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リーダーは仲間を守る [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアのキーウ侵攻の際も逃げずにとどまり国民を鼓舞しました。

 危険な地域にも自ら足を踏み入れウクライナを守る意思表示を明確にしていたと思います。

 それに対してロシアのプーチン大統領はウクライナに軍隊を送り込み、自分は安全な所へ身を寄せているはずです。

 真のリーダーは自分が仲間を守ります。

 偽のリーダーは仲間に自分を守らせます。

 この時点でプーチン大統領は真のリーダーとは言えません。

 従って、国民に不信感が生まれるのは当然のことと言えます。

 そして劣勢に立たされた今、プーチン大統領がとる手段は、自分を守ることになるはずです。

 真のリーダーの艦長は船が沈む時、まず乗組員を脱出させます。

 しかし、プーチン大統領はおそらく、まず自分が脱出すると思います。

 自分の命を守るために亡命をするかもしれません。

 また、自分のプライドを守るために、使ってはいけない兵器を使うかもしれません。

 それを防ぐには国民がプーチン大統領に見切りをつけることです。

 側近が未然に防ぐ行動を起こすことができればいいのですが・・・。

 我々が求めているのは真のリーダーであり、真のリーダーには誰でもなることができます。

 友人を守るリーダー、家族を守るリーダー、社員を守りリーダー、国民を守るリーダー・・・。

 一人一人がリーダーとなれば世の中平和に、そして皆幸せになれると思います。



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偏差値50の壁 [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 どんなに頑張っても伸びない人がいます。それは勉強に限ったことではありません。

 逆にあまり努力をしていないのに伸びる人もいます。

 そのような人を周りの人は「天才」と呼ぶこともあります。

 「私は、こんなに頑張っているのに、あの人は何もしないで良い成績を取ってくる。あの人は天才だよね。」などと言うかもしれません。

 あの人は「天才」とか「頭がいい」と言う言葉の裏側には、「私なんかどうせ頑張っても…」と言う感情があるかもしれません。

 もちろん中には「今に見ていろ!」と闘志を燃やす人もいるでしょう。

 我々は自分の未来のために、諦めずに自分を高めていくしかありません。

 どうすれば自分自身を伸ばしていけるのでしょう。

 頑張っても、頑張っても平均前後。時々80点以上の時もあるけれど、しっくりいかない。

 そのようなケースの多くは、勉強が“暗記と訓練”になっていると考えられます。

 暗記は必要ですし大切なことですが、全てを暗記する必要はありませんし、小学生から大学生までの全教科を暗記することはできません。

 しかも、暗記していても、少し形式が違う問題や応用問題になるとできません。

 さらに、丸暗記(意味を理解していない暗記)は次々と忘れていきます。

 頑張って暗記しても、時間をかけて暗記しても、テストで問題が解けなかつたり、暗記したことを忘れてしまったりするのです。

 そうなると負の連鎖である“答えを創ろう”になることがあります。

 わからなくても構わない。

 とにかく答えを適当に創ってしまう行動が現れます。

 そこにある数字を適当に組み合わせて計算するとか、問題を読まずに選択肢だけ見てとか、問題を読んで考えて理解する事ではなく、答えを出すようになります。

 つまり、テストや問題演習は、問題を考える練習ではなく、答えを創る練習となってしまい学力向上には結びつきません。

 訓練についても意味が解らないで行う訓練は学力向上に結び付きません。

 さらに、訓練は基礎基本を繰り返し行うものですから、その訓練の手順が基本通りでないと効果が悪くなります。

 いわゆる、悪い癖がついてしまうということです。

 頑張れば、偏差値50(平均)前後には到達するのですが、“暗記と訓練”に頼っているとその壁を超えることは難しくなります。

 考え方を“思考と理解”に切り替えることで壁は超えられるはずです。


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学力がつく学習法 [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 学力がつかない学習…中学2年生の三角形の合同の証明問題をできるようにしたいと考え、問題集を開き、問題を解始めます。

