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受験生よ、言い訳無しだ! [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 高校受験は、私立中受験や大学受験と大きく異なることがあります。

 中学受験も高校受験も大学受験も、志望校に合格となれば、その志望校に通います。

 では、不合格となった場合はどうなるかと言うと、中学受験は公立の中学校に通うことが出来ます。大学受験は、浪人することが有ります。

 ところが、高校受験は合格しないと高校には通えませんし、不合格となっても今は浪人と言うことは殆どありません。

 つまり、通う学校が無くなってしまうため、どこかの学校に絶対に合格しなければならないのが、高校受験なのです。


 従って、高校受験では絶対に受かる高校を押さえる必要が有ります。(ここでは、全日制の高校で考えさせていただきます)

 例えば、第一志望が都立A高校、第二志望が併願優遇(押さえ)の私立B高校とします。

 絶対に受かるB高校を受けるということは、必ず高校生になれるということです。

 そうなると、本来は第一志望に合格するために、押さえの学校を受けるにも関わらず、いつの間にか抑えの高校が良くなってしまい、隠れ第一志望になることがあります。

 勿論、万が一の時に備えて決めた学校ですから、全く行きたく無いわけではないはずですし、当然行きたい学校であるべきです。

 押さえのB高校に行くこともOKであり、受験校を決めて数か月後に本番の入試があるわけですから、当然そこが第一志望になって行くことはあります。

 そしてそれは、言わば必然的なことで問題があるわけではありません。

 しかし、本当に行きたい高校はどこかを、もう一度深く考えてみてください。

 将来の夢と、高校生活でやりたいことをもう一度自問自答してください。

 その結果、第一志望は間違いなくA高校と判ったならば頑張って勉強をしてください。

 受験後に「本当にA高校に行きたかったから精一杯頑張った。もし合格できないとしても一生懸命に選んだB高校で3年間頑張れる」と言える受験生から合格者が出ると思います。

 「別に初めからC高校でも良かったと思っていた」、「C高校は初めから無理なのは解っていた」と言うのは、オリンピック選手が競技を終えて「別に初めから銅メダルでも良かったと思っていた」、「メダルは初めから無理なのは解っていた」と言うのと同じです。
そのようなコメントはオリンピック選手から聞いたことが有りません。

 諦めずに夢を実現する強い意志、たとえうまくいかなくても、結果を受け入れ次に進むための努力をしている人は必ず夢がかなう人ではないでしょうか。



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