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高校卒業生の会 [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 14日の日曜日、高校を卒業し新たな道に進む元塾生たちが集まった。

 この春、都立高校を卒業した女の子2人がその報告に来てくれた時に、みんなで集まろうということになったのだ。LINEと郵便で連絡が取れるメンバーに通知し、当日11名がやってきた。

 いぶき学院では高校受験終了後、3月に合格パーティを開催する。3月でグループ指導が終了し、高校1年生からは個別指導での学習となる。ほとんどの塾生は一旦休塾となるが、そのまま高校でも継続する者、高校の途中から再開する者も少なくない。この学年は高校生時にいぶきで学習した者は比較的多い。

 1人ひとり高校での生活とこれからのことを話し、お寿司やピザを食べ、ジュースを飲み語らい、中学生時代の写真を見て、ゲームをし、記念撮影。約3時間あっという間だった。大阪のK大学に進学したAさんからの差し入れがあったり、札幌のH大学に進学したU君がテレビ電話で参加したりして場が盛り上がった。

 出席者の約半数が高校時代にいぶき学院に通っていた者であり、時々顔を出してくれた者もいたので、本当に3年ぶりと言う者は2人だけだった。そんなことも有り、私としては久しぶり感が薄く、何かいつも一緒にいたメンバーで、いつもいるのが当たり前のように思えたメンバーだった。

 ところが、彼らが帰った後、それは当たり前ではなく有難いことであるという思いが込み上げてきた。このメンバー、特に中学2年生の時は本当に大変で、本気に向き合い、本気で付き合ってきた。その結果、高校でも沢山の者が個別指導に通ってくれて、しかもあれから3年経ってから10人以上集まり、集まれなかった人たちからも沢山連絡があった。

 私は授業中に色々な事を話してきたので、こういう場ではあまり話をしないようにと思っているのだが、話をしろと言われる。ちょっとはカッコつけていい話をしようと思うのだが、どうもうまくいかない。後になって、あれは特別な時間と気がついた時に、何かできたのではないか、何かいい話ができたのではないか、話をもっと聞きたかったと悔むことになる。

 今ここで、来られなかったメンバーにも言いたい。特別な時間、特別なひと時、本当に一緒に過ごせて嬉しかった。本当にありがとう。

私は幸せであるとつくづく思う。


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