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観察力を鍛えよう [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 何をやるにしても、まずやることは“見る”こと、つまり観察することです。

 問題を解くときも、どこかに行く時も、友達と喧嘩して仲直りするときも、部活動でチームが強くなろうとする時も、習い事をうまくなろうとするときも、どんな時もまず“見る”ことが大切です。

 問題を解く時に答えを出そうとするならば、まず 問題文を読みます。

 問題文を理解できなければ問題は解けません。


 国語の「次の文章を読んで後の問に答えなさい」という問題は、問題文の内容が解ってしまえば後の問いに楽に答えられるものです。

 問題文を読み取れないと、選択肢の罠(もっともらしい選択肢を選んでしまう)にはまったり、「10字で抜き出しなさい」と書いてあると、ひたすら「1,2,3…」と文字を数えることを始めてしまったりするかもしれません。

 それらは、文章を読んで理解する事をせずに答えを出そうとしているだけです。


 どこかに行こうとして道に迷った時、何を考えますか?適当に進んで辿り着くこともあるでしょうが、そうはうまくいきません。

 道に迷った時、「ここはどこ」と現在地を確認するのではないでしょうか。

 そして、「今ここにいるから、こっちに行けばいい」となるわけです。

 目的地に行こう(答えを出そう)とするならば、現在地を把握する(問題文を把握する)ことが必要です。


 上のレベルを目指すには、何が問題なのかを考え見つけて、それを解決するための方法を見出して実行するのです。

 そのためにはまず“見る”ことが重要です。“見る”ことは以外に難しく、何となく見ていると見逃してしまいます。

 何となく見ないためには、見たものに対して、「どうして」と「なぜ」と考えると良いでしょう。

 部屋を見渡して、扇風機が回っているのを見て「どうして」と「なぜ」と考えてみると、暑いから回していると考えたり、モーターの仕組みを考えたり、プロペラについて考えたり、デザインを考えたり色々と考えることはあります。

 普段の生活の中で観察力を鍛えると、そこから学ぶ力もついてくるはずです。


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