それを乗り切った塾生たちは、驚くほど成長していました。

 おそらく殆どの塾生は、本番の入試の得点が今までの模擬テストを凌駕しているはずです。

 成長したのは学力だけではありません。

 人として成長が見られます。


 いぶき学院は、一生涯成長できる人間の育成を目指していますが、まず志望校合格を通して一生懸命に勉強することで成長します。

 都立の一般入試は、高校入試の実質最後の入試となりますからプレッシャーがあります。

 しかし、その反面それを合否関係なく、「誰が何と言おうと私は頑張った」と乗り越えたならば、その何倍もの「人間的成長」と言うご褒美がもらえます。

 今年も素晴らしい塾生に巡り合え、指導できたことを嬉しく思います。

 彼らは私たちの誇りです。

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誰のために頑張るのか [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 小中高生は、誰のために頑張っているのでしょうか?

 お母さんのためですか、お父さんのためですか、家族のためですか。

 もし親のために頑張っているとしても、ほとんどの親は自分のために頑張る事を望んでいないと思います。

 子が自分のために頑張ることで、幸せになることを望んでいると思います。

 子が自分のために頑張ることは、親にとって嬉しいことですよね。

 誰かのために頑張ると、「私はあなたのために、こんなにも頑張っているのに・・・」という気持ちが生まれることがあります。

 例えば、親が子のために「頑張っているのに、本人は全然勉強をしない」とか、誰かの為に「頑張っても何もしてくれない」とか、「あなたの為に頑張っているのに、私のことを分ってくれない」という気持ちです。

 誰かの為に頑張ると、実際には色々と手助けをしてもらっているにも関わらず、頑張っている自分を分かってもらいたい、という気持ちが大きくなるため、「何もやってくれない。分ってくれない」となるのです。

 従って、そこには相手に対する感謝の気持ちは生まれません。

 しかし、自分の為に頑張ると相手の少しの手助けに対して、大きな感謝の気持ちが生まれるものです。

 人は自分のために頑張ることで、他人への感謝の気持ちが生まれ、他人を幸せにする事が出来ると思います。自分の為に頑張ると相手も嬉しい。

 自分の為に頑張ると感謝の気持ちが湧いてきて、自分も嬉しくなります。

 受験の合格も自分の為に頑張ったら、みんなが喜んでくれたはずです。

 そして、「お母さん、お父さん、ありがとう!」となるのです。

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定期試練の目的 2限目 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

1限目の続きです

 区立中の3年生(9年生)の定期試験の目的はそれとは異なります。

 結果を求められるからです。

 それでも、解らないことを丸暗記し解くことは、長い目で見たら危険と言わざるを得ません。

 結果を出すという目的と、上手く同居して試験に臨むことになります。


 結果を出すという目的を考えると、試験勉強だけでは不十分となります。

 では、どのくらい前から勉強すればいいかと言うことになります。

 10日前?2週間前?3週間前?1か月前?2か月前?・・・

 結果が良い人は、試験前は最終チェックで済んでしまいます。

 つまり、普段の勉強が大切です。
 
 英語と数学は解らないことがあったら、その日のうちに解決すること。

 先生に質問などをして、自分で理由を説明できるようにすることです。

 理科と社会は、普段からノートまとめをしていくことです。

 マイノートを作成し、教科書や授業ノート、そして簡単な参考書を利用します。

 学校の国語の試験は、模擬試験や入学試験とは異なります。

 見たことがない文章は出ないからです。

 普段から授業中を含めて、教科書の文章の内容把握に努めることです。

 文法については、解らないことがあったら即解決する必要があります。

 そして、必要なことは暗唱していきます。

 模擬試験や学力テスト等では、国語の問題に出る文章は初見のものですが、学校の試験は題材となる文章が解っているのですから、必ず読んで内容まとめ分るようにしていくことです。


