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みんながするから中学受験? [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 とにかく、中学受験をする小学生が多いです。

 まるで中学受験をしないことが、悪い事ではないかと思うほど、多いです。

 受験勉強を始める時期も早くなり、昔は小5年生からだったのが、小学4年生から始めることが多くなり、驚いたことがありました。

 ところが、今や小学3年生は当たり前、小学1,2年生から始める時代です。

 小学生の低学年の子は、中学受験について、どれだけ理解しているのでしょうか?

 私は、ほとんど理解していないと思っています。

 従って、中学受験は親の勧めが、大きく影響しているわけです。

 本人も、「〇〇ちゃんが受験するから」とは言うものの、〇〇ちゃんも親の意向で受験を決めたのではないでしょうか?

 では、親はどうして受験させるのかと考えると、ひょっとしたら、みんなが受験するからではないかと思ってしまいます。

 全員がそうでは無いですが、一部の親は、自分の子だけ中学受験をしない事が、許せなくなっているかもしれません。

 「〇〇さんは、子供を中学受験させないらしいわよ」と言われるのが、怖いのかもしれません。

 「うちの子は4教科よ」と、2教科受験でも問題が無いのに4教科。

 「うちの子は小学2年生から受験勉強よ」と、まるで早い時期から受験勉強をさせることが、正しいと言わんばかり。

 「うちは、学習塾代に沢山かけているのよ」と、お金をかけていることが、教育熱心と言わんばかり。

 「うちの子は、中学受験の大手〇〇塾に通わせているのよ」と、ブランド志向。

 こんなことは有りませんか?


 中学受験をさせる事が、ステータスになっていて、小さい時から、有名塾に入れて、たくさんのお金を支払うことで、教育熱心な親を演じていませんか。

 また、そのような思いが少しでもあることに、気づいていない親も、多いのではないかと思います。

 「中学受験をさせない」とは言えない状況が、親たちをそうさせている気がします。


 それは、子供にも伝わっていて、「みんなと同じじゃないと嫌」、「独りぼっちになるのは嫌」、「自分だけ違うことは嫌」と思う子が増えている気がします。

 人は、一人ひとり違うわけですから、同じじゃないのは当たり前です。

 大切なのは、その異なる人(考え方)を受け入れることです。

 色々な人がいて、社会は成り立っています。

 だから、色々な職業があり、色々な仕事をしている。

 職業には良し悪し無し!

 色々な人がいて、それで世の中が成り立っています。

 本当に自分が目指すものがあれば、周りにとやかく言われても気になりません。

 そして、他人をとやかく言うことも必要ありません。

 とやかく言う人は相手にせず、実現させたい未来に向けて進んでいければいいのです。


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