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合格のための過去問演習 [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 「目標点は、満点ではなく合格点」
 
 11月になりましたが、受験生たちは過去問演習に入っていますか?

 過去問演習に入っていないから「ダメ」ではありません。
 
 受験生個々の状況と志望校次第ということではないでしょうか。

 上位校を志望するならば、入試対策、過去問演習に早く取り掛かる必要が有ります。

 しかし、今から過去問演習に入っても合格できる学校も少なくありません。


 では、過去問演習に入るタイミングとなりますが、それは一通りの学習が済んだ後です。

 中学受験なら小学生の過程の基本的な学習終了後となります。

 なぜなら、入試は単元別のテストではなく、色々な単元が混ざった総合テストだからです。

 もちろん、1つの単元が習得できていることで解ける問題も有りますが、全問が単元テストということはありません。


 さて、過去問の活用法についてですが、受験生は過去問を極めることが合格へ近づくことだと考えられます。

 全く同じ問題は出題されませんが、学校それぞれの出題方法と出題傾向が有りますから、一般的な入試問題演習より効果的であると思います。

 そして、傾向をつかんだら一般的な問題集で類題を解けばよいのです。

 過去問を極めるということですが、それは過去問を完璧解けるようにすることではありません。

 解けない問題があっもて良いのです。

 受験で忘れてはいけないことは、「目標点は、満点ではなく合格点である」ということです。

 合格最低ラインが70点だとしたら、70点をクリアできればいいのです。

 つまり、30点分はできなくてもいいのです。

 過去問演習で、必ずできない問題が20点分あっても合格できるのです。

 その他の80点分の内70点を取ろうと考えるのです。

 従って、過去問演習は3周りやると考えて臨みます。


 大切なのは1回目、時間を測り真剣に取り組むことは当然ですが、1回目の過去問演習が終わったら解説を読み、そこで、ここでは絶対に間違わない問題と、あと少しでできそうな問題と、全く手も足も出ない問題に分類します。

 間違っていても解説を読み、その上で分類してください。

 そして、2回目はあと少しでできそうな問題と、全く手も足も出ない問題だけやります。

 ポイントは、あと少しでできそうな問題です。

 この問題は頑張ればできる問題ですから、これをできる問題に変えることが目標です。

 手も足も出ない問題が、あと少しに変わらなければ切り捨てていきます。

 3回目は、あと少しの問題だけでいいでしょう。


 できるとあと少しを、できるに変えて合格点を取るのです。

 本番ではいつもできない問題は手をつけません。

 その他の問題で勝負します。

 「目標点は、満点ではなく合格点である」

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