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ラグビーワールドカップ「誰も勝つと思っていない」 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 アイルランド戦勝利後、田村選手がこんなことを話していました。「試合前、ジェイミー(ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ)が5行の俳句を詠んで…、誰も勝つと思ってないし、誰も接戦になるとも思ってないし、僕らがこんなに犠牲にしてきたかもわからないし、信じているのは僕たちだけ…」

 人は、周りに期待されていなくても、そして信じてもらえなくても、
 誰も知らないところで努力をして、時には涙を流しながら頑張って、
 その自分を信じて、何かを成し遂げることができるものだと思います。

 受験勉強は孤独です。学校や学習塾、予備校などで勉強する時間よりも、一人で勉強する時間の方が長いです。その頑張りは誰も見ていませんから誰も知りません。

 しかも、頑張ったことを認めてもらうために頑張るわけではありませんから、結果が出た後で自分の頑張りを褒められるのは自分だけです。

 最初から最後まで孤独な闘いです。

 ただ、我々は受験生の様子(問題演習の様子や模擬試験の結果)を見ていると頑張っていることがわかります。そこをしっかり見てあげて勇気づけてあげることは大切だと思っています。

 しかし、受験生の全てを知ることは不可能ですから、孤独な戦いであり、自分自身との闘いであることは間違いありません。

 どれだけ犠牲にして頑張っているのか
 どんな思いで頑張っているのか
 どんなに沢山勉強しているのか

 誰も知りません。

 自分との闘いに負けずに努力を積み上げた人が、本当に感動し嬉しい気持ちになると思います。


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