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授業を極めることを目指して [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 授業は難しいです。

 なかなか自分が満足のいく授業をすることができません。

 授業が終わり「やり切った」と、力が抜ける時がありますが、それは精一杯やったわけであり本当に良い授業だったかどうかわかりません。

 
 一斉(グループ)指導の授業はやり甲斐があります。

 ここで言うやり甲斐とは挑戦し甲斐かもしれません。

 塾生たちが何人かいて、その一人ひとりの性格や習熟度が異なります。

 発問すると色々な答えが返ってきます。

 それを、受け止め授業を進めます。

 最終到達点にどうやってたどり着いてもらうか、いかに高いレベルで理解してもらえるかの勝負は楽しく、やり甲斐のあることなのです。

 従って、同じ学年の同じ単元の授業でも決して同じ授業にはなりません。


 いつも考えていることは、休むと損をする授業、受けたら特をする授業をするということ。

 今日は「楽しかった」は当然のこととして、「授業を受けて良かった」、「受けなかったら解らなくなっていた」、「良く解った」、「すごい話が聞けた」と塾生に感じてもらう授業を目指しています。

 いぶき学院を選んで、私の授業を受けてくれている塾生たちに対して本当に有難いと思っています。
だからこそ、その感謝の気持ちを授業で返したいと思っています。

 授業は、繊細であることを以前書きましたが、最後の落としどころまで筋道が有り、それに向けてところどころに布石を打ちながら進めていきます。

 しかも、相手(塾生)はその時々で異なりますから、こちらもそれに合わせて常に授業を進めていきます。

 何気ない一言にも実は意味があるので、聞き漏らすと効果が落ちてしまいます。

 
聞き漏らさないようにするためには、塾生にしっかり話を聞くように伝えてもあまり効果は有りません。

 聞き漏らさないようにするコツは、楽しく面白い授業にすることだと思います。

 つまらない話を聞くことは大人でも苦痛だと思います。


 授業を休む子はあまりいませんが、私は意地悪なので休んだ子がいたら、なおさら気合が入って「今いる塾生たちに来てよかった」という授業をしようと思ってしまいます。

 その結果、休む塾生が少なくなるのです。

 授業を休まなければ、当然の結果として学力は上がるということです。


 「休んだ分は家庭で学習させます」という保護者がいらっしゃいますが、家庭学習では何とかなりませんから、とにかく授業は遅刻欠席が無いようにすることが本当に大切なのです。

 当たり前かもしれませんが、学力上位のクラスの欠席はほぼありません。

 大切な用事が有っても授業を優先しいるからだと思います。

 授業を優先しているからこそ、授業中の話は洩れなく聞けるのではないかと思います。


 塵も積もれば山となる、コツコツと少しずつ積み上げていくことで高い学力が付きます。

 急がば回れ。目の前の結果に溺れず、こだわりと問題意識を持って着実に勉強を進めていくことで大きなものを手に入れられるはずです。


 授業を極めることを目指していきたいです。

 しかし、絶対に極められないほど理想が高いので、私の授業力は一生伸び続けると確信しています。


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