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都立高校推薦入試は受けた方がいいか? [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 東京都立高等学校入試は推薦入試と一般入試があります。

 推薦入試と一般入試は別の日に行われるため、都立高校入試は、入試方法を変えて2回受験できることになります。

 また、推薦入試と一般入試では同じ高等学校でも、受験校を変えてもかまいません。

 そこで、よく耳にすることですが「2回チャンスがあるから、推薦入試を受ける」という話です。


 推薦入試についてですが、2023年度は1月26日、27日が検査日、発表が2月2日となっています。

 推薦入試は、調査書と個人面談と作文(小論文)と集団討論(※2023年度も実施されず)で合否が判定されます。

 推薦入試の倍率は概ね3倍前後(2022年度三田の女子は4.50倍)、一般入試で1.00倍を下回る学校でも、推薦入試は1.00倍を上回ります。

 一般入試の倍率は概ね1.50倍前後(2022年度三田の女子は2.26倍)推薦入試より倍率は低くなります。

 つまり、推薦入試の方が難しいということです。


 合格するという観点で考えると・・・

 その難しい推薦入試向きの人はというと、①偏差値と内申点のバランスで、内申点の方が高い人。②文章力がある人、③面接に自信がある人

 推薦入試を受けない方がいい人は、①内申点が低い人、②文章を書くことに自信がない人、③人と話すことに自信がない人、はきはき答えられそうにない人、


 まとめると、推薦入試で合格できる人は・・・一般入試でも合格できるような内申点を持ち、文章力と面談力のある人。

(続く)






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親友 [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 大学生の時は部活動の仲間と酒を飲み、語らう日々でした。

 境遇の異なる多くの人と出会うことができました。

 学年や年齢が異なる人たち、社会人となったOBたち、他大学の人たちとも親交を深めることもできました。

 一生懸命というより必死に部活をやり、思いっきり酒を飲んでいたあの頃が有って、今の自分が有るとつくづく思います。

 その頃の生活はハチャメチャで、ドラマ化できるのではないかと思うことも有ります。

 我々は、お酒は飲み始めたら、とことん飲むことが普通でしたので、当然色々なことがそこでは起きます。


 複数の大学の合同合宿の飲み会で、他大学の4年生の先輩の振る舞いがあまりにも横柄だったので、私は大激怒。

 しかし、他大学と言うことと大学4年生と言うことも有り、我慢するしかありませんでした。

 一人、部屋から出て、廊下に座ると涙が出てきて止まらなくなりました。

 すると、同輩のKがやってきて「どうした」と声をかけてくれました。

 Kは私がどんな時でも「どうした、何が有った」と言います。

 決して「何やってんだ」とは言いません。

 泣いている時も、怒っている時も、どんな時もです。

 何が有っても、「お前がこんなに怒っている(悲しんでいる)のには、何か理由があるんだろ」、「俺は信じているよ」となるのです。

 しかし、私が明らかに間違ったこと、例えば誰かに迷惑をかけたり、知らず知らずに傷つけたりしたときには、本気で怒ってくれます。

 私は彼に、親友とは何かを教わりました。

 何が有っても信じてくれる人。

 自分の為に怒ってくれる人。


 私には親友と呼べる人が何人もいます。

 勿論その中の一人はKです。

 私は学生時代に、人を信じること、相手の為に言うべきことは言うことを学びました。


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途中式の話 [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 数学のノートに答えしか書かない子がいます。

 「途中式は?」と尋ねると、「テキストに書いた」とか「消した」と言う子もいます。

 さらに、「書かなくてもわかる」と言う子もいます。

 では、途中式は書いた方が良いのでしょうか?

 書かなくてもできる問題は書かないで、書かないとできない問題は書くという考えもあるかもしれません。

 でも、私は途中式を書くことを勧めます。

 塾生には、「途中式は長ければ長いほど良い」と指導しています。

 途中式を書いていると、「試験中に時間が無くなるから書くな」と指導する先生もいますが、私は途
中式を書くように指導します。

 なぜならば、まだ見ぬ難しい問題も解けるようになるため。学力を最大限に伸ばすためです。

 基本的な簡単な問題で途中式を書く練習をするのです。

 それが難しい問題に遭遇した時に役に立ちます。

 基本が大切なのは、そのためです。

 簡単な問題で途中式が書けない人が、いざという時に途中式を書けるわけがありません。

 困ったときこそ基本が役に立ちます。


 これは、勉強だけではありません。

 どんなことでも基本が大切で、簡単なこと、一見どうでもいいことを大切にできるかどうかが、人間力に影響を与え、困難に打ち勝つ力をつけるのです。


 実は途中式を書いていると、途中式を書かなくても答えを出せるようになり、結果として途中式が不要になります。

 試験で途中式を書いていると、時間が無くなるという理由で書かないのではなく、途中式を書かなくてもできるようになるために、普段から途中式を書くことが大切です。


 一流のスポーツ選手が難しいことをいとも簡単にやれるのは、基本練習の賜物なのです。

 目の前の事だけ考えずに、遠い先の事を考え、自分をより高いレベルまで引き上げたいのなら、簡単なことを基本に忠実にやることです。



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こんな幸せな気持ちになるなんて、感謝!!! [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 昨夜、大井町から教育を考える会主催の相談会後の慰労会で、私は本当に幸せだと思いました。