 と言う理由で、学校の定期試験は偏差値が高い子が高得点を取るのではなく、努力した子が高得点を取るものであると、私は考えています。

 努力が報われるのが定期試験であると考えます。

 だからこそ「頑張ろう」とやる気になり、その生徒にとって良い結果であった場合に自信につながるのです。


 もし、学校で授業中に触れていない文章や、内容を出題するとしたら、注意が必要であることは言うまでもありません。

 成績をつける必要があるため、難しい問題も出題する必要はあると思います。

 しかし、それはあくまでも授業中に触れたことを利用し、考えて正解にたどり着ける問題となるでしょう。

 都立高校の受験生にとって、学力は当日の学力検査で試されるわけですから、定期試験は頑張りを試す試験であって欲しいです。

 特に、区立中3年生の結果は、高校受験に直結し未来を左右します。


 だから、中学3年生は必至になって勉強をします。

 「努力は報われる」試験であることを望んで止みません。

 さらに、やり方を覚えればできる問題は避けねばなりません。

 先生のための試験ではなく、子供たちのための試験であると思うのです。

 我々学習塾は、普段の学習を大切にしつつ、定期試験対策では、子供たちの頑張りを応援してまいります。


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平方完成から学ぶ [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 「x2+y2」を変形して、「(x+y)2」をつくることを平方完成と言います。

 初めて平方完成をする時は、難しく感じる人が多いと思います。

 「無理、できない」と思う人もいるでしょう。

 しかし、それを成し遂げなければなりません。

 従って、「絶対にやる」と言う意思が必要です。

 次に、目の前の「x2+y2」を見るのではなく、最終形の「(x+y)2」に着目します。

 そして、問題点は何なのか?何がこの変形の邪魔なのかを考えます?

 そうすると「(x+y)2」を展開した時に出てくる「2xy」が、最初の式にないことが問題であることに気づくはずです。

 だから「2xy」があれば、変形できるとわかればなんとかなりそうです。

 (x+y)2 = x2+2xy+y2  ですから

 x2+y2 に2xyが加われば、x2+2xy+y2となり(x+y)2 が導けます。

 でも、x2+y2 には2xyがありません。

 そこで、+2xyと-2xyを両方加えるのです。

  x2+y2
 =x2+y2+2xy-2xy
 =(x+y)2-2xy

 平方完成ができました。

 今回のテーマは、平方完成ではあリませんので、平方完成の説明が解かりにくいことをご勘弁ください。


 平方完成から数学以外の事を学ぶことができます。

① 「できない」と思わない、「絶対できる」と思うこと。夢を持つこととが大切で、夢は必ず叶うからです。
② 目の前ではなく、先を見る事が解決に導く。夢を叶えるために何が必要かを見出します。
③ 夢を叶えるためには問題点を明確にすることが大切。そしてそれを解決すれば良いのです。

 平方完成の変形は一見、無理と思える事を、「諦めず」に「最終形を見て」、「問題点をはっきりさせる」ことで解決できるのです。

 問題が発生した時、同じように取り組めば必ず解決できると思うのです。

 ※x2はxの2乗です。

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考えない子供達 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 イチローさんが、野球は頭を使う競技なのに、そうじゃなくなってきているのが気持ちが悪いと引退会見で言っていました。

 考えなくなっているということです。

 もはや野球はデータから計算された方法で、投げて、打って、守っている競技になりつつあるのかもしれません。

 ピッチャーは変化球の投げ方がわかっている。

 しかも、バッターのデータもわかっているので、後はその通りに投げれば良い。

 バッターはピッチャーのデータがわかっているので、その通りに打てばよい。

 守備はバッターのデータがわかっているので、アウトにできる守備位置にいればよい。

 自分で考えて、投げて打って守ってではなく、どうしてそうなるのか、どうしてそうするのか関係なく、与えられた公式通りに問題を解いていけばいいのです。


 将棋や囲碁には定石がありますが、定石は長い経験の中で得られた知識であり、どうしてそれが勝利に結びつくのかは当たり前であるはずですが、理由はどうあれ定石を覚える打ち方は、AIが莫大なデータから勝利する確率が高い打ち方を導き出すのに似ています。

