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理科社会の勉強でやってはいけないこと [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 理科や社会は「暗記教科」と考えている方もいらっしゃると思いますが、それは大きな間違いです。

 もし暗記教科、つまり覚えればできるということならば、学校の先生や大学の教授は、その教科を全て暗記していることになります。

 どんなに難しい問題でも解くことが出来るとしたならば、その問題について暗記していることになります。

 しかし、それは無理なことです。

 逆に暗記していないから、初見の問題も解けるのです。

 従って、理科社会の無駄な学習法ですが、

 
 ①教科書の太字の単語を覚える学習。

 これは言葉を覚えても、それが何なのかわからなければ答えられないからです。

 テストの後で白紙の解答欄を見て、「知ってたのに」となるのが関の山です。

 太字の単語は覚えるのではなく、それを使って説明できるようにすること、それを使って理解できるようにすることが大切です。

 
 ②問題を解いて間違った問題の答えを覚える学習。これも答えを覚えても何も役に立たないからです。

 何も勉強をしないまま、問題集を解くとほとんどできずに赤ペンで答えを書くだけになります。

 それを覚えることは全く無駄です。

 もっとまずいのは、初めから赤ペンで書いて、赤のシートでそれを丸暗記していく学習です。

 試験でそっくりそのまま出題されれば、得点は取れるかもしれませんが、たとえその試験で得点が取れたとしても、模擬テストや入試には歯が立ちません。

 問題演習は最終チェックのためや、学力をつけるために行うものです。

 従って、問題を解く前に学習をして、問題を解くときにはほとんど解ける状況をつくることです。


 では、効果的な理科社会の学習はと言うと。

 私のお勧めは、ノートまとめです。

 自分で教科書、学校のノート、そして簡単な参考書を準備して、それらを自分の言葉でまとめていくのです。

 そして、まとめたノートを見ないで説明できるようにしていきます。

 問題演習はその後です。


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なぜ勉強をするのか [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 いぶき学院では毎月、講師全員で情報交換と研修などを行うスタッフミーティングしています。

 今でこそ半数くらいはオンラインでの参加となりましたが、コロナ以前は授業が無くても、22:00に全員がいぶき学院に集まり実施していました。

 さて、5月もこのミーティングを行ったのですが、私から「なぜ勉強をするのか」と言うテーマを設けて先生たちに聞いてみました。

 自分自身の勉強をする理由や、塾生に聞かれたときにどう答えるかと言うことも含めてです。

 概ね、「自分のやりたい(目指している)ことを達成するため、次のステップに進むために今勉強をする」、「コミュニケーションを取るために知識不足だと困る」などの話が出ました。

 中には「勉強をしようと思ったことが無く、自分の好きな事をやってきた」と言う先生もいました。

 その先生は、暗記型の勉強ではなく思考型の勉強をしてきたので、「やり方を忘れる」ということは有りません。

 理解して勉強を進めていたので応用力が身に付いています。学校の勉強は解かるため、「なぜ勉強をするのか」という発想が無いということです。

 実際に勉強が順調な子は「なぜ勉強をするのか」と考えない気がします。

 もともと勉強は、新しい知識や知恵が身に付くので楽しいはずです。

 それが、正解を得る事や良い点数を取る事、そして、勉強をする事を目的としてしまうので辛くなるのではないでしょうか。

 我々もインターネット上で得られる新しい情報(画像・映像も)を読んでいるのは楽しいものです。その楽しさには「正解を求めよう」とか「良い点数を取るぞ」は有りません。私が今週の授業で一番沢山言った言葉は「答えを出そうとするな」です。

 ちなみに、私は勉強をすることで人生の景色が変わると思っていて、解っているのと解かっていないのとでは、同じものを見ても、見え方が異なります。

 勉強をして他の人と別の景色が見えるようになったら、見えない人を助けて上げられれば良いと考えています。

 私の専門(得意)分野は学習指導(授業法)やイベント開催(人を繋ぎ協力して行事を開催する)、そして人の教育(自律・一生涯成長できる人間の育成・人や社会のためになる人間の育成)です。

 自分の得意分野を活かして、子供達に幸せ人なってもらいたいと考えています。


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LIVEが一番! [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 2020年コロナが流行!

 いぶき学院はすぐにオンライン授業で対応!

 全クラス、個別指導もオンラインで授業を行いました。

 初めは我々も不慣れでしたが、3か月も毎日やっていると色々なワザを駆使して、授業を行えるようになりました。

 そして、塾生が教室に戻ってきます。

 そこで、唖然とします。

 思ったより学力がついていないことにです。

 もちろん、全くやらないよりは良いのですが、期待通りに学力は付いていませんでした。

 画面の向こうにいる塾生に声をかけ、必死にやっていたからこそ猶更だったかもしれません。

 教室で授業をすると、塾生も確実に解ってくれているし、こちらも様子がわかるので指導しやすく、学力を伸ばすのはLIVEです。


 しかしながら、オンラインは便利です。

 今もなお、どうしても来られない感染症の塾生には、LIVE配信をしています。

 それにより、全くやらないより絶対に良いですし、本人の気持ちを考えると安心だと思います。


 会議もLIVEが多くなりました。

 全国の人とつながれるため、今まで参加できなかった人でも参加できるようになりました。

 交通費や会場費の節約と、時間のロスを防ぐことが出来ます。

 しかし、LIVEの会議をすると、お互いの姿を見えるためか、オンラインより会議をしたという感覚になります。


 オンラインとLIVEを、うまく使い分けていきたいものです。

 でも、授業はLIVEが一番!

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