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50-50を見るために蘇った! [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 大変ご無沙汰してしまいました。1週間空いてしまいました。

 先週、大リーグドジャースの大谷翔平選手が、ホームラン50本、盗塁50の、「50-50」を達成しました。

 この記録は史上初であり、今後誰も達成できない記録になる可能性があります。

 「40-40」でさえ、過去に6人しか達成できておらず、「40-40」達成時に、まさか「50-50」は難しいだろうとも言われていました。

 ところが、対マーリンズ戦で、6打数6安打3本塁打10打点2盗塁で、「50-50」を超える「51-51」を達成しました。

 6打数6安打3本塁打10打点2盗塁も、それを超える選手はおそらく現れないだろうと思います。

 その試合は5:40開始だったため、私はビデオの予約をして、試合終了後にその試合を見ることになりました。

 長い試合ですからビデオを早回ししながら見たのですが、大谷の打席も多く最後まで見るのに時間がかかりました。

 そして7回の表の攻撃で、それが現実のものとなります。

 この日に50号ホームランを打つには2本打たなければなりませんでしたから、まさか今日50号達成するとは思ってもみませんでした。

 しかし、50号ホームランはレフトスタンドに飛び込んだのです。

ビデオでありながら、思わず立ち上がり、号泣しながら、こぶしを突き上げ叫ぶ自分がありました。


 実は、9/13にコロナに感染し9/19に職場復帰をしたものの、体調が悪く、その日も立ち上がることもままならない状況でした。

 ところが、大谷のホームランを見たときは体調が悪いのを忘れてしまい、はしゃぎまわってしまいました。

 コロナ感染を軽く考えていた私は、感染3日目に重い症状になり、苦しいという感覚すら消え失せて「もうこれで・・・」と思う瞬間が幾度かありました。

 ですから、大谷のホームランを見た時、「これを見るために蘇ったんだ」、「神様は、これを見せるために助けてくれたんだ」と心底思いました。

 「生きていて良かった。こんなものが見られるのだから」

 生きていると、良いことがありますね。

 そして、そう思わせてくれた、大谷翔平選手に感謝!



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勉強とは問題演習をすることと勘違いしていませんか? [★勉強・受験 「授業・勉強法・受験作戦」]