 データから導き出した方法を覚え身に付け、どうして正解が出るのかわからなくても正解を出し続ける子が増えている気がします。

 方法を覚えてその通りにする訓練を、勉強と勘違いしている人が多くなっている気がします。

 社会は、言われたこと言われた通りにやれる人を欲していません。

 言われたことをその通りにやるだけの人には、学びがありませんから成長できません。

 臨機応変に対応できません。

 目的と理由を考えてデータを使う人は、臨機応変に対応できます。

 与えられたものに頼らず、自分の目で見て考えることが、子供達に将来別の世界を見させてくれるはずです。


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合格できればOK!? [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 都立高校受験は2月21日に行われ、全ての入学試験が終わりを迎えようとしています。

 受験生にとって、最大の目標は志望校合格であり、そのために日夜勉強をしてきました。

 従って、合格するということは大変重いことであるのは間違いありません。

しかし、合格できればいい、私立中に入れればいい、高校に行ければいい、大学生になれればいいと考え、合格と言う答えを出すことに執着してしまうと、本当に大切なことが蔑ろになってはしまうと思うのです。

 ひとつの目標に向かって一生懸命にやることで人は成長し、目標を達成したことで達成感と自信を得ることができます。

 ところが、目標が達成できればいいと考え一生懸命にやる事を止めてしまうと、人は成長もできず、目標を達成しても達成感や自信は希薄なものとなるでしょう。

 都立高校は倍率が1倍を下回ると、「全入」となり受験生が全員合格となります。

 では、1倍を切った高校を受験する生徒が、「どうせ合格するのだから勉強しなくていい」と考えたらいかがでしょう。

 成長、達成感、自信は得られません!

 都立高校に「全入」となると、その学校に見合った学力が無いと進級が困難になることもあります。

 さらに、これからの人生も同じようになるのではないかと不安を感じます。

 「合格できればいい」、「高校生になれればいい」という考えが継続するかもしれません。

 「大学生になれればいい」、「就職できればいい」、「生活できればいい」、「生きていければいい」・・・。


 重要なのは、何のために合格したのか、合格して何をしたいのかだと思うのです。

 そのように考えられる子は、これからの人生を“良く生きる”ことができると思います。

 生きることが楽しく、他人にも優しく社会貢献ができ、幸せな気持ちで人生を送れると思います。

 合格は終わりではありません。

 我々は、まだ見ぬ未来へのスタートを常に切り続けています。

 何のための合格なのか、合格してやりたいことは何なのかを考えて一生懸命に頑張れば、結果は関係なしに本当にやりたいことができるし、夢は必ず叶います。


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どんなことからでも学べる人が成長できる [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 受験勉強はつまらないもので、試験に出るとか、試験に出ないという基準で授業内容が決まってくる。

 本来勉強は、自分の興味関心があることを学習することで、興味関心があるからそこから他のことに通ずる学びが生まれると私は思います。


 私は小学校時代、学習塾はもちろんの事、習い事を何もせず、ひたすら遊んでいました。

 ただ、遊びで忙しい中、本は沢山読みましたし、辞典もよく読んでいました。

 算数の教科書も遊び半分で先に解いていました。

 理科は遊びから学び、小中学生の教科書に書いてあることは実際にやっていたことの延長みたいなものでした。

 自分の体験の中で、どうすればうまくいくのかを考え、失敗すれば原因を考え、誰にも教わらないで解決することをしていた気がします。

 それができたのも、小学校で出会った先生方と親に恵まれていたからだと、今つくづく思います。

 本当に感謝しています。

 だからこそ、色々な人のおかげで学んだことを、子供たちに伝えていきたいと思うのです。

 つい、今回は自分の話になってしまいました。


 さて、本当に成長できる子についてですが、簡単なことを疎かにせず、難しいことでも諦めずに考える子が伸びていけると思います。

 簡単なこと、基本には多くの当たり前が隠れています。

 どうして、このようなことをやるのか、その本質に気づければ、そこからの応用は無限です。

 難しいこと、発展問題が基礎基本を数多く組み合わされて出来ていることに気づければ、多くの事を学ぶことができ、実力をつけることが出来ます。

 もし、答を出せないとしても多くの事を学べるはずです。

 こんなの簡単で役に立たないと思ったり、難しすぎてどうせ解けないからと思ったりしていては、これからの人生でも学ぶことが出来ない人間になってしまいます。

 全ての事には不思議が隠れていて、常になぜなにと考えていくこと、どんなことも疎かにしない気持ちを持つことは、自分の学びにもなり人間としての成長につながると共に、他人へも優しくできるのではないかと思います。


