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叱り叱られる関係 [★親学・子育て 「親子のコミュニケーション」]

私は時々思い切って塾生を「叱る(怒る)」。いぶき学院中が静かになることも少なくない。

頭の中では「嫌われたらどうしよう。」とか「嫌われたのではないか。」という考えがよぎる。
誰だって嫌われたくないものだ。

しかし、おかしいものはおかしい。良くないことは良くない。先を考えて今言うべき時は言う。
嫌われても構わないと覚悟を決めて「叱る」。

「叱ることは良くない。」とか、「悪いことをした時は思いっきり叱るべき。」とか、「良い叱り方はとは?」などと色々と「叱る」ことについては意見、考えがあろうかと思う。

ここでは「叱る」ことと、親子関係について考えてみる。

親子関係として、はれ物に触るような関係は辛い。「叱る」など考えられない。
親が良かれと思ってやってあげているのに文句を言われ、決して悪いことをしているわけではないのに結果の責任を問われ、「悪かった。」と謝る。親が何をやっても言っても、全てが子にとって悪いことになる。

時には親の過保護が原因だったり、単なる子のわがままだったりする。
どちらにしても良好な関係ではない。

もともと、親と子は別の人間。相手が思っている通りのことなどできるわけがない。
無理を承知でやっててるわけだから、子を尊重し自分の意志で行動させることが大切だ。子も親の気持ちを理解してあげたいものだ。
互いに尊重しあい理解を深めることができていれば「叱る」ことができる。

関係が良好になってくると気を使わずに済む。
そして「叱る」ことができる。
叱っても、子はそれを受け入れて行動を変える。

「叱る」ことができる人間関係は信頼関係が無いと継続できない。
叱り叱られる関係は悪いものではないと私は思う。




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