SSブログ

周りを見てごらん⑥:夢を描く3 [★親学・子育て 「親子のコミュニケーション」]

夢を実現させるためには勉強すること。勉強とは知識を得ることと、知恵をつけることだ。

「数学なんか大人になって必要がない」と言う人がいる。確かに数学の問題は解けなくても生きていけるし困らない。大切なことは、数学の勉強から得られることであり、問題を解く方法やテクニックではない。数学の問題を解くプロセスは、色々な問題を解決するために役立つ。問題で聞かれていることを確認し、そのための情報を収集して、そこからわかる事、解答を導くために必要な事を考えて、解答を出す。だから公式を丸暗記して解いても意味がない。考えて問題を解決すること、理解して公式を利用することに意味がある。

「社会なんか覚えればできる」と言う人がいる。確かに覚えていればできた時代もあったが、今は覚えても意味が分からなければ解答できないし、何と言っても将来役に立たない。地理から各地域の生活を学び、歴史から経験法則を学び、公民から世の中の仕組みを学ぶ。そして、そこからさらに深い学びが生まれ、それが将来役に立つ。

小中学生の勉強は重要である。「ゆとり教育」時代はあまりにも教科書が簡単になり過ぎて、わからなくても覚えれば解ける問題や工夫(知恵)を使わなくても解ける問題が多く、理解することや考えることが自ずと疎かになり、理解を深める学びにならない状況だった。

だから、やりたい事があってもどうやって実現すればいいかわからない。行動に移せない

夢があっても、実現するための「やり方は?」、「公式は?」となってしまう。台形の面積を求める方法は沢山あるのに、「(上底+下底)×高さ÷2」を覚えて解くことになる。夢を実現させる方法は沢山ある。その方法は状況(時期、人、環境等の条件)によって異なるから、自分で考え判断するしかない。そのために知恵が必要だ。

聞く、読む、体験することから得られる経験法則を知識として得て、それを基にどうすれば夢が実現できるかを、知恵を出して考え実行する。それが、夢を実現できる方法だと思う。


周りを見てごらん⑦

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0