 学習において、問題演習は大切であり、問題演習をすることで学力をつけることができます。

 しかし、「勉強=問題演習」ではありません。

 問題演習は勉強の一部であり、問題演習ではない勉強もあるからです。

 「さあ、勉強するぞ」となった時、問題集を開いて、例題の解き方を暗記して(覚えて)問題を解くことが最悪の勉強であると思います。

 少しでも解っているならば未だしも、何も解っていないのに問題演習をしても、ただやり方や答えを覚えるだけの作業になってしまいます。


 私の授業では、問題演習をしていて塾生が行き詰っている場合は、2通りの手段を用います。

とりあえず問題演習を止めさせて、基礎基本の確認をするか、発想(見方)を変えさせるためヒントを出します。

 決してやり方は教えません。

 問題演習をさせる時は、サクサク解ける状況(学力)になってからが望ましいと考えています。


 自学していて解らなければ、基本事項の確認をすることだと思います。

 誰かに聞いたり、解説を見たりしても構いませんが、その際は必ず「どうして」と考えるようにすることです。

 「この時はこうやるんだ」と覚えてはいけません。

 問題演習で学力がつくのは考えるからであり、やり方を覚えるからではありません。 

 従って、基礎基本が身に付いていない状況で全くわからない場合は、問題演習をしても考えることができず、学力をつけることはできないと思います。

 沢山問題を解くことで少しずつ解ってくることも有りますが、非効率で有り本当にわかるようになるかも疑問です。

 学力は考えることでつくものです。


 従って、国語なら文章を読んで何が書いてあるのか、何を筆者が言いたいのか、登場人物はどんな気持ちなのかを考える。

 理科や社会なら、ノートまとめをすることは良いと思います。

 ノートまとめは教科書や学校のノート、参考書などを見て自分の言葉で1つにまとめていくことが肝心で、その際に考える事になります。


 私は数学の公式を覚えさせずに、考えさせて理解させて、公式を当たり前のことに出来るようにしています。

 それにより理解が深まるとともに、公式を覚えていないので忘れることもなく、応用も利くことになります。


 問題演習が勉強であると捉えると、問題演習の目的が本来は学力をつける事であるにもかかわらず、問題を解く(こなす)ことにすり替えられてしまうことが起きます。

 我々は人として成長していきますが、それは見て考えて行動していくからです。

 そして、その中で多くの体験をすることでさらに成長していくことができます。

 学力をつけることも、それと同様で、見て考えて勉強をしていく。

 そして、問題演習と言う体験を得てさらにレベルアップしていくことができると思います。

 問題演習は勉強における多くの体験を与えてくれるものです。

 うまく、問題演習を活用していきたいものです 。


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OKKは異質な集まり [◆学習塾 「活動と学習塾団体」]

 大井町から教育を考える会(OKK)は6塾、28校、3企業団体、5個人の集まりです。

 9/5に秋期定例会を開催、11/3の「教育講演会&私立中高合同相談会」の実行委員会も行いました。

 学習塾団体の活動に携わっている私から見て、OKKは異質な集まりであることは間違いありません。


 学習塾と私立中高の関係は、学習塾側から私立中高に生徒を送り込む関係です。

 私立中高は学習塾に学校の情報を知らせます。

 知らせる方法は、学習塾対象の学校説明会(塾説)、DM、学習塾訪問などです。

 我々、学習塾はそれらから情報を得て進路指導に活用したり、いただいた資料を塾生に配ったりします。

 特に進路指導では、その子に合った私立中高を勧めることになります。

 子供たちは学校のことを良く知りませんから、我々の情報は役に立ち「塾の先生に勧められた」ということで受験校を決定する子は少なくありません。

 逆に「この学校はやめた方がいいよ」と伝えると、子供たちは、その学校を受験することはまずありません。

 従って、私立中高は学習塾に「気に入られよう」とまでは無いと思いますが、少なくともご機嫌を損ねたくはないと思います。

 また、学習塾も私立中高に塾生を合格させたいと思えば、入試情報や推薦の基準などの情報を得たいので、私立中高との関係を大切にしたいものです。

 学習塾団体の多くは、私立中高を賛助会員として登録し関係を築いていこうとしています。

 そして、イベント開催時の懇親会で、学習塾と私立中高が飲食をします。

 学習塾主催の新年会や忘年会へ、多くの私立中高が参加することも有ります。

 しかし、近年は学習塾団体主催行事への私立中高の参加が減少傾向です。

 原因は定かではありませんが、関係性の変化、コロナの影響で懇親会が中断されたこと、働き方改革で学校の先生方の休日出勤が難しくなったことなどが考えられます。


 ところが、OKKでは会員(※1)の私立中高は減少傾向ではなく、少しずつ増加しています。

 そして、大井町近隣の私立中学でOKKの会員になっていない学校があまりないところまで来ました。

 毎年11/3に開催する合同相談会も全校参加となり、その後の慰労会(※2)は、ほとんどの学校が参加し、大変盛り上がる会となります。

 慰労会だけではなく、皆さんと飲食をしますが本当に楽しく感じる会(※3)です。


 それは、損得勘定、私利私欲が全くないからだと思います。

 学習塾の塾長、私立中高の校長先生、教頭先生、校長補佐の先生、広報部長(主任)、会社の社長さんも、役職のない先生方も気兼ねなく会話できます。

 ずっとずっと一緒にいられる仲間です。


 色々と話を聞いていると、学習塾も私立中高も課題が多くあると感じます。

 私は仲間と共に、OKKを発展させ子供たちの未来のために貢献できればと考えています。

 ※1:賛助会員ではなく、共に会を構成していく仲間であるため、学習塾も私立中高も同等の会員としている。
 ※2:懇親会というネーミングにしていないのは、合同相談会で頑張った仲間を慰労する会だからです。
 ※3:Kさんの小屋に集まったり、F先生がお店を探して予約をしてくれたりしています。



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