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親友 [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 大学生の時は部活動の仲間と酒を飲み、語らう日々でした。

 境遇の異なる多くの人と出会うことができました。

 学年や年齢が異なる人たち、社会人となったOBたち、他大学の人たちとも親交を深めることもできました。

 一生懸命というより必死に部活をやり、思いっきり酒を飲んでいたあの頃が有って、今の自分が有るとつくづく思います。

 その頃の生活はハチャメチャで、ドラマ化できるのではないかと思うことも有ります。

 我々は、お酒は飲み始めたら、とことん飲むことが普通でしたので、当然色々なことがそこでは起きます。


 複数の大学の合同合宿の飲み会で、他大学の4年生の先輩の振る舞いがあまりにも横柄だったので、私は大激怒。

 しかし、他大学と言うことと大学4年生と言うことも有り、我慢するしかありませんでした。

 一人、部屋から出て、廊下に座ると涙が出てきて止まらなくなりました。

 すると、同輩のKがやってきて「どうした」と声をかけてくれました。

 Kは私がどんな時でも「どうした、何が有った」と言います。

 決して「何やってんだ」とは言いません。

 泣いている時も、怒っている時も、どんな時もです。

 何が有っても、「お前がこんなに怒っている(悲しんでいる)のには、何か理由があるんだろ」、「俺は信じているよ」となるのです。

 しかし、私が明らかに間違ったこと、例えば誰かに迷惑をかけたり、知らず知らずに傷つけたりしたときには、本気で怒ってくれます。

 私は彼に、親友とは何かを教わりました。

 何が有っても信じてくれる人。

 自分の為に怒ってくれる人。


 私には親友と呼べる人が何人もいます。

 勿論その中の一人はKです。

 私は学生時代に、人を信じること、相手の為に言うべきことは言うことを学びました。


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