 しかし、全然わかりません。仕方なく解答を見て赤ペンでノートに写し、それを覚えることをしました。

 学力がつく学習…中学2年生の三角形の合同の証明問題をできるようにしたいと考え、問題集を開き、問題を解始めます。しかし、全然わかりません。そこで、解答を見て1行ずつ図を見ながら確認してノートに書いていきました。

 証明は必ず書けるようになります。書き方を覚えるのではなく、どうしてそう書くのか(どうしてそう解答に書いてあるのか)を考えるのです。

 学力がつかない学習…中学3年生の相似の問題を解こうとしたら全くわかりません。そこで、式を作るところまで教えてもらい計算して正解となりました。

 学力がつく学習…中学3年生の相似の問題を解こうとしたら全くわかりません。問題に書いてあることを図に書き入れ、そこから解ることを考えました。

 式を作るところまで教えてもらっては、学力はつきません。
 問題を読み、その内容を整理(図に書き入れるなど)して、そこから解ることを考えることや、何が解ればいいのかを考えることで学力がつくのです。

 式を作ってもらって計算するだけなら、ただの計算練習にすぎません。


 学力がつかない子は、「答えを出そう」とする傾向があれます。

 答えは、「答えを出そう」と考えると出ないものです。

 「答えを出そう」とすると、「たぶん」とか「きっと」とか根拠のない決めつけで出そうとしたり、見た目で判断したり、定規で測ろうとする子が出てきます。

 学力をつけるには、答えを出すことではなく、問題の意味を考えることが必要です。

 問題を読み、問題の意味を考えて解っていることを整理する→そこから解ることを考える・何が解ればいいかを考える。

 文章題や関数や図形の問題は、基礎基本の徹底理解と基礎基本の練習がまず大切。

 基礎基本の練習とは、例えば計算練習のことです。

 計算練習も答えを出す練習ではなく、途中式を必ず書き最も良い考え方での練習ができると良いです。

 どんなことでも、質×量でそのレベルが決まるので、変な書き方で沢山やっても殆ど身に付く学力は0です。

 良い書き方と考え方で基本練習を沢山やることが前提。

 そして、応用問題は答えを出そうとせず、何が書いてあるのかを考える練習や、どうしてそうなるのかを考える練習をします。学力はそこでしか付きません。

 誰かに教わって式を作ってもらって解く練習では学力はつきません。

 国語の読解が答えを出そうとすることで国語力がつくのではなく、文章に何が書いてあるか考えることで国語力がつくのと同じです。

 勉強と言うと、問題演習と考えている人は大間違いです。

 問題を沢山解いても学力が付くとは限りません。

 むしろ、決めた1冊を繰り返し解いて、誰かに説明(理由を添えて)できるように完璧にやりぬいた方が学力は付くものです。

 結局、答えを出す練習では学力は付かず、問題の意味を考え、そこからわかることを考えることで学力が付くのです。


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高校受験の異変、私立高校の受験校が決められない [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 コロナ禍の影響が高校受験にも出ています。

 それは、受検する私立高校が決められないということです。

 都立高校が第一志望の人も、ほぼ全員が私立高校を併願受験します。

 従って、私立高校を受験しない受験生はほとんどいません。

 その私立高校が決められないということが、今年度は特に深刻なものになるかもしれません。


 その理由はいくつかあります。

 1つは前述したコロナ禍によるものです。

 これは、今年度に限ったことではありませんが、私立高校は受験生に対して説明会を開催するのですが、その説明会の予約が取れないのです。

 説明会の予約が取れないのは都立高校も同様で、家族4人で予約時間になった瞬間に、ホームページから予約を取ろうとしたが取れなかったという話を聞きました。

 コロナ以前の説明会は定員が多く、予約を取ることはそれほど難しくありませんでした。
 
 それがコロナの感染が拡大すると、人数制限が設けられ参加定員を減らさざるを得なくなりました。


 さらに、中学校から「学校説明会に2校以上行ってくること」という様な、課題が夏休みに出されます。

 それにより、それでなくても定員が少ないのに大勢の受験生が押し寄せることにもなるのです。


 受験校の決定時期ですが、都立高校の最終決定は2月で有るのに対して、私立高校の決定時期は12月上旬と2か月間、私立高校の決定時期が早いことも、その理由の1つです。

 私立高校の一般受験であるならば、1月下旬から2月に最終決定ができますが、推薦や他校との併願(併願優遇)の高校は、各中学が各私立高校へ書類を提出する必要があるため、12月の上旬には決まっている必要があります。