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苦しいことを乗り越えることを成長と言う [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 苦しい事を乗り越える事を成長と言います。

 従って、苦しい事から逃げてしまうと成長できません。

 当然なことですが、苦しい事がないと成長できないことにもなります。


 苦しい事と言うのは、自分の力で解決するべきことで試練の事です。

 そして、それらは自分が要因で起きたこともありますし、自分で決めたこともあります。

 それらは、予期せぬ想定外のことで有ったり、自分以外の要因で身に降りかかったりすることもありますが、そこから逃げるか、それに挑むかは自分で決めることです。

 「どうしてこの時期に、こんなことが起きるのだろう」と思うこともありますが、それを受け止めて、方向性を定めて解決法を考え行動します。

 起きた事の原因を特定して、2度と起きないように、起きたときに問題が生じないようにするために対策を講じます。

 又、行動した後の結果を検証して、次に活かすことで改善していくのです。

 とは言え、親が試練を子供に与えるのではありません。

 親(大人たち)が与えるのは機会(チャンス)です。

 その機会を活かすかどうか決めるのは子供です。

 きっかけは親でも、それを決めるのは子供です。

 自分で決めた事だから頑張れる。

 頑張った結果を受け止めて次に進みます。

 結果は関係ありません。

 悪い結果だから試練を乗り越えられなかったということではありません。

 結果はどうあれ、自分が決めたことに立ち向かい精一杯やったことで、成長をゲットできれば私は試練を乗り越えたと思います。

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人生を作図しよう! [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 数学の作図の授業。

 「直線ℓに点Pで接し、点Aを通る円を作図しなさい。」

 作図ではコンパスを使って、どこかを中心としてグルっと円を書き、定規で線を引いて、問題に指定された図形を書くのですが、

 作図が苦手な子を見ていると、コンパスを準備して点P,Aを中心として円を描き始めます。

 しかし、肝心な円の中心を見つけることができません。

 中には円を書いているうちに気づき、円の中心を探り当てる子もいますが、それは偶然の力を借りたことになります。

 作図の得意な子は、コンパスでいきなり円を書き始めずに、まず出来上りの図形をイメージして、その図形の特徴(性質)をつかみ、それを書くために必要なことを考えてから書きます。


 作図は人生に似ていると思います。

 何も書かれていない紙に、自分の思い描く未来の姿(夢)を創造し、それを実現するために必要なことを考えて行動に移すからです。


 とりあえずやってみることも大切で、それで夢が叶うこともあるでしょう。

 しかし、最初にやることは、叶えたいこと(なりたい自分)のイメージをつくることだと思います。

 それが無いと、コンパスを開いても使えなかったり、コンパスで円を描いても定規で線が引けなかったりして、作図が完成しません。


 試験で80点を取る。志望校に合格する。部活動の試合で勝つ。コンクールで精一杯演奏する。新しい学校に入学して充実した日々を過ごす。看護師の資格を取る。ゲームを製作する仕事に就く。政治家になる。・・・などのイメージを持ち、それを実現するために考えて実行するのです。

 さらに、それらを実現する目的(何のためか)を明確にできれば、それに向けて挫けずに進んでいけるはずです。


 例えば、志望校に合格するのは何の為でしょうか。

 その目的は何でしょうか。

 合格するために、そして合格した後も多くの時間を割いて勉強をするのは、その先にあることの為だと思います。

 それを「志」と言います。

 「志」を持っていれば、ぶれない人生を送ることができると思うのです。

 「志」を大切にして、人生を作図していきたいものです。


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学力をつけるために必要なこと(3)  [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 学力とは学ぶ力であり、学ぶ力がつくと継続的に勉強ができるようになり、成績や偏差値も高い水準で安定します。そして、学ぶ力がつくと人間力がついていくことになります。


