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みんながするから中学受験② 「ぶれないために目的を持つ」 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 「娘が中学受験をしたいと言うから、受験させることにしました」

 何のためですか?

 中学受験は、子供の欲しいものを、買ってあげるというレベルではありません。

 家庭にとっての一大事のはずです。

 中学受験は入学すると、中高一貫となりますから、高校入試の制度は、私立中からの高校受験は前提となっていません。

 つまり、6年間は同じ学校に通うことになります。

 高校受験ならば、中学受験よりも、本人の意向に即した学校選びができ、本人が希望した学校を受験する色合いが濃くなります。

 高校受験は、中学受験より親の関与は少なくなり、本人のやる気が問われ、本人の自主性を育てることができます。

 高校受験の良い点も、中学受験の良い点も沢山ありますから、そこを見極めたいところです。


 少なくとも、「みんながするから中学受験」では、6年間通い続けられるか疑問ですし、今後の人生が「みんながするから」になってしまうかもしれません。

 仲間外れになりたくないとか、自分の気持ちに反しても、みんなに合わせるとか、下手をしたら人のご機嫌を伺う人間に・・・と色々考えてしまいます。

 入試で面接試験が無いとしても、志望動機と入学してから何をしたいのか、何ができるのか、それらは何の為なのかを考えさせて受験させることが重要であると思います。

 目的を持っていれば、ぶれずに堂々と「私は〇〇中学を受験します」、「私は中学受験をしません」と言えると思うのです。


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