SSブログ

いつから高校受験の勉強を始めるか①:高校受験概況. [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 中学受験でも大学受験でも言えることですが、今の状況と志望校によって受験勉強の開始時期は大きく異なります。

 もちろん普段の勉強も学校の試験対策の勉強も全て受験勉強と言うこともできます。ここまでは学校の勉強、ここまでは受験勉強と区切ることも難しいことではありますが、まず高校受験概要からお話致します。


【東京都の高校受験概要】
都立高校と私立高校に分類して考えてみます。一部の高校では以下に当てはまらない場合がありますが、それは特別な高校であり殆どの場合は該当しますので、高校受験についての概要はお分かりになるはずです。

◆.都立高校は推薦入試と一般入試があります。推薦入試は内申点(中学校の成績)、個人面接、作文・小論文と集団討論(令和3年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止)で合否を決定します。一般入試は内申点30%と当日の入試得点70%で決定します。

◆私立高校も推薦入試と一般入試があり、推薦入試は基準となる内申点が有りそれに達していれば高い確率で合格となります。一般入試は原則として当日の入試の得点のみで合否を決定します。また、私立高校には他の高校に不合格した場合に併願優遇入試制度により、内申点の基準を満たしていればこれも高い確率で合格となります。推薦入試や併願優遇の基準となる内申点に満たない場合でも、検定、生徒会役員、委員会、部活動、皆勤や精勤等を加点してもらえることがあります。私立の推薦入試は学力検査がない学校が多いのですが、学校によっては学力検査を行い不合格となることがある等、私立高校の入試は各学校が工夫を凝らしたものとなっています。ただし、一部私立のトップ校は推薦入試が無く内申点は影響されず、学力のみ合否を決めることになりますが、そのケースは殆どの高校受験生に当てはまりません。

まとめ・・・都立推薦入試は内申点、一般入試は内申点と入試得点が共に重要。私立推薦入試は内申点、一般入試は入試の得点で決定。結論として・・・都立高校が第一志望であっても、私立高校が第一志望であっても学校の成績を確保しつつ学力をつけることになります。
.

つづく


コメント(0)