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3分の1はいくつ? [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

小学生の授業

私 「3分の1かける2はいくつ?」
小学生 「3分の2!」
私 「それはどうしてかな?」
小学生 「分子に2をかけたから!」
私 「それはどうして?」
小学生 「決まりだから!」、「学校でそう習ったから!」

意味が分からなくても出来ればいい
わかったよりできた、理解より解法、過程より結果(正解)を重視している

皆さんはどうお考えですか

私は子供達に言うことは
「答えは間違ってもいい」→意味の理解が重要・正解を欲しすぎると手段を選ばなくなる
「きまりなんかないよ」→そのきまりの理解が大切、意味と、目的・応用が利かないマニュアル人間化

台形の面積の求め方をご存じですか
(上底+下底)×高さ÷2が一般的ですが、他にもあります。
私は公式を暗記させない授業をします。教科書に載っている公式はほとんど板書しません
子供達に、台形を切り抜いた紙を数枚渡して考えさせる様なことをしています
すると、色々な求め方が子供達から出てくるんです
子供達の発想は無限大なのです
我々が規則や公式、解き方を覚えさせたら、新しい発想は生まれません
能力を伸ばすことは出来ません
子供達の可能性は広まりません
自分で考えて発表して、その考え方が正しい時の子供達のうれしそうな顔はすばらしいですよ

その時、やり方を教わって「できた」より、自分で考えての「わかった」が大切です
応用が利くことはもちろんありますが、何よりも自信がつきます
さらに、何事にも自分で考えて行動出来るようになります

算数、数学は大人になって役に立つ学問です
「因数分解なんか、大人になって必要ない」と言う子達がいます
因数分解は確かに使いませんよね
でも、数学は問題の意味を考え整理し理解して、そこからわかることを考え、万台を解決していくものです
それは、社会に出てからの問題解決の手法と同じなのです
因数分解をやり方(公式)で解いているのなら、全く無意味です
なぜなら、忘れてしまうとできなくなるひと
そして、未来の自分に役に立たないからです
しかし、因数分解もわかった上で解くのなら、応用も利く上に将来役に立つものになります

大切なのは、正解より理解です。
結果判断は禁物です。







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