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良く生きるためにⅩ [★親学・子育て 「親子のコミュニケーション」]

10.居場所としての塾
※良く生きるためにⅨの続き
いぶき学院は学習塾ですから、塾生達は少なくとも勉強をするために通塾しているはずです。

しかし、勉強をしたくない勉強嫌いの塾生もたくさんいると思います。でも彼らは退塾しません。それは、居心地の良さがあるから。いぶき学院が子供達の居場所になっているからだと思っています。

退塾は、親が決めるケースがほとんどです。本人が行きたくないと言い出すことは稀なケースです。本人が辞めたくなくても、辞めさせられるのです。相談という事で連絡をいただければ、我々が変えていくこと、指導理由の理解を得ることで継続となることもありますが、完全に退塾を決めて連絡をいただくと対処できません。真意を伝えられずに退塾となることもあり、残念な時、悔しい時も少なくありませんが、どんな退塾でも、退塾は塾の力のなさが原因であると考えています。

私は、子供たちが「よく生きる」ことができるように塾生にはたらき続けているつもりです。行動や言動には理由や原因があり、そこから未来を予測することができます。そして、その未来をより良く変えていくために、今まで生きてきた過去(理由、原因)を活かすのです。子供たちは日に日に成長していきます。ですから、わずかな変化が未来を大きく変えることになります。その変化を見逃さずに、まずければ修正を加え、良ければ加速させたりしていくことが大切であると思います。

親が子に対し行うことが難しいのは、自分の子を客観的に見ること、自分の価値観で子の気持ちを量らないこと、毎日見ているために子の変化に敏感になれないことが挙げられます。

他人でありながら、子供たちと会話を持てる我々がその手助けをできればと思っています。

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