 21年前に大井町から教育を考える会の構想を発表して、20年前に実行に移しました。

 発案した時には、周りから「できるわけがない」、「何を馬鹿なことを考えているのか」と言われ、賛同者はおろか、「できる」と言った人は1人もいませんでした。

 当時の数十人の塾生からも笑われる中で実行しました。

 その時のことを思い出すと、昨日の相談会後の慰労会で、何人かの塾の先生とともにサプライズの花の贈呈をしていただいたことが感無量でした。

 泣きたくなる自分を押さえて挨拶をしました。

 発足から運営まで、今までの常識にとらわれず、良いと思うこと先につながることを継続してきました。

 その未来に、昨夜のようなことが起きました。

 20年前の事を考えると、本当に信じられない夢のような光景でした。

 時間が経つにつれて、なんて幸せなんだという気持ちが湧いてきました。

 毎年、賛同してくれる人が増えてきて、今は何十人もの人が支えてくれています。

 みんな素晴らしい人たちで、私は大好きです。

 そして、感謝しかありません。

 こちらが感謝したいのに・・・、感謝されるとは・・・

 この恩を忘れずに、子供たちの為、保護者様の為、OKKに携わる人たちの為、大井町の為、日本の為、未来の為、そして自分の為に最善を尽くしていく覚悟です。

 自分なりには精一杯やってきた中で、沢山の失敗を重ね、会の運営や相談会の運営も思うよう行かず、迷惑ばかりかけているのに、こんな幸せな気持ちになるなんて、こんな経験ができるなんて最高です。


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合格のための過去問演習 [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 「目標点は、満点ではなく合格点」
 
 11月になりましたが、受験生たちは過去問演習に入っていますか?

 過去問演習に入っていないから「ダメ」ではありません。
 
 受験生個々の状況と志望校次第ということではないでしょうか。

 上位校を志望するならば、入試対策、過去問演習に早く取り掛かる必要が有ります。

 しかし、今から過去問演習に入っても合格できる学校も少なくありません。


 では、過去問演習に入るタイミングとなりますが、それは一通りの学習が済んだ後です。

 中学受験なら小学生の過程の基本的な学習終了後となります。

 なぜなら、入試は単元別のテストではなく、色々な単元が混ざった総合テストだからです。

 もちろん、1つの単元が習得できていることで解ける問題も有りますが、全問が単元テストということはありません。


 さて、過去問の活用法についてですが、受験生は過去問を極めることが合格へ近づくことだと考えられます。

 全く同じ問題は出題されませんが、学校それぞれの出題方法と出題傾向が有りますから、一般的な入試問題演習より効果的であると思います。

 そして、傾向をつかんだら一般的な問題集で類題を解けばよいのです。

 過去問を極めるということですが、それは過去問を完璧解けるようにすることではありません。

 解けない問題があっもて良いのです。

 受験で忘れてはいけないことは、「目標点は、満点ではなく合格点である」ということです。

 合格最低ラインが70点だとしたら、70点をクリアできればいいのです。

 つまり、30点分はできなくてもいいのです。

 過去問演習で、必ずできない問題が20点分あっても合格できるのです。

 その他の80点分の内70点を取ろうと考えるのです。

 従って、過去問演習は3周りやると考えて臨みます。


 大切なのは1回目、時間を測り真剣に取り組むことは当然ですが、1回目の過去問演習が終わったら解説を読み、そこで、ここでは絶対に間違わない問題と、あと少しでできそうな問題と、全く手も足も出ない問題に分類します。

 間違っていても解説を読み、その上で分類してください。

 そして、2回目はあと少しでできそうな問題と、全く手も足も出ない問題だけやります。

 ポイントは、あと少しでできそうな問題です。

 この問題は頑張ればできる問題ですから、これをできる問題に変えることが目標です。

 手も足も出ない問題が、あと少しに変わらなければ切り捨てていきます。

 3回目は、あと少しの問題だけでいいでしょう。


 できるとあと少しを、できるに変えて合格点を取るのです。

 本番ではいつもできない問題は手をつけません。

 その他の問題で勝負します。

 「目標点は、満点ではなく合格点である」

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