 褒美は罰と同じで、親が子供を思い通りにするために行うことです。

 子供は、親から褒美(褒めることを含む)をもらいたいとか叱られたくないという、外的要因で勉強をしているだけあり、自らの“やる氣”で勉強しているのではありません。

 褒めることも一種の褒美ですから危険です。

 褒めることは「あなた(子)は私(親)の思い通りになることで褒められる」ということです。

 従って、褒めることも褒美の一種となり、褒められるという褒美をもらえないと行動できなくなってしまいます。

 では、褒めてはいけないとしたらどうすればいいのでしょうか。

 結果ではなく過程、親の気持ちではなく子供の気持ちに視点を当てることで褒める以上の効果を出すことができます。

 この方法は、結果が良くても悪くても使えます。

 結果が良い時にしか褒めることはできませんが、この方法は結果が悪くても使うことができるのです。

 「嬉しそうだね」、「悲しそうだね」、「一生懸命にやっていたね」、「頑張っていた事を私(親)は知っているよ」、「あなた(子)はこの結果についてどう思う」、「今度はどうなりたい」、「次はどうすればいいと思う」

 次のような言葉とは大違いです。

 「なんだ、この点数は」、「だから私(親)が言ったじゃない」「どうしてこんな問題ができないんだ」、「私(親)が中学生の時はこんな点数は取ったことが無かったぞ」、「頑張っても、結果が全てだ」

 勿論、兄弟と比べることは絶対に避けてください。

 続く


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言い訳は成長の敵  [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 コロナ禍で会議もほとんどオンライン開催となり、今は多少収束に向かってはいますが、まだまだオンラインの会議は続きそうです。

 学習塾業界でも、全国から集まる会議は10月に開催が決まっていますが、それまでは殆どオンラインとなるでしょう。

 コロナ前、私は会場行くのに、きっちりと間に合う電車に乗るようにしていました。

 ところが、あまりにもきっちりとし過ぎると、少しでも電車が遅延すると開始時間に遅れてしまいます。

 すると電車の中で言い訳を考えるのです。

 「電車が遅れたと言おう」と。しかし、少し余裕を持って出かければ間に合っていたことも多くあります。

 つまり「電車が遅れた」というのは、言い訳であり、絶対に間に合わせようという気が無かった自分に原因があるのです。

 「私は間に合うように家を出たのに、電車が遅れたことが悪い」と言い訳をしているのです。もちろん、余裕を持って家を出ても遅れてしまうことは有りますので、それは仕方が無いと思います。

 しかし、開始時間ギリギリにつくように電車を乗り継いで遅れるのは本人の問題ではないでしょうか。

 会場で待っている人にとっては、理由は関係ありません。遅れたという事実が問題なのです。


 いぶき学院の塾生で宿題をやってこない人は少ないです。

 その中でやっていない人は「時間が無かった」という理由があるのですが、これは「私はやろうと思っていたのに時間が無いのが悪い」ということになりますが、やっていないのは自分が原因です。

 「ノートを忘れた」、「ノートを新しくした」、「教科を間違えた」、「別のノートにやってある」と言う人もいます。先生達は前回の内容を理解できていたかどうかを知りたいので、やったノートが無いと理解度の確認ができません。

 やったノートが無いというのは、自分の不注意です。塾生を信じなければならないのですが、「宿題をやった」と言っているにも関わらず、同じ問題をやらせてできないと「やっていないのでは」疑ってしまいます。

 それは、先生達も嫌なことです。


 言い訳をすることは嫌なことだったり、苦しいことだったりします。それならば、やってきた方が楽なのではないでしょうか。

 中には宿題をやるよりも、言い訳の方が楽という人もいるかもしれません。

 しかし、これは一番危険なことです。“言い訳は成長の敵”だからです。  
 言い訳をする人は、やるべきことをやらない人であり、常にできない理由をつくり、全ての事から逃げてしまう生き方にもつながります。

