お年玉を取り上げる親 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]
私は子供の頃、お年玉を親に取り上げられたことは有りません。
もらったお年玉は自分の好きな物を買って残りは貯金していました。
親は私のお年玉の使い道に関して何も言いませんでした。
ですから、親がお年玉を取り上げるということは考えもつかない事でした。
ところが、お年玉を全額親に取り上げられたという話を塾生から度々耳にするのです。
家庭の事情があったり、親の方針であったりすることもあると思いますので否定はできませんが、私が子供にお年玉を渡すのは、その子に使ってもらいたいからであり、親に使ってもらおうと思っていません。幼児であるならば、「何かこの子のために買ってあげてください」と思いますが、小中学生以上ならば本人の意思で使って欲しいです。
それなのに、親に取り上げられてしまうのなら凄く悲しいです。
お年玉を取り上げる親、取り上げられる子を考えると心配な事があります。
物心がつく年頃でお年玉を取り上げられて、その使い道が解らないとすると、自分のものを奪われたことになります。(こっそり全額貯金していたとい話もありますので、一概にダメとも言えませんし、奪われたとも言えませんが)
その場合、その子に人のものを奪ってもいいという心生まれてしまうのが怖いです。
子供は親と比べて弱者であり、不満があっても反抗できずに差し出しているとしたら、その子が大人になったら同じことをやる可能性があります。強い者が弱い者からお金を巻き上げることは当然だとか、自分も親からされていたから自分も奪う権利があるなどと考えてしまう事が怖いです。
考えすぎかもしれませんが、私は怖いのです。
親がアドバイスをしたり提案したりするにせよ、お年玉は全額子供に預けて使い道を任せられればそれに越したことがないと思います。
子供は自分でお金を管理する経験を積めるからです。
さらに、それが親子の信頼関係を築くことになると思うのです。
親が全てを管理してしまったら、何も言わなくても子供に親のメッセージが届くのです。
「あなたは自分でお金を管理することができない子なのよ」
「私はあなたのことを信じられないのよ」
お年玉扱い一つで、子供に伝わるメッセージが180度変わります。
「あなたは自分で自分のことができる子なのよ」
「私はあなたを信じているわ」
将来を考えるとお年玉を取り上げない方が幸せになる(後で得をする)気がするのです。
私は早めに親がお年玉管理から卒業することを祈ります。
もらったお年玉は自分の好きな物を買って残りは貯金していました。
親は私のお年玉の使い道に関して何も言いませんでした。
ですから、親がお年玉を取り上げるということは考えもつかない事でした。
ところが、お年玉を全額親に取り上げられたという話を塾生から度々耳にするのです。
家庭の事情があったり、親の方針であったりすることもあると思いますので否定はできませんが、私が子供にお年玉を渡すのは、その子に使ってもらいたいからであり、親に使ってもらおうと思っていません。幼児であるならば、「何かこの子のために買ってあげてください」と思いますが、小中学生以上ならば本人の意思で使って欲しいです。
それなのに、親に取り上げられてしまうのなら凄く悲しいです。
お年玉を取り上げる親、取り上げられる子を考えると心配な事があります。
物心がつく年頃でお年玉を取り上げられて、その使い道が解らないとすると、自分のものを奪われたことになります。(こっそり全額貯金していたとい話もありますので、一概にダメとも言えませんし、奪われたとも言えませんが)
その場合、その子に人のものを奪ってもいいという心生まれてしまうのが怖いです。
子供は親と比べて弱者であり、不満があっても反抗できずに差し出しているとしたら、その子が大人になったら同じことをやる可能性があります。強い者が弱い者からお金を巻き上げることは当然だとか、自分も親からされていたから自分も奪う権利があるなどと考えてしまう事が怖いです。
考えすぎかもしれませんが、私は怖いのです。
親がアドバイスをしたり提案したりするにせよ、お年玉は全額子供に預けて使い道を任せられればそれに越したことがないと思います。
子供は自分でお金を管理する経験を積めるからです。
さらに、それが親子の信頼関係を築くことになると思うのです。
親が全てを管理してしまったら、何も言わなくても子供に親のメッセージが届くのです。
「あなたは自分でお金を管理することができない子なのよ」
「私はあなたのことを信じられないのよ」
お年玉扱い一つで、子供に伝わるメッセージが180度変わります。
「あなたは自分で自分のことができる子なのよ」
「私はあなたを信じているわ」
将来を考えるとお年玉を取り上げない方が幸せになる(後で得をする)気がするのです。
私は早めに親がお年玉管理から卒業することを祈ります。
2020-01-10 01:00
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