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教育が社会を変えるんだ [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 緊急事態宣言が解除され始め、徐々に生活が戻りつつあります。

 しかし、緊急事態宣言が解除されても、今まで通りの生活に戻すことはまだできません。まだ、辛抱する必要があります。

 子供たちと接していて、
「廊下を走ってはいけないのはどうして」と聞くと、「きまりだから」、
「どうして宿題をやらなければいけないの」と聞くと、「きまりだから」、
「長方形の面積はどうして、たてかけるよこで求められるの」と聞くと「きまりだから」
「かけ算を先にやるのはどうして」と聞くと「きまりだから」と、そうすることの理由は全て「きまりだから」になってしまう良い子が少なくありません。

 「きまりだから」と言う子は、理由を考えません。理由がわからないから、自分で物事を解決できず、教えられたことだけはできますが応用できません。暗記中心の生活となるため、やり方を忘れると何もできません。そして「きまりだから」と、自分の行動の責任も取れなくなるかもしれません。

 私は、その子たちに「そんなきまりはないよ」と言って、理由を考えさせるようにします。そうすると、様々なことに対して理由を考えるようになり、理由がわかるとそれを利用して、知らないことでも自分で考えて解決できるようになります。

 「家から出ないのはどうして」と聞かれて「きまりだから」と、もしお子さんが答えたならば、「どうしてそんなきまりができたのかな」と聞いてあげてください。

 そして、「緊急事態宣言が解除になったからと言っても安心できないね」とお子さんが気付いたら、二重丸です!

教育は社会を変えることができます。

 普段から“観察して分析する”くせ、
 つまり、今何が起きているのか、それはどうしてなのかを考えるくせをつけたいものです。

 勉強でも普段の生活でも理由のないことは1つもありません。

 必ず理由があるはずです。

 新しい生活様式の一つに、“理由を考える”を加えてください。

 そして、新しい生活様式の理由をお子さんと一緒に考えてみましょう。

 「どうして、人との間隔を2mあけるの」と

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