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部活動と勉強の両立② ~部活動の目的~ [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

※部活動と勉強の両立① ~私と部活動~ の続き


部活動(ここでは運動部に焦点を当てる)は何のためにあるのだろうか、何のために入部するのだろうか、何のために一生懸命やるのだろうか。

川崎市内で学習塾勤めをしていた時、某中学校の先生から「放課後野放しにしていると、何をするかわからないから」と言っているのを聞いたことがある。長い時間学校の管理下に置くことで、問題が起きるのを防ぐために「全員部活動に入れ」と言うことである。そんな事をしても、生徒が問題行動を起こすことに対しての根本的な解決にはならないと思った。
そんな中で塾生がある問題を起こした。私はその中学校に行き、先生の話を聞いたことがある。「かなり強く叱っておいたので、しばらくは大丈夫でしょう」と担任の先生(?)がジャージ姿で約束の時間にかなり遅れ現れて私にそう言った。“何か違う”と心の中で思った。

以前、某中学校の某部が都大会に出場。ところが1回戦が優勝候補という組み合わせ。絶対に勝てないような相手であるという。そこに所属する塾生に聞いてみた。「じゃあ、頑張るのを止めるか?」、返事は「頑張る!」だった。勝てないと思っていても頑張って練習して、一生懸命に戦うのはなぜだろう。

私の大学の後輩で部活動の顧問をしている者がいる。休日もなく熱心に指導する。朝練も毎日。学校の勉強や生徒の家庭の事情もあまり気に留めているようには見えない。彼は何のために顧問になり、日々指導しているのだろうか?話を聞くと自慢話にしか私には聞こえない。好成績を収めた時に彼自身の実績になるから?と勘ぐってしまう。

中学校が100校、大会に出場したら、その頂点に立てるのは1校だけ。卓球などの個人戦で1000名出場したら、優勝するのは1人だけ。あとの999人は負けるのだ。ほとんどの学校や個人は負けるのである。それなのに一生懸命に練習をして試合に出場する。

どうして、部活動をするのだろう。どうして一生懸命に練習して戦うのだろうと考えると・・・。
負けた時こそ、多くの事を学べる。一生懸命やったからこそ、多くの事を学べる。そして、勝った時は自信を得られる。勝っても負けても学べるからだと思う。試合の後、次の目標に向けて進んで行ければいいと思う。

続く


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