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合格できればOK!? [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

 都立高校受験は2月21日に行われ、全ての入学試験が終わりを迎えようとしています。

 受験生にとって、最大の目標は志望校合格であり、そのために日夜勉強をしてきました。

 従って、合格するということは大変重いことであるのは間違いありません。

しかし、合格できればいい、私立中に入れればいい、高校に行ければいい、大学生になれればいいと考え、合格と言う答えを出すことに執着してしまうと、本当に大切なことが蔑ろになってはしまうと思うのです。

 ひとつの目標に向かって一生懸命にやることで人は成長し、目標を達成したことで達成感と自信を得ることができます。

 ところが、目標が達成できればいいと考え一生懸命にやる事を止めてしまうと、人は成長もできず、目標を達成しても達成感や自信は希薄なものとなるでしょう。

 都立高校は倍率が1倍を下回ると、「全入」となり受験生が全員合格となります。

 では、1倍を切った高校を受験する生徒が、「どうせ合格するのだから勉強しなくていい」と考えたらいかがでしょう。

 成長、達成感、自信は得られません!

 都立高校に「全入」となると、その学校に見合った学力が無いと進級が困難になることもあります。

 さらに、これからの人生も同じようになるのではないかと不安を感じます。

 「合格できればいい」、「高校生になれればいい」という考えが継続するかもしれません。

 「大学生になれればいい」、「就職できればいい」、「生活できればいい」、「生きていければいい」・・・。


 重要なのは、何のために合格したのか、合格して何をしたいのかだと思うのです。

 そのように考えられる子は、これからの人生を“良く生きる”ことができると思います。

 生きることが楽しく、他人にも優しく社会貢献ができ、幸せな気持ちで人生を送れると思います。

 合格は終わりではありません。

 我々は、まだ見ぬ未来へのスタートを常に切り続けています。

 何のための合格なのか、合格してやりたいことは何なのかを考えて一生懸命に頑張れば、結果は関係なしに本当にやりたいことができるし、夢は必ず叶います。


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