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伸びる子・素直な子 [★感謝と成長 「夢をあきらめない」]

失敗する
何度やっても失敗する
頑張っても失敗する
一生懸命にやっても失敗する

そんな子がいます
良く見ていると、同じやり方を繰り返しているのです
失敗したやり方を何度繰り返しても同じことです
失敗から学び成長するためには、失敗した理由を考えて別の方法でやってみることです

そのためには、今自分がこだわりを持っていることを捨てて(捨てることができない人もいますから少し隣に置いといて)、新しいやり方を試してみることです。

年を取るとなかなかそれができずに、昔少し成功した経験を捨てられずに、毎年同じことを繰り返し同じ失敗をしていきます。さらに時代が変化していくと、その変化に対応できずに大きな失敗をすることになります。

でも、子供たちはまだ若くいくらでもやり方を変えることができるはずです。いや、今のうちに同じことをして失敗を繰り返す癖をなくすことを実践し、常に変化していける人間になることが未来につながります。

だから、素直になることです。「素直な子」は伸びます。

我々は30年も同じ仕事をしていますから、たくさんの経験をして、たくさんの事例を知っています。一番の宝は、「どうすれば学力がつかないか、うまくいかないか」をしっていることです。イチローが3000本ヒットを打つのに6000回悔しい思いをしていると言いますが、どんなことでも同じだと思います。どんな職業でもそうだと思いますが、嫌っというくらい失敗をして少しの成功体験をします。「こうすればうまくいく」は状況によって異なります。しかし「こうすれば失敗する」は状況を選びません。

我々がプロとして子供たちを指導できるのは、「どうすれば失敗するか」を知っているからです。そして、見抜く力が勝負です。腕のいい医者が原因を見抜くのと同じです。
その子の学力、成績、目的と目標、志望校、親の接し方、学校の指導、前の塾や家庭教師の指導、家庭環境、今までの育ってきた過程を見抜いて、改善するための最良の策を考えて提案し実行する。
そこが、我々の強みでありプロの仕事です。しかも合格させっぱなし。つまり、合格を目的とせず、志望校合格は通過点と考え未来を創造していくことが我々の使命です。

塾生指導は繊細です。授業以外の会話を含めて、言動や行動から塾生の考え方、思考回路を分析します。もちろん家庭環境や、親の接し方も見えてきます。前回の理解度と問題点、宿題の状況、ノートの書き方、その日の機嫌・・・いくらでも塾生を分析する材料はそろっています。
それによって、強く言うか、優しく言うか、確信をつくか、遠回しに話すか、どんな発問をするか、問題を解かせるか、授業の前に将来のことを話すか、受験のことを話すか、学習法を話すか、いきなり授業に入るかを瞬時に判断して実践していきます。授業の奥は深いです。

でも厄介なのは、「素直ではない子」なのです。
素直ではない子は反抗期とは異なります。反抗期の子は扱いやすく、話を聞いてわかってあげることと、論理立ててそれに質問を投げかけていけば、もう大人ですから自分で判断していくものです。でかから、反抗期の子は意外と「素直な子」なのです。

では「素直ではない子」はどんな子かと言うと、プライドが高い子やわがままな子です。
やりたいことをやって、それが今まで通ってきた(問題を起こさないように周りがフォローした。子供の責任を親が肩代わりした。)可能性があります。又、親(家庭)が、結果第一主義で過程を評価しなかったり、頑張ったことよりもその結果を持って価値を判断してきた可能性があると考えます。あとは、先を見て行動できない状況で、目の前のことで精一杯。とにかく頑張るんだというケース。

そこの原因も含め考えて、必要があれば親(家庭)はもちろん、学校にも出向いていきたいと考えています。

「素直な子」は伸びます。ただ目的と理由をしっかりと伝えて指導していくことが重要です。

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