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当たり前の生活をするために勉強より大切なこと [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 横断歩道を渡ろうとすると、通過しようとしていた車が止まり手で「どうぞ」と合図をして道を譲ってくれる。「ありがとうございます」会釈をして急いで渡ろうとすると運転手さんも「どういたしまして」と会釈をする。

 こんな当たりの前の風景、「どうぞ」、「ありがとう」、「どういたしまして」が不要不急の外出禁止の為に少なくなっています。

 人と人との触れ合いが減り、学校でも行事が中止となり人間同士の関係を構築していく場がなくなっているからです。人は誰かの役に立つ人間になることで幸せを感じます。

 その機会を今の社会は激減させています。

 まずは新型コロナウィルスを終息させることが第一であることは言うまでもありませんが、ある程度人格が形成されている大人なら未だしも、子供たちにとっては大きな問題です。

 協調性を持ち、他人への思いやりと感謝の気持ちを育む時期に人とのかかわりが少ないのですから・・・。

 授業の前後を含め子供たちから、次のような発言を耳にすると不安になります。

 ①目の前のことだけしか考えていないような発言。②自分さえ良ければ良いといような発言。③言い訳、諦め、コロナ等のせいにするような発言。

 世界中の人たちが当たり前の生活を取り戻し、それがずっーと続くようになるためには、勉強だけできてもだめだと私は思います。

 コロナを言い訳にするのではなく、コロナから多くのものを学び、子供たちが将来に渡り成長していけるよう、我々は子供たちとの会話を、こんな時だからこそ今まで以上に増やすと共に、見本となる行動をしていきたいです。




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