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「イチロー選手現役引退」 私が学んだこと [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 ついに、イチロー選手が引退する日が来てしまいました。

 チケットが欲しかったのですが手に入らずで、3月21日の試合をTV観戦となりました。試合開始から試合後の記者会見まで6時間以上TVを見ることとなりました。

 そこで起きている信じがたい光景に涙しました。そして、記者会見を含めて色々な事を考えさせてくれる時間となりました。


 私はスポーツ大好き人間で、どんなスポーツでも入り込んでしまうのですが、彼がMLBデビューした時から19年間は特別な時間だったと思います。

 絶対にできないと思える事を成し遂げてしまうスーパースターから、元気をもらい、勇気づけられ、夢を持つことができたと思います。

 そこには多くの学びが存在し、私の生き方にも大きな影響を与えてくれたと感謝しています。


 「イチローにゴールは存在しない。」
 これは、度々塾生に花果ことですが、「イチローにはゴールは存在しない。」ということです。
 年間最多安打や10年連続200本安打など、不可能な数字を可能にしてしまうのは、まず達成するとか、成功するとか、やり遂げるという事が彼に無いからだと思います。そしてゴールを持たないので、貪欲にヒット(記録)を積み重ねて大記録が生まれていると思うのです。ゴールしてしまったら次は有りません。どんなことでも達成したと思わず、常に通過点であり、新たなスタートと考えることが大切だと考えています。


 「人より頑張ることはできない。」
 記者会見で「人より頑張ることはできない。自分の限界を少し超えていくことを積み重ねる事しかできない。」と話されていました。
 自分なりに精一杯頑張ることができれば、それが自信となり、結果がどうあれ次へ一歩踏み出させると思います。


 「今を大切にする。」
 確率を考えれば打率3割打てれば優秀な選手となりますので、3打数1安打が継続できれば、かなり優秀な成績です。
 ところが、彼が1試合に4安打、5安打することは少なくありませんでした。全盛時は時々4安打というレベルではなく、毎試合4安打というレベルでした。
 どうして沢山ヒットが打てるのか?どうして続けてヒットが打てるのか?と考えました。前の打席でヒットを打ったとすると、次の打席でヒットが出ない確率が高まります。連続して打てば打つほどヒットを打つ確率は低くなるはずなのですが、彼の場合はそれが当てはまらないのです。
 そして、私なりにたどり着いた結論は、今の1打席を大切にしているという当たり前の事でした。“連続してヒットを打っている”と考えるとヒットを打つ確率は低くなりますが、“毎回、新しい打席”と考えるとヒットを打つ確率は低くなりません。
 連続してヒットが打てるのは、今の1打席でヒットを打つことに全力をあげるからだと考えます。
 何事も、「今を大切にする。」ことだと思います。「前回はうまくいったから、今回は失敗してもいい。」ではなく 「前回はうまくいった」ことは置いといて、「今回をうまくいかせよう。」の積み重ねが大きな結果を生み出すと思うのです。


イチローさん本当にありがとうございました。



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