迎春

　新年を迎え

　世界中の人に笑顔があふれる年となることを信じます。

　いぶき学院は今年大井町の地で開設24年となります。

　開設時は中３生２名でスタートし卒塾生を含めた塾生は1000名を超え、今も元気に子供たちと一緒に楽しい時を過ごすことができています。

　多くの人に支えられてきたからこそ続けられています。子供たちと保護者様、スタッフ、そして関係者の皆様に感謝の言葉が見当たらないほど有難いです。

　しかし、全ての人を満足させることはできていませんし、すべての人のお役に立てたわけではありません。

　ただ、胸を張って言えることは「我々は最善をつくしてきた」と言うことです。

　私は塾生の遠い未来を考えて接しています。

　今までもお話ししてきた通り、一生成長できる人間になってもらいたいと思っています。無限の可能性を持つ子供たちの可能性を狭めないように、モノの見方や考え方を勉強を通して学ことで、新しい世界を見ることができるようになって欲しいと願っています。

　世の中はお金がないとどうにもならないことが沢山あります。

　でも、人の本当の気持ちはお金では動かないと私は思います。

　元旦にこんなことを書いていいのかどうかわかりませんが、お金が欲しけれれば学習塾の経営はしていないと思います。

　学習塾団体関係の仕事も大井町から教育を考える会の仕事も、自分の勉強のためと教育を変えて社会貢献をしたいという思いからやらせていただいています。

　どんな仕事でも楽な仕事は有りません。

　特に医療従事者の皆さんは大変な思い出仕事を今もされています。彼らはお金で動いているわけではありません。気持ちが彼らを動かしているのです。

　ＡＩの世の中だからこそ、お金で割り切る生き方はしたくありません。

　決められたこと（ありきたりな授業）、目の前のこと（成績アップ・合格）だけではなく、私もお金に換算できないことをしていきたいです。

　今まで通り授業や面談、保護者会等で精一杯やっていくと同時に、今まで私やいぶき学院を育ててくれて来た皆さんへの恩返しを具体的にスタートさせる年にすることを誓い、またご報告させていただきます。

　いぶき学院はこれからも、子供たちの笑顔一杯の“大井町の学習塾”であり続けます。


　本年も、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。