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親ができること②町塾の考え・・・見守ること [★親学・子育て 「親子のコミュニケーション」]

親ができること①の続き

又、逆に機会を与えない親もいます。放任し過ぎのケースです。そして、結果が出ない事を周りのせいにする。周りとは、本人、学習塾、学校、先生、環境、行事等。
親は口を出さずに我慢するのが仕事です。しかし、次の3つのケースは子に対して動くことになります。“危険・法律・迷惑”です。子の身体に危険な事が起きようとしている場合。法律に違反する行為をしようとしている場合、他人や社会に迷惑をかけている場合です。しかし、放任主義の親は、この場合でも放任していることがあります。危険でも構わない。法律に違反していることをやっていても注意をしない。捕まった時にだけ出頭する。謝罪する。そして、子供のせいにする。人に迷惑をかけている事を注意しない。できないのかもしれません。そういう場面でこそ、親がどうしてそれが行けないかをしっかりと説明して一緒に考えていくチャンスなのです。放任主義の親は、見守る事を怠っています。それは親の義務違反です。

黙って(構い過ぎずに)、見守る(放任しない)。ことが大切です。
会社組織でも部下に任せること(機会を与えること)と、それをチェックすること(見守り)が人を育てると思います。

勉強ができるとか、できないとかは、本人だけのせいではありません。
親が、しかるべき機会を与え、ぐっと我慢して見守ることが、本当の意味で子に機会を提供することになります。目標を考えさせる機会、そのために何をすればいいか決定する機会、実行する機会、結果の責任を取る機会(失敗すれば改善できる)。
機会を与えられた子は、勉強だけではなく人間としても成長をしていきます。
お子さんに機会を与えていますか、そして見守っていますか。

ちなみに、前述の試験対策のプリントを自分でやらせず私に解かせたお母さん。高校合格するまでいぶき学院に残りました。お母さんは、その後少し変わった気がしました。うれしかったです。

私は嫌われても構いません。その子の成績アップ、志望校合格のためにではなく、将来の活躍と幸せのために本気で接していきたいと思っています。親子に対して。それが私のできることだと思っています。


親ができること①②町塾の考え。終了
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