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シクラメン [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 新型コロナウイルスの感染が続く中ですが、今年もシクラメンがきれいな季節となりました。

 シクラメンを初めて見た時「不思議な花だなぁ」と思いました。花びらがひっくり返っていて、沢山の葉の下から小さなつぼみが沢山出てきている。

 冬の植物と言うとポインセチアも不思議ですね。赤い色をしているのは葉というのが斬新です。ただ残念なことにシクラメンもポインセチアも育て方がよくわからず、毎年からしていました。

 ところが今、いぶき学院の入り口のところにあるシクラメンは、5年以上経っていますが今年も花をつけてくれそうです。

 では、どうして毎年花をつけてくれているのかと言うと、何もしていないからだと思います。咲き終えて花も葉も無くなり、隅っこにそのまま置いていたら葉が出てこの時期花が咲くようになりました。

 こちらが良かれと思って世話をすることは、シクラメンにとって良くなかったということです。何か子育てに共通するところがあるような気がします。

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定期試験で出すと言われた問題が難し過ぎ [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 中学生の定期試験(定期考査)で、「この問題を出す」と言われた問題が難しくて困ったことがありませんか?

 今回の試験でもいくつかそのような問題の質問をされました。

 子供たちは「出す」と言われると一生懸命にその問題に取りかかります。それ自体は悪いことではないのですが、9教科の試験勉強をしていく中で、その難問1問に時間を費やすことになることには問題を感じます。

 1週間で1通り試験範囲の復習をしようと計画を立てていくと、学校と塾以外に1日5時間勉強をしたとして、5時間×7日=35時間。土日はもっとできますから40時間と仮定すると、実技4教科が2時間×4教科=8時間。残り32時間ですから英数国理社は1教科6時間程度となります。学校の課題も仕上げる必要がありますから1教科当たりの勉強時間はあと少し減ると考えられます。

 その中で1時間では理解できない(解けない)問題を「出す」と言われてしまうと、子供たちはつらいだろうと思います。

 しかも、勉強しても結局その問題で得点を取れない場合は努力が報われません。

 さらに、その難問に時間を費やしたため、基本練習の時間が減り得点が伸び悩むということがおきるのです。

 試験については目標点数を決めて勉強をすることが必須です。

 平均点(60点)が目標ならば、難問を「出す」と言われても一切触れる必要はありません。それよりも教科書とノートを中心とした学習で、基礎基本の理解と反復練習を徹底することです。応用発展の問題、まして教科書よりかなりレベルの高い問題については、平均点目標の場合は手を出さないことです。基礎基本は次の試験、次の学年につながりますので、そこを固めることをお勧めします。

 80点目標の人も難問に時間を割くことは不要です。まず自分自身が解ること、できる問題を増やすことです。その難問を含めて解らない問題は後回しにして学習を進めることです。やまを張る学習ではなく基礎基本は全て学習してください。重要事項のチェックを全て終えた後で、できない問題に取り掛かることです。もちろん難しい問題はできなくても構わないという気持ちでOKです。

 90点以上が目標の人は最終的に発展問題、難問にも取り掛かることになると思います。そのために全ての学習を済ませて問題もできるようになることが前提です。

 つまり、平均点から80点目標の人は『解ることを増やす』勉強をする。解らないことできない問題があっても構いません。90点以上を目標とする人は『解らないことを減らす』勉強となります。

 くれぐれも「出す」と言われた難問、難しい問題の勉強で貴重な学習時間を無駄にしないことです。


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受験校の決定は買物と同じ [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 受験校の決定は買物と同じです。本当に欲しい物を買いましょう。

 受験の良いところは自分が入りたい学校に頑張れば入れるところです。

 ところが私は2つのことに問題を感じています。


 1つは学校選びです。せっかく学校を選ぶことができるのに「どこでも良い」と考えるのはもったいないことです。

 特に私立学校はそれぞれの個性があり、かなり学校生活も学習指導も異なります。1度しかない中高生時代を楽しく充実した時期として過ごすことは、その後の人間形成の部分で重要です。

