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やってますか?“可愛い子には旅をさせよ” [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 「子が可愛いのなら親元から離し苦労や辛い思いをさせなさい」と言うことですね。

 お父さん、お母さんは今までの人生で苦しい時や辛い時があったはずです。時には絶望の淵に立たされた方もいらっしゃると思います。

 そして、それを乗り越えてきたからこそ今の自分があるのではないでしょうか。その経験が人として成長させてくれたのではないでしょうか。人は一生懸命に生きて失敗し、それを受け止め前に進むことで成長していきます。

 ところが親は、「自分の子供にはそんな辛い思いはさせたくない」、「子供に失敗させないことが親の責任」と考えるのです。


 受験は子供たちを成長させます。
 まず、目的を持って一生懸命に取り組むこと。そして、結果を受け入れて前に進むこと。


 受験以外でも同様で、それらの事によって人は成長していきます。しかし、親が代わりに一生懸命にやってあげて、結果に対しての責任を取ってあげるようならば、折角の子が成長する機会を奪うことになると同時に、子にメッセージを送る事になります。

「あなたは私がいなければ何もできないのよ。あなたは自分の責任を取ることができない人間よ」。

 親が子の失敗の機会や責任を取る機会を奪ってしまうと、大人になってから取り返しがつかないことになります。大人になってからの失敗は、人生を大きく左右するからです。

だからこそ今のうちに、その経験をさせて乗り越える術を身に付けさせるのです。

我が子が、苦労や辛い思いをせず失敗もしないで大人になっていくことは、子供の幸せを願う親としては避けたいものです。

今年の「親の勉強会」12/2のテーマは“可愛い子には旅をさせよ”です。


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