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台風19号と東京 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 まず、台風19号の被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

 70名を超える死者(10/17現在)を出した台風19号。いぶき学院も開講以来初めて10/12を完全休講としました。今までは台風や大雪などで授業を休講とはしても塾は開いていたのですが、さすがに出勤できませんでした。


 さて台風が通り過ぎ、10/15の連休明けから授業再開となりましたが、未だに各地に台風19号の爪痕は大きく残っており、被災された皆様の気持ちを察すると悲しくてなりません。

 地球温暖化により、このような大きな台風が発生し、今後日本を度々直撃すると予想されます。我々は、大きな台風を発生させないため地球温暖化を食い止める取り組みと、台風が来た時の備えを万全にすることが大切と思います。

 その備えについてですが、ハード面は当然とし、大切なのは国民一人一人の意識であると考えます。


 東京は台風には慣れていない地域で有り、備えや避難はどうしたらいいのか、そもそも台風とは何かと言う知識さえ欠如しているように思ってしまいます。

 子供達には、『話を聞くことができる、指示通り動ける、他人を思いやり協調性が持てる』人になれるようになって欲しいです。

 授業を通してそれらを伝え実行させること、そして受験勉強だけではなく、生きるための勉強、人を助けるための勉強をさせていきたいと思いました。

 いぶき学院は品川区にあるのですが、ほとんど被害もなく、すぐ通常の生活に戻っています。ですから、塾生たちにとって、洪水や土砂崩れなどはテレビの向こう側の別の世界での出来事なのかもしれません。

 同じ日本で、すぐ隣の県で大きな災害が起き、水や食料もなかったり電気も使えない状況がある。住むところもなく途方に暮れている人もたくさんいて、何より多くの方が犠牲になっている。その現実を目の前にいる何もなかったかのようにしている子供たちにどう伝えようかと、ずっと考えています。

 自分の身に降りかかるかもしれない災害から身を守り家族を守る人間、そして被災された人を助けることができる人間になって欲しいと思うのです。

 まずは被災地を見て、被災された方から話を聞いて、みんなで感想と未来のための意見交換とかができればいい。

 出来ることから始めたいと思います。


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