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基本で決まる何事も「学力をつける学習法」② [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 たくさん計算しても、たくさん漢字練習をしても、たくさん本を読んでも、たくさん問題を解いても、英会話にたくさん通っても、海外留学をしても、学習塾でたくさん授業を受けても、一生懸命に仕事を覚えようと努力しても、伸びない人が大勢いるはずです。

 また、得意なことと不得意なことがあるのが人間です。得意なことは誰よりも上手で、不得意な事は頑張っても上手く行きません。

 伸びない原因、不得意な原因が“基本”ができていないという事ならば、そこを変えることで伸びるようになるはずです。

 ですから“基本”から学ぶ、又は“基本”から学びなおせば、人は伸びていくと思うのです。


 ところが、それができない人が多いのです。なぜなら、次のような人が多いからです。

① “基本”を教わろうとする人
② 結果を気にする人
③ 「覚えればできる」と思っている人


 “基本”は学ぶもので教わるものではありません。自分で考えることで学ぶことができます。


 「結果が出ないと意味が無い」と思う人は、なぜ“基本”を学ぶのかを理解していません。

 伸びるために、成長するために、“基本”を学ぶのですから、結果を糧とすれば伸びるはずです。悪い結果ならなおさら伸びるヒントが多くあるはずです。改善点が多ければそれだけ良くなります。

 もし、気になる結果が他の人と比べたもの、例えば平均であるならばなおさらです。比べるのは過去の自分自身であるべきだからです。

 又、“基本”に戻るとなると一時的に結果が悪くなるのが当然です。結果を求めるためにやっていたこと、暗記などを止め、結果を求めない気持ちをもつことになるからです。
目の前の結果を捨てて、未来の結果を得るためです。


 「覚えればできる」ということは、覚えなければできない、忘れたらできないことになります。我々が目指すのは「覚えなくてもできる」だからです。


 “基本”を学ぶためには、
 何となくやるのではなく、目的を持ってやることです。

 目的を持たないと、全てにおいてぶれが生じますぶれが生じると、前に進まなかったり、とんでもない場所に辿り着いたりします。それでは、運任せの漂流です。

 目的を持っていれば航海をすることになり、目的地にたどり着くことができるでしょう。

 そして、何となくやるのではなく、考えてやることです。

 考えるのは意味、そして理由です。そこを飛ばして答を出そうとすると伸びなくなります。

 つまり、ここでいう“基本”とは目的を持ち、意味と理由を考えることです。



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