 他の人にとって良い学校でも、他の人にとって合わない学校でも、あなた自身に合うかどうかが大切です。ホームページを見て、学校見学をして、説明を聞いて、担当の先生の話を聞いて吟味してください。


 2つ目は学習塾が自塾の合格実績を出すために、行きたい学校ではない学校を受検させることです。

 学習塾の都合で受験校を決めることは、どうしても私は賛同できません。

 合格できると思っていなかった学校に合格できてうれしいとか、諦めていた学校に入れたとか、それがその人にとって良いことであるならば問題ありません。

 しかし、1ランク上の学校に合格でるとしても、本当に自分が生きたい学校なのか考えてみてください。自分が思い描く学校と異なるとしたら行きたい学校へとなると思います。

 学習塾が合格実績を出すことを目的として、合格実績として提示できるレベルの学校を受けさせること、それが受験生自身の望むことであるならば、利害が一致しますので問題は生じません。

 しかし、受験生が本当に行きたい学校でないにも関わらず受けさせるとしたら、本人の意思はどこへ行ってしまうのでしょうか。


 買物も本当に欲しい物を買いたいはずです。

 1ランク上の物を買うことができたとしても、本当に欲しい物とは別の物です。

 それを、お店の都合で1ランク上の物を買わせられたらどうでしょうか?

 実際に買ってみて良かったということもあるでしょう。

 しかし、それはお客のことを考えて売ったのではなく完全にお店の都合なのです。時にはお客様にとって不要な物を売ることもあるのです。

 お客様の話を聞いて「それならばこちらの方がお客様にあっていますよ」と勧めたいものです。


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OKKチャンネル 開設 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 大井町から教育を考える会(OKK)は2002年に発足した教育団体で、会員は学習塾と私立中高及が中心でそこに個人や企業の方が加わり現在の組織となりました。地域に教育を通じて貢献することを目的とし、地域が活性化し、子供たちにとって良好な教育環境を作り出すための活動をしています。


 そのOKKですが、最大の行事である「教育後援会&私立中高相談会」が中止になったことで、小中学生とその保護者様に対して情報を発信するべく、YouTube“OKKチャンネル”を開設しました。

 私もお話をさせていただいており、現在10本以上の動画がアップされています。

 私立中高の紹介をする動画ではなく、学校にはいろいろな特色がありその面白さを知っていただくことで、子供たちにとっての一番校を見つけてもらおうという試みです。

 したがって、学校別の説明ではなくテーマ別に私学の取り組みを紹介しています。志望校とは異なる学校の話を聞くことで私学への興味関心が深まることを期待しています。

 さらに、特別編では面接試験の極意として、実際に面接官をしている先生方から面接試験について話を聞いていて、受験生の参考になると考えます。

 他にも学校説明会では聞けないことを小中学生や保護種目線で、ズバズバ質問しているところがポイントです。

 先生方も本当は回答しにくい事柄でも、隠すことなく正直に答えてくれています。


 私は進行役をさせていただいておりますが、打合せをほとんど無く、台本等も有りませんので、その場で思いついた問いかけをして先生方の本音を聞き出しています。

 したがって、撮影中に初めて知ることもたくさんあり、驚いたり関心させられたりです。

 最初は私学の良さの発信と思っていましたが、私学の考えに共感する部分が多くすごく勇気づけられ、動画でも言いたいことを言っています。

 私はこのブログで思っていることや考えていることを綴っておりますが、同様のことを動画から発信しています。(例えば・・・「偏差値で学校を決めるのではなく、行きたい学校へ」「試験前に学校を休まない」等)

 私は教育が変われば、日本は絶対に良くなると確信しています。いや教育が変わらなければ日本は変わらないと思っています。

 そのために、私の考えが正しいかどうかはわかりませんが、ブログ同様に自分の考えをぶつけてみようと思います。

 そこから何かが生まれると思うからです。


 大井町から教育を考える会(OKK)ホームページ  OKKチャンネル

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