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勉強って何? その2 [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 中学校(義務教育学校)の定期試験、殆どの学校は試験日に合わせて課題を提出させています。  何のために課題を課しているのか、私にははっきりとわかりません。  勉強が苦手な子供たちにとって、“勉強をする”と言うことが、問題を解いて、できない問題は赤で直して解き方や答えを覚えることであったとしたら大きな過ちであり、そのような勉強法が続くのなら多くを学ぶことはできないでしょう。  一生懸命に頑張っても、少し問題が違うだけで解けなかったり、しばらくすると忘れてしまったりするのは当然です。  “勉強をする”とは、ある事柄がどうしてそうなるのかを理解して、それを他のことに応用できる力を身に付けることです。  暗記と問題演習は学力を付けていくために必要なことですが、それだけでは無意味な勉強と言わざると得ません。  言葉を暗記しても、その言葉の意味を理解していなければ、何も解っていないと同じです。  いくら問題を解いても、どうしてそうなるのかが解らなければ、しばらくすると無になります。  暗記をする目的は…ものごとを理解するためです。そのために言葉を覚えるのではなく。その概念を理解することが大切で、理解するために用語を理解するのです。理解するために用語の名称を覚えるのです。  問題を解く目的は…理解を深めるためです。理解度のチェックと定着、そして理解を深めるのです。 解法を学ぶ、覚えるではない  そして、理解を深めるために、今やっている勉強の目的を明確にすると良いです。  新しい単元の勉強になった時、どうしてこの勉強をするのか、そして、そのために何が解ればいいのかと目標を明確にすると、取り組み気持ちも前向きになるはずです。  “勉強をする”時に、覚えようという気持ちは捨てることです。  問題演習は最後にすることで、いきなりの問題演習は有りません。まず、ものごとを理解する“勉強をする”ことが第一です。
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