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親は子の失敗を恐れてはいけない

 子は失敗することで成長します。

 子は上手くいかなかったことから、多くのことを学びます。

 従って、親が子に必要以上に関わることは、子の自律を妨げることになります。

 忘れ物をしたり、宿題をやっていかなかったりすることは、子の問題であって親の問題ではありません。

 子の問題を親が処理し続けていると、自分で出来ない人間になってしまいます。

 親(大人)は、忘れ物をすると自分自身が困るので、出かける前に忘れ物がないかチェックするはずです。

 それでも忘れ物があったなら、次から忘れないように自分で考えて行動をします。

 誰かに、持ち物をあらかじめ用意してもらうことはありません。自分で用意するはずです。

 子も親が忘れ物をしないように用意していると、一人で用意することが出来るようになりません。

 親は子を見守ることです。

 子の失敗を恐れてはいけません。

 むしろ、失敗という経験をさせることが大切です。

 自信が無かったり、助けを求めたりする子には、勇気づけてあげましょう。

 「自分でできるとお母さんは信じているよ」

 上手くいかなくても、叱らずに良かったところや頑張った過程に視点を当てて勇気づけます。

 「よく頑張ったね」

 親が子を基本的には、何も言わず見守るだけです。

 放っておくのではなく、少し距離を置いて見守るのです。

 口出しをするのは、次の3つの場合だけです。

 人に迷惑をかけそうな時、危険な時、法律に違反しそうな時。

 とは言え、子の年齢や状況によって対応は異なります。

 でも、親は子の失敗を恐れてはいけないのです。


子は、親が何でも助けていると、「親がいないと何もできない」と考えるようになる子もいます。

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