 そうなると、前向きにものごとをとらえられなくなり、人として成長ができなくなります。

 従って、勉強ができるとかできないとかよりも、言い訳をしないことが大切です。

 言い訳をしない人は成長します。

 出来ない理由をつくらず、やるべきことをやることで言い訳は無くなります。


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学力をつけるために必要なこと(2) [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 学力とは学ぶ力であり、学ぶ力がつくと継続的に勉強ができるようになり、成績や偏差値も高い水準で安定します。そして、学ぶ力がつくと人間力がついていくことになります。

 今回は、叱ることと褒美についてですが、これらも避けなければなりません。


 勉強する理由が、「お母さんに叱られるから」だとしたら、その子は、叱られないと勉強をしない人間になっていきます。

 そうなると、叱られなければやっていいという発想にもつながり、大人になって物事を自分自身で判断しなければならない時に、善悪や人の迷惑などによる判断ではなく、罰則を受けないという理由で判断するかもしれません。

 子供は叱られ続けると、叱られるのが嫌で叱られないためにどうすればいいかが、行動の判断基準となります。

 人のためとか社会のためとかではなく、叱られないように、罰則を受けないためにという行動になります。

 その行動は結果的に自分のためになりません。

 子供を叱る場合は次の3つだけです。

 〔危険・迷惑・法律違反〕

 それ以外は原則として、見守ることしか親にはできないのです。


 勉強する理由が、「お父さんにゲームを買ってもらえるから」だとしたら、その子はご褒美をもらえないと勉強をしない人間になっていきます。

 勉強をしてよい結果を出したときに褒美をもらえるとしたら、褒美を常に要求する子になっていきます。

 「褒美をあげる」と言った時は一生懸命にやりますが、褒美がもらえないと勉強をしなくなります。

 勉強をし続けさせるためには、褒美を出し続けることになりますが、それはいつまでも続くものではありません。

 社会に出て結果を出せば報酬を得ることができます。

 従って、報酬という褒美をもらうために結果を出そうとすることは現実としてあることです。

 報酬をもらうことは自分の生活を維持するために必要なことで、報酬を得ることで自分や家族の幸せにも繋がっていきます。

 しかし、勉強に褒美は必要なものではなく、褒美をもらうためではなく自分のためになるからやるものです。

 続く



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学力をつけるために必要なこと(1) [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 学力とは学ぶ力であり、学ぶ力がつくと継続的に勉強ができるようになり、成績や偏差値も高い水準で安定します。そして、学ぶ力がつくと人間力がついていくことになります。

 学力をつけるために何が必要なのかは、勉強をしても学力がつかない人に共通していることを探ることから見えてきます。

 やる気について…やる気がない、勉強の習慣がない

 ノートについて…勉強した日にちを書かない、解いた問題集のページと問題番号を書かない、字が読みづらい

 集中力について…集中力がない、ゲームやスマホなど他の事に気が取られてしまう

 環境について…学習する場所がない、学習の場が騒がしい、落ち着けない

 学びについて…学びを受け入れられない、話を聞くことができない、解ったつもりになる、言い訳が多い、できない理由をつくる、限界をつくる、決めつける

 親について…「勉強しなさい」といつも言う、結果の良し悪しを気にしすぎる、結果で叱る、褒美を与える

 これらのことは親の問題を除き、本当に学ぼうとする“やる氣”がつくことでクリアできます。

 親の問題は親が変わるか、子が親の対応に気を取られないかとなりますが、どうしても親のこのような対応は、子のやる気を無くさせたり、学力の伸びにストップをかけたりします。

 とにかく、「勉強しなさい」は言わないで我慢することです。

 “忍耐!”

