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観ることの大切さ [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 世の中、モノを良く観る人が夢を実現させている。

 観えない人、観ようとしない人は、目の前にちらつくことが気になってしまい、周りも先も考えずにその場だけ凌ごうとする。しかし本質が観えていない状態で動くので凌ぐこともままならない。

 表面に見えているモノの奥に隠れているモノを観ることができると、問題は一気に解決し先に進むことができる。

 表面に見えているモノに一喜一憂し本質を捉えられないと解決は困難なものとなる。


数学の授業。
 「△POB:△AOB=4:3となる時、△POAの面積を求めなさい」関数の問題で面積と比が絡む。※Oは原点、Aは(6,0)、BはPAとy軸との交点、Pは放物線y=1/4x2上の点(x座標が負)とする。

 観えない子は、長さを求めようとしたり、三角形の面積を求めようとしたりする。
どんな問題でも、問題文に書いてあることを考える。

 わかっていること(書いてあること=表面に観えているモノ)から、わかること(書いていない事=裏に隠れていること)を考える(観る)ことが問題解決へとつながる。

 ここでわかることは、PB:BA=4:3と言う事、そしてPからのx座標に引いた推薦との交点をRとすると、RO:OA=4:3がわかり、Bの座標が求められる。

 そして、そこから△POAの面積を求めればよい。


 まず、表面に見えているモノを全て見る。そして、そこに隠れている本質を捉える。

 勉強で言うと、問題文に書いてあることを整理する。そして、そこからわかることを考えていく。

 答なんかすぐ出るものではない事を大人は知っている。

 それなのに、すぐ答えを出そうとする。

 大切なのは、目に見えないモノを観る事。

 そのために「なぜ」、「どうして」と考えるくせをつけると良いと私は思う。




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