高校受験の異変、私立高校の受験校が決められない [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]
コロナ禍の影響が高校受験にも出ています。
それは、受検する私立高校が決められないということです。
都立高校が第一志望の人も、ほぼ全員が私立高校を併願受験します。
従って、私立高校を受験しない受験生はほとんどいません。
その私立高校が決められないということが、今年度は特に深刻なものになるかもしれません。
その理由はいくつかあります。
1つは前述したコロナ禍によるものです。
これは、今年度に限ったことではありませんが、私立高校は受験生に対して説明会を開催するのですが、その説明会の予約が取れないのです。
説明会の予約が取れないのは都立高校も同様で、家族4人で予約時間になった瞬間に、ホームページから予約を取ろうとしたが取れなかったという話を聞きました。
コロナ以前の説明会は定員が多く、予約を取ることはそれほど難しくありませんでした。
それがコロナの感染が拡大すると、人数制限が設けられ参加定員を減らさざるを得なくなりました。
さらに、中学校から「学校説明会に2校以上行ってくること」という様な、課題が夏休みに出されます。
それにより、それでなくても定員が少ないのに大勢の受験生が押し寄せることにもなるのです。
受験校の決定時期ですが、都立高校の最終決定は2月で有るのに対して、私立高校の決定時期は12月上旬と2か月間、私立高校の決定時期が早いことも、その理由の1つです。
私立高校の一般受験であるならば、1月下旬から2月に最終決定ができますが、推薦や他校との併願(併願優遇)の高校は、各中学が各私立高校へ書類を提出する必要があるため、12月の上旬には決まっている必要があります。
ところが、ここで問題があります。
それは、私立高校を決めるための一番大切な要素である、学校の内申点が解らないと決定できないということです。
内申は11月の定期試験が終わってから決定され、12月上旬の3者面談で分かることになります。
と言うことはあらかじめほとんど決めておくことが必要で、しかも内申点が変わった場合も想定しておく必要があるのです。
しかも、今年は11月27日にスピーキングテスト!
従って、今年は大ピンチ
スケジュールはこんな感じです。
11/15~17…中学校の定期試験
※11/27が日曜日のため例年ならば、この土日で説明会に行けたが今年はいけない。
11/27…スピーキングテスト
※3者面談迄間がない!
12/1頃…中学校の3者面談開始
※成績次第で受験校変更をせざるを得ないが、残された土日は12/3,4,10,11。面談が12/5以降にずれ込むと12/10,11しか説明会へ行くチャンスは無い。
12/12頃…私立高校の最終決定
今年は、スピーキングテストが開始される年であることがポイントです。
対策として、11月の定期試験前に1学期(前期)の内申点+αで受験する私立高校を決めておく。
内申点が変わった場合を想定して、少なくとも2,3校は決めておきたい。
私立の第一志望、第二志望として決めておく。
決めたら、定期試験に全力投球する。
定期試験終了後、私立高校がまだ不確かであるならば説明会に参加する。11/19,20,23を利用する。
私立高校が曖昧なのにスピーキングテストの練習をするのは望ましくない。「私は都立第一志望だから」と言うことならば、早めに私立高校を決めておくべき。
学校の3者面談はなるべく早い時期に予約を入れる。それにより、内申点が早くわかり対応が楽になる。
11月は高校受験生にとって、非常に忙しく大切な時期です。
重要なのは、高校選びと勉強のバランスです。
慌てないで済むようにどちらも計画的に進めたいものです。
それは、受検する私立高校が決められないということです。
都立高校が第一志望の人も、ほぼ全員が私立高校を併願受験します。
従って、私立高校を受験しない受験生はほとんどいません。
その私立高校が決められないということが、今年度は特に深刻なものになるかもしれません。
その理由はいくつかあります。
1つは前述したコロナ禍によるものです。
これは、今年度に限ったことではありませんが、私立高校は受験生に対して説明会を開催するのですが、その説明会の予約が取れないのです。
説明会の予約が取れないのは都立高校も同様で、家族4人で予約時間になった瞬間に、ホームページから予約を取ろうとしたが取れなかったという話を聞きました。
コロナ以前の説明会は定員が多く、予約を取ることはそれほど難しくありませんでした。
それがコロナの感染が拡大すると、人数制限が設けられ参加定員を減らさざるを得なくなりました。
さらに、中学校から「学校説明会に2校以上行ってくること」という様な、課題が夏休みに出されます。
それにより、それでなくても定員が少ないのに大勢の受験生が押し寄せることにもなるのです。
受験校の決定時期ですが、都立高校の最終決定は2月で有るのに対して、私立高校の決定時期は12月上旬と2か月間、私立高校の決定時期が早いことも、その理由の1つです。
私立高校の一般受験であるならば、1月下旬から2月に最終決定ができますが、推薦や他校との併願(併願優遇)の高校は、各中学が各私立高校へ書類を提出する必要があるため、12月の上旬には決まっている必要があります。
ところが、ここで問題があります。
それは、私立高校を決めるための一番大切な要素である、学校の内申点が解らないと決定できないということです。
内申は11月の定期試験が終わってから決定され、12月上旬の3者面談で分かることになります。
と言うことはあらかじめほとんど決めておくことが必要で、しかも内申点が変わった場合も想定しておく必要があるのです。
しかも、今年は11月27日にスピーキングテスト!
従って、今年は大ピンチ
スケジュールはこんな感じです。
11/15~17…中学校の定期試験
※11/27が日曜日のため例年ならば、この土日で説明会に行けたが今年はいけない。
11/27…スピーキングテスト
※3者面談迄間がない!
12/1頃…中学校の3者面談開始
※成績次第で受験校変更をせざるを得ないが、残された土日は12/3,4,10,11。面談が12/5以降にずれ込むと12/10,11しか説明会へ行くチャンスは無い。
12/12頃…私立高校の最終決定
今年は、スピーキングテストが開始される年であることがポイントです。
対策として、11月の定期試験前に1学期(前期)の内申点+αで受験する私立高校を決めておく。
内申点が変わった場合を想定して、少なくとも2,3校は決めておきたい。
私立の第一志望、第二志望として決めておく。
決めたら、定期試験に全力投球する。
定期試験終了後、私立高校がまだ不確かであるならば説明会に参加する。11/19,20,23を利用する。
私立高校が曖昧なのにスピーキングテストの練習をするのは望ましくない。「私は都立第一志望だから」と言うことならば、早めに私立高校を決めておくべき。
学校の3者面談はなるべく早い時期に予約を入れる。それにより、内申点が早くわかり対応が楽になる。
11月は高校受験生にとって、非常に忙しく大切な時期です。
重要なのは、高校選びと勉強のバランスです。
慌てないで済むようにどちらも計画的に進めたいものです。
2022-09-09 01:00
コメント(0)