 ところが、ここで問題があります。

 それは、私立高校を決めるための一番大切な要素である、学校の内申点が解らないと決定できないということです。

 内申は11月の定期試験が終わってから決定され、12月上旬の3者面談で分かることになります。
と言うことはあらかじめほとんど決めておくことが必要で、しかも内申点が変わった場合も想定しておく必要があるのです。


 しかも、今年は11月27日にスピーキングテスト!

 従って、今年は大ピンチ


 スケジュールはこんな感じです。

 11/15~17…中学校の定期試験
 ※11/27が日曜日のため例年ならば、この土日で説明会に行けたが今年はいけない。

 11/27…スピーキングテスト
 ※3者面談迄間がない!

 12/1頃…中学校の3者面談開始
 ※成績次第で受験校変更をせざるを得ないが、残された土日は12/3,4,10,11。面談が12/5以降にずれ込むと12/10,11しか説明会へ行くチャンスは無い。

 12/12頃…私立高校の最終決定


 今年は、スピーキングテストが開始される年であることがポイントです。

 対策として、11月の定期試験前に1学期(前期)の内申点+αで受験する私立高校を決めておく。

 内申点が変わった場合を想定して、少なくとも2,3校は決めておきたい。

 私立の第一志望、第二志望として決めておく。

 決めたら、定期試験に全力投球する。

 定期試験終了後、私立高校がまだ不確かであるならば説明会に参加する。11/19,20,23を利用する。

 私立高校が曖昧なのにスピーキングテストの練習をするのは望ましくない。「私は都立第一志望だから」と言うことならば、早めに私立高校を決めておくべき。

 学校の3者面談はなるべく早い時期に予約を入れる。それにより、内申点が早くわかり対応が楽になる。


 11月は高校受験生にとって、非常に忙しく大切な時期です。

 重要なのは、高校選びと勉強のバランスです。

 慌てないで済むようにどちらも計画的に進めたいものです。


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試験前に出される課題 [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 定期試験前に学校から出される課題は、提出をしないと内申点が下がってしまいます。

 従って、その課題をやる目的は「提出する」ことになりがちです。

 「提出する」ことが目的となると、とりあえずやって解らない問題は解答を見て赤ペンで写すという勉強になります。

 それは「試験で得点を取る」という目的に合致しないので、課題をやるという勉強は試験勉強とはならないのです。

 さらに怖いことは、本人がそれを「試験勉強をした」と勘違いしてしまうことです。

 課題が試験勉強になるためには、「得点を取る」という目的で課題に取り組むことが必要です。

 そうなると、与えられた課題は全て解るように取り組むことになりますが、勉強が苦手な子はそれが難しいです。

 それでも解こうとすると、肝心な基本問題の演習が疎かになり、得点が伸びないということが起きるのです。

 例えば、目標点が90点以上の子ならば、全ての問題をクリアできるようにすることでOKですが、70点を目標とするならば、全ての問題を解かなくても問題ありません。

 全ての問題を解るようにしなくても、基本問題だけ集中して学習して、試験でそこだけはできるようにしておけば目標をクリアできます。

 ところが、自分ができない問題が気になってしまい、その勉強に時間を費やす子がいます。大切なことは。

 自分ができる問題を確実に仕上げることで、できる問題はここに異なるということを認識することです。


 試験前に学校から出される課題は提出することが絶対ですが、目標点を考慮して、自分ができる問題とできそうな問題だけは確実にやり遂げる事が大切です。

 提出するための勉強と試験勉強(得点を取るための勉強)は異なるのです。


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