SSブログ

試験に出るから勉強するのは本当の勉強か? [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 いぶき学院はグループ指導と個別指導があり、グループ指導は高校受験に特化しています。

 小学生のクラスも中学校受験をせずに、高校受験をする子たちが集まっています

 ただ、高校受験までは3年以上あるために、高校受験に直結する内容ではなく、基礎基本のレベルをいかに高くして行けるかということが大切になります。

 そこで、こちらが色々と教えるのではなく、子供達にモノの本質を理解し、基本を習得することで何年後かにやってくる高校受験や大学受験、そして社会に出て活躍できる人間になれるように、よく見ることと考えること表現することを中心に指導しています

 そのような授業をしていると子どもたちは時に、何、なぜと疑問を持ち、その理由を考えて、それがわかってくるとさらに興味を持ち、深く物事を知りたくなって来るものです。

 もし 彼らは中学受験をするならば、「それは受験に出ないから知らなくても大丈夫だよ」とか「 それは受験に出ないから必要ないよ」と言って、興味が持ったことでも、それ以上話を進めることをやめてしまうことになります。

 ところが、中学受験をしない小学生だからこそ、中学受験にも学校の勉強にも直接関係がないことでも、興味を持つことは考えさせ、 私もそれについて話したりすることがあります。

 時には中学校、高校あるいは大学で習うことでも、小学生の子供たちが理解することもあります。

 普段の生活の中でも子どもたちは色々なものに興味を持ち、自ら調べ学び、時にはその事柄については大人より詳しくなる子も少なくありません。

 子供達を縛りつけずに解き放てば、無限の可能性があるということがお分かりになると思います。

 子どもたちの小さな疑問に対して、大人たちが「今はわからなくていいよ」、「そんなことどうでもいいよ」、「そんなことやっているヒマがあったら勉強しなさい」などと言って興味関心の芽を摘まずに、「インターネットで調べてごらん(一緒に調べよう)」、「今度の日曜日に実際に見に行こうか」と育むことをしたいものです。

 私の小さな頃のように遊びを通して学ぶということが、ままならない今の世の中であるからこそ、学校や学習塾の授業や行事、家庭での生活など、全てのことから子供達が興味関心を持ったことを大切に育ててあげることが、本当の勉強なのではないかと思います。


コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。