 「でも、何も言わないと勉強をしない」とおっしゃる方がいますが、子が「勉強しなさい」と言われて勉強をすることや、親が強制的に勉強をさせる(時には、親が「教えてあげるから」と言って嫌がる子を教える)ことをした場合、子供が喜んで勉強するならばよいでしょうが、嫌々やるのなら身につくことも身につきません。

 勿論、学ばせられては学ぶ力はつきません。

 子供からの要望で親が教えるのなら良いのですが、半ば強制的に教えて「親が教えたからテストの結果が良かった」場合、何年生まで教え続けられるのでしょうか。

 嫌がる子にいつまで勉強を強要できるのでしょうか。

 周りから言われてやる勉強で、本人に学力が身につくのでしょうか。

 だから、「勉強しなさい」と言うことを我慢するのです。
続く



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壁にぶつかっている時は [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 壁にぶつかっている時に考えることとして、色々な考えがあると思いますが、「壁を破ろう」とか「壁を乗り越えよう」と考える人が多いかもしれません。


 そして、考え行動する。

 でも、破れないし、乗り越えられない。


 頑張って、一生懸命努力をする。

 でも、破れないし、乗り越えられない。


 それならば、「壁を破らなくてもいい」、「壁を乗り越える必要はない」と考えるのも1つの手かもしれません。

 壁を破ろうとして、心身共に辛く苦しいならば、一旦開放することも有りでしょう。

 そうすると、新しいアイデアが浮かぶかもしれません。

 落ち着いて考えると、その壁を破る必要が本当は無かったことに気づくかもしれません。

 前回、目的と手段の話を書きましたが、ひょっとすると壁を破ることを、目的と思い込んでいただけかもしれません。

 目的が先にある場合、その壁を破らなくても目的に到達できるはずです。

 なぜならば、壁を破ることは目的達成のための1つの手段に過ぎないからです。


 どうしても、壁を破らなければならないのなら、今までやってきたことを否定してみることも有りです。

 今までやってきた方法で頑張っても破れない壁ならば、今までやってきた方法をすっぱりやめて、別の方法を試してみることです。

 別の方法が解らないと思うかもしれませんが、別の方法は必ずあります。


 別の方法は見つけるには、よーく見ること。

 全体を見ること、部分的に見ること、上下左右から見ることです。

 新しい方法が得られれば、それを試すと良いでしょう。


 新しい方法は、新しい法相から得られます。

 人に聞くことも良いです、本を読むことも良いでしょう。


「無理だ」、「関係ない」、「合わない」、「やったことが無い」、「できない」と思っていたことが新しい発想に結びつくことが有りますから、初めから決めつけたり、言い訳をしたり、諦めたりしないことです。

 探し物は、目の前にあることも有りますし、ゴミ箱から出てくることも有るのです。


 そして実は、壁を破れない一番の原因は、自分自身にあるかもしれません。

 本当に目指しているもの、大切なもの、そして、壁を破る目的が明確になった時行動に移せるのではないでしょうか。

 そして、それは必ず何とかなるのです。



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宿題をやっても、やっても、やっても、できるようにならない  [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 宿題をやっているのに結果に結びつかない子がいます。

 勉強をしても結果に結びつかない子と似ていて、原因も重なるところは多くありますが、その原因の一つを考えてみましょう。

 習い事(部活動、スポーツ等)で、練習ではうまくいくのに、練習は凄くうまいのに、本番ではうまくいかないケースについてです。

 この原因は、“練習のための練習”なっていると私は考えています。

 つまり、練習がうまくなること、練習でうまくやることが目的になっていないかと言うことです。

 勉強面で言うと次のようなことが目的になっていないかと言うことです。

  宿題を終わらせること。

  綺麗に仕上げること。

  正解(答え)を出すこと。

  方法を覚えること。

  先生に(やっていないことで)とかられないこと

  先生に(やっていること)を褒められたいこと

 このような学習は結果に結びつきません。

 結果が出たとしても一時的なものです。


 本来は、“本番の為の練習”であるはずの家庭学習(宿題)が、“練習のための練習”になっていることが原因です。

 つまり、手段であるべき家庭学習が目的となっているケースです。

 日付、ページ、問題番号を書いて、時間をかけて綺麗に仕上げ、丸付をして、間違っているところはやり直し、全て正解が出るまで頑張る。

 完璧な家庭学習かもしれませんが、それはあくまでも手段であることを認識しなければなりません。

 それで満足したとしたら、その先の本来の目的を達成できません。

 「いや、それを完璧に続けていたら目的を達成できるのではないか」と考えられる方もいると思いますが、もし、今までそれをやってきて結果が出ていないのなら、思考を変えないと同じことの繰り返しです。

