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順調な時こそ、その理由を考えよう! [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 人はうまくいっていない時は、色々と考え悩みますが、うまくいっている時には、その理由を考えなくなるものです。

 しかし、それが解らないと大きな落とし穴が待っていることが有ります。

 教育の世界でも「ゆとり教育」は失敗と言わざるを得ません。

 学校週5日制を成立させるためには、どうしても教育内容の削減が必要でした。

 日本が成長してきた理由である高い学力を維持してきたのは、難しい教科書と多くの授業によるものでした。

 ところが、学習指導要領を改訂し、学習内容を減らし難易度も下げてしまいました。

 円周率を「3.14」ではなく、「3」でやっていた時代が有ったのが今となっては不思議なくらいです。


 私立中高もそうです。今まで色々な学校を見てきましたが、どうして順調に生徒を集めているのかを解っていないで改革をして失敗する学校もあります。

 会社組織についても同様のことが言えると思います。

 調子の良い時は、自分自身を客観的に見られないものです。調子が良いため、何でもうまくいくと勘違いしてしまっては躓くことにもなります。

 もちろん、地雷を踏まずに先に進めることもありますから、必ず伸びがともるとは限りませんが、止まる前に伸びている理由を知ることが必要です。

 折角うまくいっているのにそれが続かないのは、「うまくいっているから少しくらいは良いだろう」と今までうまくやってきたやり方を変えてしまうことにあります。気が抜けるとか油断と言えるかもしれません。


 受験でも合格後に、緊張感を継続して、次の学校生活が充実できるように準備をしていきたいものです。とは言え、一生懸命頑張ってきた人が、受験が終わった後も同様の生活を続けられるかと言うと、それは難しいですよね。

 しかし、合格はあくまでも夢の実現のための通過点であることは間違いありません。少し休んだとしても、次の目標に向けて一歩前に!



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