ここが変だよ、学習塾⑤「個別指導カリキュラム」 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]
個別指導をやっていて何が一番大変かと言うと、時間割の作成です。
先生と生徒に直接スケジュールを任せれば楽なのですが、それができるとしたらマンツーマンであって、先生1人に生徒2人以上の個別指導塾では、個々の生徒の時間割を作成しなければなりません。
先生の都合と生徒の都合、そして先生の指導できる教科も考えなければなりません。
先生が1人来られなくなると大事で、生徒を別の先生や別の日に振り分けなければなりません。
生徒の時間変更も空きがあれば何とかなるのですが、空きが少ない状況での振替依頼は、他の生徒に時間変更をお願いするしかなくなります。
それは避けたいので、余裕をもって先生の時間の空きを多くして時間割を組むとなると採算が取れません。
時間割の変更や授業の振替があると、それは緊急事態ですので、他の仕事より優先させなければならなくなります。
とにかく、時間割の作成は凄く時間がかかり、時間割の変更は辛いものがあります。
しかし、授業の振替は個別指導の宿命と思い、気持ちよく受けるしかないですね。
そして、次に手間がかかるのはカリキュラムの作成です。
個別指導は一人ひとり、学校、学年、教科、指導回数、学力、試験日程、そして目的が異なりますので、人数と教科分だけカリキュラムが必要となります。
もちろん、教材も一人ひとりに応じて考えなければなりません。
いぶき学院では、同じ学校、学年、教科であったとしてもカリキュラムや教材が異なります。
この夏もカリキュラムと教材が同じ生徒はいません。
他の個別指導塾のことは承知しておりませんが、ひょっとしたら、同学年で同教科ならば、同じカリキュラムと教材を使用しているところは多いかもしれません。
本来、それが受験学年であったとしたら、同じにはできないはずです。
なぜなら、学力と志望校が異なるからです。
学習塾が使用する夏期講習テキストには、数学だと中1の「正負の数」が復習単元として載っているものがあります。
しかし、「正負の数」から復習をする必要がある中学3年生は殆どいません。
なぜなら、そこができない中3生がほぼいないからです。
もしいたとしら大変なことです。その子が入試までの7ヶ月間、志望校に合格するために特別なカリキュラムを組んで対応しなければならないことになると思います。
実は10年ほど前に、品川地区の都立上位校であるK高校を志望する女の子が、個別指導の塾で夏期講習に申し込んだところ、「正負の数」から始めたという話を聞きました。すぐに当塾に相談に来て転塾したことがありました。偏差値が60を超える志望校であり、成績も4と5だけの子が「正負の数」からやる必要は全くありませんでした。
今でも、個別指導では、カリキュラム作成には手間がかかるため、テキストを渡して前から順番にやらせる学習塾があるかもしれません。
そうだとしたら、子供たち一人ひとりに合ったカリキュラムと教材の準備をお願いしたいところです。
個別指導だからこそ、集団指導のように全員同じにしないで済むはずです。
また、学習塾に失礼なことを書いてしまいましたが、もしもと思い書かせてもらいました。
頑張ろう!学習塾。
先生と生徒に直接スケジュールを任せれば楽なのですが、それができるとしたらマンツーマンであって、先生1人に生徒2人以上の個別指導塾では、個々の生徒の時間割を作成しなければなりません。
先生の都合と生徒の都合、そして先生の指導できる教科も考えなければなりません。
先生が1人来られなくなると大事で、生徒を別の先生や別の日に振り分けなければなりません。
生徒の時間変更も空きがあれば何とかなるのですが、空きが少ない状況での振替依頼は、他の生徒に時間変更をお願いするしかなくなります。
それは避けたいので、余裕をもって先生の時間の空きを多くして時間割を組むとなると採算が取れません。
時間割の変更や授業の振替があると、それは緊急事態ですので、他の仕事より優先させなければならなくなります。
とにかく、時間割の作成は凄く時間がかかり、時間割の変更は辛いものがあります。
しかし、授業の振替は個別指導の宿命と思い、気持ちよく受けるしかないですね。
そして、次に手間がかかるのはカリキュラムの作成です。
個別指導は一人ひとり、学校、学年、教科、指導回数、学力、試験日程、そして目的が異なりますので、人数と教科分だけカリキュラムが必要となります。
もちろん、教材も一人ひとりに応じて考えなければなりません。
いぶき学院では、同じ学校、学年、教科であったとしてもカリキュラムや教材が異なります。
この夏もカリキュラムと教材が同じ生徒はいません。
他の個別指導塾のことは承知しておりませんが、ひょっとしたら、同学年で同教科ならば、同じカリキュラムと教材を使用しているところは多いかもしれません。
本来、それが受験学年であったとしたら、同じにはできないはずです。
なぜなら、学力と志望校が異なるからです。
学習塾が使用する夏期講習テキストには、数学だと中1の「正負の数」が復習単元として載っているものがあります。
しかし、「正負の数」から復習をする必要がある中学3年生は殆どいません。
なぜなら、そこができない中3生がほぼいないからです。
もしいたとしら大変なことです。その子が入試までの7ヶ月間、志望校に合格するために特別なカリキュラムを組んで対応しなければならないことになると思います。
実は10年ほど前に、品川地区の都立上位校であるK高校を志望する女の子が、個別指導の塾で夏期講習に申し込んだところ、「正負の数」から始めたという話を聞きました。すぐに当塾に相談に来て転塾したことがありました。偏差値が60を超える志望校であり、成績も4と5だけの子が「正負の数」からやる必要は全くありませんでした。
今でも、個別指導では、カリキュラム作成には手間がかかるため、テキストを渡して前から順番にやらせる学習塾があるかもしれません。
そうだとしたら、子供たち一人ひとりに合ったカリキュラムと教材の準備をお願いしたいところです。
個別指導だからこそ、集団指導のように全員同じにしないで済むはずです。
また、学習塾に失礼なことを書いてしまいましたが、もしもと思い書かせてもらいました。
頑張ろう!学習塾。
2021-07-23 01:23
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