 きちんとやってきた子が、本番を意識して勉強するだけで変わるはずです。

 「この問題と似ている問題が試験で出たら、絶対にできるようにしよう」と言う意識です。

 このように、目的と手段が混同しているケースが、勉強や習い事に限らず沢山あるような気がします。


 家庭学習手段で、試験で目標点を取ることが目的。

 志望校合格は手段で、進学校で充実した生活を送ることが目的。

 一生懸命頑張ることは手段で、人間的成長が目的。


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新しいことを始めるということ② [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 今やっていることを止めて何か新しいこと(別のこと)を始める。

 ではなぜ、新しいことを始めるのでしょうか。


 2つ目は“達成”です。

 成し遂げたから、ステップアップして別のことを始めるケースです。

 目的を持ってそれが達成できたことで、次の事に取り組んでいきます。

 高校を卒業したから大学に入学することも、達成の一つかもしれません。

 しかし、達成とはやり遂げてそこで自分が得られることが無い状態になったことだと私は思います。


 営業の仕事に就いた人の話として、「どうして、うまくいっている仕事を辞めたの」

 「まだ新人なのにいきなり成績がトップになったから」という話があります。

 お金を稼ぎたいという目的ならば続けたかもしれない仕事ですが、そこで得るものが無いと思ったからでしょう。

 本人に別の部署で活躍したいという願望があれば続けたかもしれませんし、会社側からしたら配置転換をしてあげれば辞められないで済んだかもしれません。


 まだまだやりたいこと、やり残したことがあるのに新しい事が始まってしまうのは心残りなものです。

 まだやり切れていないのに別の部署に配置転換ということがあると思います。

 それは、さらに自分を伸ばせる環境になると考えてそこで精一杯やることだと思います。

 結果が出ていなくても、大切なのは自分なりにやれたかだと思います。

 その上での配置転換ならば、次につながるからです。

 次につながらないのは、何もやっていないとか、何もわかっていないとかの頑張っていないで結果が伴うケースです。


 勉強でも解っていないのに答えが合っている子は伸び悩むことになるのです。

 だからこそ、大切なのは結果(正解)ではなく過程(理解)なのです。

 諦めずに精一杯頑張った人は、間違いなく結果が出なくても次に進むと良いことが待っています。


 別の事を始めることは誰でもあることですが、何をやってもうまくいかない人には原因があります。

 目的を持つことと決して諦めないこと、そして大切なのは結果よりも過程です。


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新しいことを始めるということ① [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 今やっていることを止めて何か新しいこと(別のこと)を始める。

 ではなぜ、新しいことを始めるのでしょうか。

 その理由は色々あると思いますが、ここでは大きく2つの理由で話を進めてみます。


 1つ目は“断念”です。

 うまくいかないから、諦めて別のことを始めるケースです。

 目的を持って始めた事であるならば、諦めずに成し遂げるために方法を変えて挑戦する事ができるはずです。

 問題なのは、目的をもっていなことや、目的を持って始めたにせよそれ自体を達成する事をあきらめてしまうことです。

 そうなると、『一事が万事』。

 何事も目的を持たないで行動する人生、目的を持って初めても成し遂げる前に諦めてしまう人生を送ることになるかもしれません。

 目的を持って始め、一生懸命にやったのにうまくいかず、別の方法を試みてさらに頑張ったのにうまくいかないということもあります。

 しかし、諦めてはいけません。

 さらに、酷かもしれませんが別の方法で挑戦することです。

 それが困難であるならば、目的を上げることかもしれません。

 うまくいかないのに、「さらに目的を高くするのか」、「高くしたら達成が困難になる」と思われるかもしれませんが心配ありません。

 例えば、医療に従事して病気で苦しむ人を助けるという目的を、苦しんでいる人を助けるという目的にするのです。そうすると医者や看護師になるという方法で苦しむ人を助けるのではなく、助ける別の方法が増えることになり、人生の選択肢が増えるのです。



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