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なぜ親は習い事をさせるのか [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 習い事が多い子が増えているような気がします。

 中高生で部活動なども含めて、放課後の時間が無いのなら解るのですが、小学生で殆ど空きが無い子がいるのには驚きです。

 スポーツのクラブチームに通っていてほぼ毎日、練習が有り、その隙間に勉強をしたいから塾に通い、それで空いている時間が無くなるのなら理解できます。

 しかし、学校から帰ってきてから、空いている日に習い事を当込んでいき、ほとんど埋まってしまうのはいかがなものかと思います。


 月曜日:書道とピアノ、火曜日:塾とダンス、水曜日:スイミングとそろばん、木曜日:ピアノ、金曜日:塾、土曜日:英会話と剣道と塾

 「まだ、空いている」と別の習い事を入れていくと、いつの間にか隙がないほどに習い事で一杯になります。

 本人は楽しんでいるのでしょうか?

 本当に役に立っているのでしょうか?

 他にやるべきことは無いのでしょうか?

 習い事より大切なものは無いのでしょうか?

 習い事の目的は何でしょうか?


 人はすべての事から学ぶことができます。

 習い事以外の事から多くの事を学ぶことができます。

 教わっていては自ら学べない人間になります。

 全ての事から学べる人間、自ら学べる人間に子供がなれば、習い事に行かせる必要はなく、しかももっと多くのことを学べるのではないかと思うのです。

 とは言え、その道のプロから基礎基本を習得することは大切です。

 習い事の目的を考え、本人に合った本当に必要な事を習わせてあげたいものです。


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