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逃げるな受験生! [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

※私の言うことは全ての人に当てはまるわけではありませんのでご注意ください。


 中学受験、高校受験、大学受験。受験校が決まるこの頃、受験生にとって受験勉強の正念場です。

 「何言ってんの。志望校はもうとっくに決まっていて、それに向けて日々頑張っています。」と言う人もいるでしょう。

 その通りであり、中学受験では小学4年生で決めている人も少なくありません。大学受験も高校受験も何年も前から決めている人もいます。

 ところが、この時期になると模擬テストでの現実を突きつけられて、「本当に受かるの?」と考える人が出てくるのです。


「逃げるな受験生!」

 受験生の逃げ方は大きく2通りあります。

 1つは志望校のランクを下げ、今の実力で受かる学校に変更することです。しかし、ランクを下げたから受かる可能性高まると思っていたら大違いです。はたして、志望校のランクを下げた人が今まで以上に勉強をするようになるでしょうか?むしろ益々勉強をしなくなる人の方が多くなるのではないでしょうか。そうすると、さらにランクを下げて受験するとか、下げたのに不合格とか、合格したけどギリギリだったとか、入ってから苦労したという筋書きになって行くのです。

 2つ目の逃げ方は、ほぼ合格できないことがわかっている志望校を変更せず受験することです。自分実力より高い学校を受験することが“逃げ”になることがあります。受験後に「私が受験した学校は、私の学力を超えていた学校で、その子とは初めから解っていた。だから、不合格は仕方がない。」と言い訳ができるからです。もし、そのように考えて受験を決めた受験生がいたとしたら、今まで以上に勉強をするでしょうか。


 受験生は勉強が大変で、計画を立ててもその通りにはいかず、偏差値も思うように上がらない。しかも時は過ぎ、受験の足音が聞こえてくる。精神的にも追い込まれる人も出てきます。

 すると、逃げたくなるのです。逃げ方には実はまだあって、この時期なのに別の事をやり始めてしまう人がいます。勉強をしなければいけない事は解っているけれど、つい本を読んでしまう等、自分の趣味に時間を費やしてしまう人もいます。


「逃げるな受験生!」

まだ10月。志望校の変更はせず、“自分を信じて、やるべきことを精一杯やる”だけです。結果を気にせず最善を尽くすことです。

 そして、頑張った上で志望校をもう一度見つめ直してください。あなたに合う学校が見つけられるはずです。頑張った人にだけ見つけられる自分にとっての一番校です。

 初めの志望校と変わっていても、ランクが上がろうが下がろうが構いません。

 そこにたどり着くまでの頑張りが、自分自身を高めてくれることは間違いありません。合格した人が偉いのではありません。頑張った人が“凄い”のです。


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