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一生懸命 [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 先日、MLB大谷翔平選手の番組を見ました。

 そこで、大谷選手は小学生のころから次のことを考えていたことを知りました。

 一生懸命声を出す。
 一生懸命走る。
 一生懸命キャッチボールをする。

 ここには、勝とか負けるとか、0点に抑えるとかホームランを打つとかは有りません。

 どうやったら良い結果を出せるのかということを重視していたわけではないのです。

 ノートに書かれている文も「今日は大きな声を出せていたのが良かった」とか「一生懸命に走っていなかった」と書かれていて、結果ではなく一生懸命にやれたかどうかにフォーカスしていました。

 そして、一生懸命にキャッチボールをする。

 つまり、基礎基本をどれだけ一生懸命に、手を抜かずにやっていたかが分かります。

 それが、今の大谷選手の原点だったことに驚き、感動を覚えました。


 これらは全ての事に通じると思います。

 誰でもできることを一生懸命にやること、基礎基本を大切にしてそのレベルを上げること、結果を求めず結果で物事を判断しないこと。

 大人が、結果を気にして子供に対してうるさく言っていると、子供は小さくまとまってしまいます。

 勉強で伸び悩んでいる子供たちが沢山います。

 その子供たちを見ていると、結果(正解や得点)を気にする子が多くいます。

 目標点を決めてそれに向けて頑張ることは良いのですが、一生懸命にやること、つまり結果ではなく過程が大切であることを忘れてはいけません。

 良い結果が出る人の多くは、今持っている自分の力を信じて出し切ることが出来る人です。

 結果は自ずとついてくるはずです。

 結果を出そうとする人は、丁寧さを欠いたり、充分理解していないまま答えを出したりするため結果が伴いません。

 答えを急く人は、「たぶん」とか「きっと」とかで答えを出して解答欄を埋めてしまうかもしれません。

 根拠や理由が無く、答えを出すのです。

 “答えをだそうとするな!”ということです。

 答えを出そうとすると、本当に大切なものが見えなくなるのは、勉強だけではありませんよね。

 問題を見極めることができれば、答えは簡単にでてくるものです。


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